薔薇のなかの蛇



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初公開日(参考)2021年05月
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長編小説

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薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)

2023年05月16日 薔薇のなかの蛇 (講談社文庫)

英国留学中のリセは、十九世紀に建てられた「ブラックローズハウス」でのパーティーに招かれる。一族に伝わる「聖杯」が披露されるという。近隣で起きていた切断遺体遺棄事件の噂が囁かれる中、邸内で第二の切断遺体が見つかり、館の主人には脅迫状が届く。呪われた一族の謎に、禍々しく美しい少女が挑む!(「BOOK」データベースより)




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薔薇のなかの蛇の総合評価:7.18/10点レビュー 17件。Dランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.17:
(3pt)

恩田陸さんの理瀬シリーズの最新長編『薔薇のなかの蛇』にようやく追いついた。

こちらも十分面白いんだけど、振り返ってみると初期作品『麦の海に沈む果実』の学園のキャラクターや出来事の印象が強烈すぎて、本作の呪われた館は、なんだか物足りない。
薔薇のなかの蛇Amazon書評・レビュー:薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.16:
(3pt)

理瀬シリーズの続きは嬉しいけど(ネタバレあり)

久々の理瀬シリーズでわくわくしながら読みましたが、作者の悪い癖(私から見て)が大いに出ちゃっている作品。
恩田陸さんのミステリやサスペンスは、盛り上げるのは舌を巻くほど上手いんですが、畳み方が雑なんですよね。「ほんのひとさじの謎が残って余韻に浸れる」というタイプのものでもなく、最後にやっつけ仕事的に回収される感が強くてがっかりするような雑さ。今作もまさしくそれです。
恩田陸作品に慣れていて、ただ単に理瀬シリーズの続きが読みたい方、または雰囲気を楽しみたい方にはおすすめします。ミステリとして読むのはおすすめしません。他の理瀬シリーズを読んでいない方にもおすすめできません。

(以下、他作品のネタバレ含む)

あとこれは個人的な好みの話ですが、『麦の海に沈む果実』の時点で、ユーロ・マフィア云々を入れ込んできたのがなんだかなぁと思っていました。ジャンルが違うのをぶち込んでいる感じ。
確かに『麦の海に沈む果実』は限りなくファンタジーに近い世界観ではありますが、マフィアは同じファンタジーでも「青の丘」「三月の国」から想起される世界観とはまた別物じゃないですか? 
というかヨーロッパを牛耳るユーロ・マフィアのボスって、単純にダサい。子ども騙しに感じます(当時子どもでしたが、それでも子ども騙しだなと)。『黄昏の百合の骨』やヨハン主役の短編でも執拗にその要素を入れてくるので、やめてくんないかなぁと思っていました。もちろん、あくまで個人の好みではありますが。

で、今作も結局真相の大部分はそれです。さらにはMI6まで出てきて、もうしっちゃかめっちゃか。『麦の海に沈む果実』のころの、ファンタジーと現実のはざまを揺蕩うような世界観はもう読めないのかな。
理瀬は確かに『黄昏の百合の骨』のラストで少女時代を終えますが、大人になったのでスパイ&マフィア映画の世界観に引っ越しまーす!ってのもなんだかなあです。作者の多彩さは大いに承知していますが、同シリーズ内では統一してもらえると嬉しい。

とはいえ雰囲気作りはさすがでした。途中までの面白さで☆3つ。
薔薇のなかの蛇Amazon書評・レビュー:薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.15:
(4pt)

単体では面白味が半減。

シリーズものと知らず、館ものの、ゴシックミステリと思って読んだ。冒頭で、ヨハンと名乗る人物が出て来て、? となったが、猟奇的殺人が発生してからは、連続殺人事件として、面白く読んだ。アーサーと言う人物の視点で、癖のある登場人物が描かれ、その中に出て来るヒロイン「理瀬」は、謎めいた美少女で、異彩を放っている。比較的理性的でまともな人間として。

  話が進み、馬鹿なフリをして、アーサーに盗聴器を仕掛ける美女スパイなど、大いに楽しめる。派手な連続殺人だけど、ミステリと言うより、スパイ小説のようだった。何だかスッキリしない、解決だったし。

  結局「理瀬」や「ヨハン」の事を知らないと、単体では面白味が半減。せっかくのスリリングでミステリアスな話なのに、残念。
薔薇のなかの蛇Amazon書評・レビュー:薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.14:
(3pt)

抑えて言いますが、残念

恩田陸さんの作品は、それぞれ本当に素晴らしいと思う。誰にも吹聴せず、心の中にしまっておきたいと思ってしまうような作品も沢山。
 
 理瀬シリーズと呼称されている、『麦の海に沈む果実』『黄昏の百合の骨』も私にとって正にそうでした。
 猥雑で妖しくてスノッブで艶やかで。
 現実的でもあるしファンタジーでもあるこの2冊に、本当に惹かれました。
 
 でも、本作品は、理瀬もヨハンも、ただ名前を借りただけのよう。お話も、恩田さんならこんなにページは要らないほど。
 良くとれば、この先の展開のための布石なのか、と。
 
 先を読むための案内人のような魅力的な挿絵も、今作品では可哀想に感じました。
薔薇のなかの蛇Amazon書評・レビュー:薔薇のなかの蛇より
4065230500
No.13:
(5pt)

待ってました

理瀬シリーズ!!泣きそうです!!
薔薇のなかの蛇Amazon書評・レビュー:薔薇のなかの蛇より
4065230500



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