最後の医者は桜を見上げて君を想う
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おもしろい | ||||
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今まさに闘病中で、治療がスムーズに行かず落ち込んだり悩んだり前向きになったりを繰り返しながら過ごしています。私の主治医や看護師さん達、周りの人達も何か想うことがあるのだろうか、とか先に旅立った人々をふと思い出したり、色んな立場の気持ちになりながら読みました。少し強く少し優しくなれる気がします。 | ||||
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病状の描写がリアルで胸が潰れそうになりますが、同時に哲学的というか啓蒙的な視点で書かれたちょっと変わった医療小説です。 私も父を癌で亡くしました。当初、父は手術したくないと 言っていたのですが、医者も家族も何を言ってるんだという勢いで説得し、手術を受けさせました。でも結局転移してしまい、二年後に父は亡くなりました。博学で自分のものさしを持った人だったので手術の拒否はそれなりの理由があったのだと思います。あの時やみくもに説得して、彼の残りの時間を少しは長引かせたにせよ、不自由なものにしてしまったことは今でも後悔しています。 情報が溢れていてどんなことでもどの方法がベストか、すぐに検索できる時代だからこそ、正解のない問題にぶつかると私たちは途方にくれてしまいます。でも自分の命をどう扱うかはなによりも大切な問題なのだから、いざという時に自分自身で決められるように、日頃からよくよく考えておくための気づきを与えてもらいました。 | ||||
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医療小説を初めて読みましたが、患者の病気や、患者自身の葛藤、患者の家族の心持ちが細部まできめ細やかに描写されていて、読んですぐに引き込まれました。病気に対して医師は医療はどうあるべきか、患者はどう向かい合うべきか、複数の答えがここにあるように感じました。お勧めです! | ||||
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本を読むのが好きですが、たまにグッとくる強烈な作品に出会うことがあります。それがこの本でした。1作目の「桜」、2作目の「雨/上下巻」、3作目の「海」と、”最後の医者シリーズ”の、はじまりの話。 冒頭から唖然とする展開ですが、気付けば惹き込まれて夢中で一晩で読み切りました。 それぞれ対照的な医師が出てくるのですが、治療や医療場面での会話や病院のことなど非常にリアル。緻密な取材を重ねて、しっかり作りこまれた作品だと感じました。 小説というより、壮大なドキュメンタリー。自分もその場で病気になったり苦しんだり、あるいは医療者サイドの目線で深く考え込んだり。生きること、死ぬことの意味を改めて突き付けられます。 なかなか「死」については、普段は縁起でもないわと口にすることも憚られがちですが、この本では核心に近づくほどに自分自身が苦しくなり迷い悩みました。良いきっかけ、知見を授けてもらえた本です。 様々な患者さんの視点になったり、それぞれの医師の視点だったり。 医療系の話ではありますが、実際は哲学書だと思います。 | ||||
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