(短編集)
その日のまえに
- 連作短編集 (229)
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全2件 1~2 1/1ページ
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この連作短編集も安心して泣けました。 | ||||
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わざとらしくお涙頂戴の内容とせず、たんたんと描写していて、リアリティーが伝わってきた | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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身内の病状や自分自身の体調不良と重なって、残された寿命を考える時間が持てました。同じような境遇の方がたくさんいらっしゃるのですね。最後まで寿命を精一杯頑張ります。 | ||||
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もうすぐ3歳になる息子、そして2か月後に第二子の出産を控えた妻がいる。 息子がまだ寝返りも打てなかった頃、隣の部屋で寝息を立てている様子を見ながら、この幸せな日常が突然壊れることもあるのだろうなと、妙に冷静に考えたことがあった。 だから今のうちに覚悟をしておかなければならない。 そうしないと、万が一のことが起こった時に、私の心は持たないだろうからと。 背負うことと背負わせることには大きな責任が伴うからと。 今の私は、愛する家族や友人の「その日」に当事者として向き合ったことはないし、実際に感じることと、今前もって覚悟していることとは、その実全く違うものだということもわかっている。 でも、そのぼんやりとした感情の輪郭が、この本を読むことによって、ほんの少し、ほんの数ミリだけハッキリしたような気がしたし、私の日常を今以上に大切に想わなければとも思った。 毎日妻と子供を車で送迎するのも。 夜中急に泣き出す息子をあやすのも。 在宅勤務の合間に終わらせる名前のない家事も。 嫌になるなぁ、面倒だなぁと思うことが全くないとは言わない。 けれど私はそんな日常を、全部ひっくるめて大切にしていきたい。 | ||||
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6話の短編に突然の死、予測された死、さまざまな別れが書かれていますが どちらも残された者の心中に苦しい葛藤を生み出すのは同じです。 予測された死の方には「その日」に至るまでの不安があり、突然の死では暴力的な衝撃が襲いかかります。 未だ心中が混乱している方にはお勧めしませんが 既に「その日」は「かけら」となり、かけらを抱いて人生を歩んでいる方には この静かな優しい小説たちが、いつも微かに痛んでいる心を温かく包み込んでくれるように思いました。 | ||||
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小説だからきっとあの人は助かる。そんな気持ちが裏切られ、誰かの人生を見せてもらっているような、そんな内容でした。 | ||||
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もし大切な人が「その日」を迎えることになったら、またもし自分が「その日」を目前にしたらどのように受け入れ向かっていくのか考えさせられました。 物語は「その日」を迎える本人ではなく、ほとんどがその周辺の人目線で描かれています。 自分は子を持つ母なのでシングルマザーの話と妻和美の話を自分ごとのように読めました。 特に、シングルマザーの息子が母から病気のことを聞くまでの色々な葛藤が読んでて苦しかったです。 | ||||
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