(アンソロジー)

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謎の館へようこそ 黒



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初公開日(参考)2017年10月
分類

アンソロジー

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謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

2017年10月19日 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)

テーマは「館」、ただひとつ。今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――! 読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。(「BOOK」データベースより)




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謎の館へようこそ 黒の総合評価:6.67/10点レビュー 6件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.6:
(3pt)

メタっぽさ

書き下ろしのアンソロジー。
 「黒」に収録されているのは、はやみねかおる「思い出の館のショウシツ」、恩田陸「麦の海に浮かぶ檻」、高田崇史「QED-ortus-鬼神の社」、綾崎隼「時の館のエトワール」、白井智之「首無館の殺人」、井上真偽「囚人館の惨劇」。
 メタ的なミステリが多い。縛りのない書き下ろしということで、実験的なミステリに大胆に挑戦したのだろうか。その意味ではおもしろい。ただ、ミステリとしてはイマイチ。
 また、各著者のシリーズものの1話として書かれており、本書を読んで興味を覚えたら、ほかのものにも手を出すといいだろう。
謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)より
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No.5:
(4pt)

読み物としてはこちらの方が上か

新本格30周年記念アンソロジーとして白と黒と刊行されたものの黒の巻。
作家陣的には白の方が売れ線という印象。
白が比較的館もの本格推理というフォーマットに忠実な作品が多かったが、本作は館を一応舞台にはしているが、題材としてはより幅広く、館もの本格ミステリーというイメージからは逸脱した作品が多いが、話自体としてはこちらの黒の収録作の方が白の収録作のような独りよがりの世界観のものがなくリーダビリティーが高く読みやすくて面白い作品が揃っているように思える。
まあ白井智之氏の作品は好みがはっきり分かれそうだが。
読む前は白の方が面白そうな雰囲気だが、実際二冊読むとこちらの黒の方に軍配が上がりそうだ。
謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)より
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No.4:
(3pt)

恩田陸と井上真偽しか読むに値しない

面白かったかもしれないしがっかりしたかもしれない
読了後そんな印象が残りました

目当ての作家がいたので読んでみましたが、贔屓目なしにしてそれ以外の作家のお話は残念なものでした

確かに、割り当てられた文量はごく僅かで、その中でひとつの独立した物語を完結させないといけない、そしてその中で面白いものを作るというのは簡単ではないかもしれません
今回は、その条件で面白いものを作っている作家となにも努力が見られない作家に二分されていると思います

ミステリーによる謎解きのくだり以外の描写は作家の一番の腕の見せ所だと思います
何を見せて、それをどうやって繋げていくのか、それが完璧にはまった時こそミステリーは読者に素晴らしいカタルシスを与えるのです
それなのに、私ががっかりしたお話では無駄な情報や無駄な会話の描写に終始していました
中には主人公の選択からしてありえないお話もありました
ミステリーとは論理性に満ちた根拠というピースをラストに行くまでにひとつひとつ繋ぎ合わせていくものです
それが、限られた文量の中で意味の無い描写を綴ってしまっているというのはありえません

やたらと引用したところでキャラクターの知性は光りません
無関係で意欲も無く、考える力も持っていない主人公には誰も没入しません

もちろん全体的に見ればまあよかったなという感じです 作家のバランスが悪いのは、寧ろそのギャップを感じられるのである意味楽しかったですし

ただ、それなら好きな作家の一冊を選べばよかったかなという感じです
謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)より
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No.3:
(3pt)

白より微妙

ちょっと白より微妙かな?
館は館だけれど...

はやみね先生の話は懐かしい所に繋がっていて、感慨深かったと言うのはありますが...
館は館でも...謎かな?と言うのもあったり。

うーん...?微妙?
でも最後まで読めれば、得るものは...
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No.2:
(4pt)

舘さまざま

既出の“白”に続く、『舘』をテーマにした書き下ろしミステリのアンソロジー。こちらの“黒”の方が、舘もの新本格のど真ん中のコースからは、ややそれぎみの印象が強かった。シリーズもののスピンオフが多かったようだが、筆者はいずれのシリーズも未読で、すべて独立した短編として読んだ格好となる。

『思い出の館のショウシツ』はやみねかおる
親しみやすい登場人物のキャラと、軽妙でユーモラスな会話で楽しく一気読みさせてくれる。ミステリとしてもよく練られているのだが、バーチャルリアリティが物語の芯にあつかわれているため、描かれる事件のすべても淡い幻影のように思われ、現実的な切実さに欠けるように感じられたのが、ややソフトすぎてもの足りない印象につながった。

『麦の海に浮かぶ檻』恩田 陸
時代も国籍もさだかでない異境の城。エキゾチックな美少女をとりまく、ゴシックロマン風の雰囲気たっぷりのミステリ。まろやかな口当たりの美酒を思わせる、さすが直木賞作家、安定の完成度である。新本格にかかわる企画なのだから、どこかにもっとハメを外したケレン味を―、と求めるのは、無い物ねだりのぜいたくか…。

『QED~ortus~―鬼神の社―』高田崇史
節分の日の神社を舞台にしたミステリ。殺人事件などは起こらず、いわゆる日常の謎的な事件のため、謎のインパクトはやや小さいが、ロジックがしっかりいており、節分や神社にかんする興味深いうんちくが満載で、充分読みでのある作品となっていた。ただ、神社は『舘』か? 作者はラスト近くで『舘』というセンテンスを象徴的な意味で使っているが、ちょっと取って付けたように強引な気が…。

『時の舘のエトワール』綾崎 隼
時間が狂うという舘に、修学旅行でおとずれた女子高生のまえに現れたのは、未来から来た少年だった―。SF的な謎の設定で楽しませてくれる。しかし、真相は容易に想像がついてしまうので、もう一工夫ほしかったところ。ラスト一行のオチは、もっと辛辣でもいい。

『首無舘の殺人』白井智之
グロと暴力がてんこ盛り。なぜこうまで汚らしいものにこだわって、作品を書いているのか、理解に苦しむ。優劣の評価以前の、好き嫌いの問題。申し訳ございません、「嫌い」です。

『囚人館の惨劇』井上真偽
バスの転落事故から生きのびた者たちが避難したのは、死霊が来訪者を呪い殺す惨劇の舘だった―。ベタな設定ではあるが、ホラーとミステリを融合させ、謎と恐怖と驚きにみちた圧巻の作品に仕上げている。
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