この夏の星を見る
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『この夏の星を見る』、特に教育問題に関心のある皆さんにすごくおすすめです。 コロナ禍で様々な活動が制限されている日本各地の中学生や高校生たちがテレビ会議システムでつながっていくのがメインストーリーで、 まあ確かに僕たちとは世代も違いますが、 2020年の頃の閉塞感とか つながって新しい世界が広がっていくときのときめきとか 僕たちが共有した瞬間がまさに活写されています それともう一つ強調しておきたいことは 作者の 辻村深月 さんは教育学部の出身で教育に関する造詣が深く、これまでも『かがみの孤城』などのように教育問題に鋭く切り込んだ作品を書かれてきたということです この本でも、読む人が読めば「教育の本質とはなにか」「教師の役割とは」という視点で辻村さんが深い洞察の片鱗を見せてくれていることにも気がつくでしょう そして、その考えは僕にもかなり近いものです この物語は2025年に映画化されるそうで、まだキャストも明かされていませんが、とても楽しみです。 | ||||
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これぞ辻村深月と、読みながら思った作品。 日常の誰もが、見過ごしてしまいそうな、そんな些細な日常をすくって、包み込んで、読む人の心の中に置く。そこに作者の意図はなく、不意に心に入ってきた作中の文章が、あー、そうなんだよな、そう、そう、って一度は感じたことのある気持ちだけらこそとても切なくなる。 ただただそれは、そこに横たわっていて、その文章を拾い上げるのは、読んでいる人。それはとても優しくて、心地よい。 だからどんな時でも読んでいてすんなりと入ってくる。 | ||||
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出てくる学生達が良い子すぎ。 大人っぽすぎ。 特殊な分野なのに、みんな一斉に興味を持つのが不思議。 なにより、新入生男子はたった一人、という状況に 事前に気づかなかった親や先生にあきれてしまい、 もうそこで入り込めなくなってしまいました・・・ | ||||
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2020年突然のパンデミックを発端に生活様式が180度 様変わりする。 自分の現実に一喜一憂する渋谷、茨城、長崎五島の中学生、高校生たち。ひょんなきっかけでリモートでの繋がり。そして各々が気付く 「見上げる空や悩みは同じ」。夜空の広大な宇宙の事を考えるうちに自身の悩みからこれからのワクワクに変わっていく日本3拠点での同時進行型天体ヒューマンスト―リー。 誰もが少年時代に一度は抱いた宇宙の不思議そして憧れ。その想いが手つくり望遠鏡を通じて蘇る。 コロナも5類となり、人流、景気 様々な場面でコロナ前以上の水準になってきた今、改めてコロナを振り返る意味でも誰が読んでも共感し楽しめる物語です。 | ||||
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2020年のコロナ禍による限られた環境の中で、天体観測により繋がった様々な地域の生徒たちを描いた青春群像劇。 ベタな内容な上、ほぼ盛り上がりのない展開で480ページがとても長く感じられた。 映像化しても話題にならなそう。 | ||||
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