凍りのくじら



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初公開日(参考)2005年11月
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長編小説

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凍りのくじら (講談社文庫)

2008年11月14日 凍りのくじら (講談社文庫)

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.13pt

凍りのくじらの総合評価:7.39/10点レビュー 174件。Bランク


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全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

凍りのくじらの感想

この作者の作品は3冊めだが、やはり若い方向けかな。
当方のような年配者には少し退屈であった。
現代若者の感覚や心理の描写は上手ですね。
幻想的と言えば幻想的かもしれません。
女子高生が手にすると最高の一冊になりそう。

マッチマッチ
L6YVSIUN
No.7:
(7pt)

ドラえもん愛に満ちた一冊

主人公はドラえもん好きの女子高校生。その子を巡り、友だち、彼氏、親子などのいろいろな関係を見せながら、話は進んでいきますが、途中までどういう展開をしていく話なのか見えず。中盤からは別れた彼氏の暴走、母親との別れ、話すことができない少年との交流、友だちとの友情など、一気に読ませる展開に。最後まで著者のドラえもん愛に満ちた話でした。

タッキー
KURC2DIQ
No.6:
(5pt)

凍りのくじらの感想


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mick
M6JVTZ3L
No.5:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

凍りのくじらの感想

辻村先生のセンスが好きな方には良い作品なのだと思います。
残念ながら私には少し合わない作品でした。
おそらく、思春期の複雑な女の子の心理を、辻村先生独特のタッチで描かれているのだと思います。
そのヒロイン理帆子に共感できるか。
私は共感はできませんでした。
ただ、辻村先生は(そんなに辻村先生の作品を読んだわけではないですが)プライドが高めで、少し斜めに構えた人の描写が上手な作家さんという印象を抱きました。
好きな人はかなり好きな話なのだとおもいます。

また、辻村先生がドラえもん好きということで、ドラえもんの道具に準えているところは、面白いと思いました。
また、SFを「少し不思議」と訳し、少し不在とか少しフォルテと訳す箇所は、辻村先生のセンスを感じました。

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あんみつ
QVSFG7MB
No.4:
(9pt)

凍りのくじらの感想

ドラえもんに惹かれて読んだのですが、予想と全く違う・・・
辻村さんが書きたかんだろうな、と感じた作品です。
辻村ファンなら読まなきゃ。

Hidezo
GX0TU62Y
No.3:
(6pt)

凍りのくじらの感想

視点人物となる理帆子の一人称で語られる彼女の成長の物語のようです。
一人称小説の特徴として、感情移入させやすいというメリットがある一方で、読み手が語り手に共感できなかった場合に拒絶反応を起こされる危険性があるというデメリットがあります。
従って、感情移入しやすい人物に語らせる事に効果があると考えますが、この作品の語り手・理帆子は感情移入しやすい人物といえるでしょうか。

理帆子は自分を「少し不在」と評しています。
どこにいてもそこを自分の居場所だと思えない感覚。 自分にもどこか思い当たるフシがあります。
また、他人を下に見てしまうところ。 これもどこか思い当たるフシがあったりします。
確かに、自分と似ているところがあると感じてしまうそんな人物。
しかし、彼女は一人称として、その内面を次々と吐露していきます。
活字で読むと、かなり醜い、結構エグい。
実際は、似ている部分は確かにあるけれども、(自分はここまで醜くないので)共感はできない。
そう思う人が多いのではないでしょうか。

理帆子という人物は、さすがに、多くの読者に共感を得られる存在として造形されたキャラでは無いでしょう。
共感できない人の方が恐らく多いと思われる人物を視点とし、その人物の成長物語を描いた作者は、ある意味チャレンジャーだと思います。
「泣けた」というレビュアーの方も多々いられるようなので、その試みは成功したと言えるのではないでしょうか。
さすがの筆力ですね。 私にはにわかに信じられないのですが・・・


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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:
(7pt)

凍りのくじらの感想

解説で瀬名さんは理帆子はすぐさま共感できるタイプではないとおっしゃられてましたが、理帆子はなんとなく僕に似ていて、共感できましたね

面白かったです!

アンコウ
BKBVHN0W
No.1:
(7pt)

SFミステリってSukoshi・Fushigi・・

読者がその世界に入り込めるのはいままでどおりのいい所でさらにその上をいっていると感じました。「共感」は辻村深月さんの作品には必需品として備わっていると思います。ただ今作違うところは「感情移入」が含まれていることが言えます。感情移入というのは「立場」や「思想」の違いがあってもその人の気持ちに付度して歓んだり、悲しんだり・・能動的な力のことを言います。それが、この小説には備わっていると思いました。また藤子・F・不二雄先生の「ドラえもん」を題材にして描かれているこの物語は子供が気軽に読めるし大人にも読んでほしいそう言った本です。あ、でも子供には難しいかも。でも、この小説はだれもがSukoshi・Favoriteになること間違いなし。そして読後感はなんとなく心が満たされる・・そんな感じの本です。ミステリ小説っていろいろな内容がありますよね。Sukoshi・Fushigi・・ハマりました。読了後、またこのレビューを読んでくれるとタイトルの意味がわかると思います。

nissi
RFWQ06JW
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