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最後の医者は桜を見上げて君を想う
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最後の医者は桜を見上げて君を想うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全617件 1~20 1/31ページ
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おもしろい | ||||
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今まさに闘病中で、治療がスムーズに行かず落ち込んだり悩んだり前向きになったりを繰り返しながら過ごしています。私の主治医や看護師さん達、周りの人達も何か想うことがあるのだろうか、とか先に旅立った人々をふと思い出したり、色んな立場の気持ちになりながら読みました。少し強く少し優しくなれる気がします。 | ||||
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病状の描写がリアルで胸が潰れそうになりますが、同時に哲学的というか啓蒙的な視点で書かれたちょっと変わった医療小説です。 私も父を癌で亡くしました。当初、父は手術したくないと 言っていたのですが、医者も家族も何を言ってるんだという勢いで説得し、手術を受けさせました。でも結局転移してしまい、二年後に父は亡くなりました。博学で自分のものさしを持った人だったので手術の拒否はそれなりの理由があったのだと思います。あの時やみくもに説得して、彼の残りの時間を少しは長引かせたにせよ、不自由なものにしてしまったことは今でも後悔しています。 情報が溢れていてどんなことでもどの方法がベストか、すぐに検索できる時代だからこそ、正解のない問題にぶつかると私たちは途方にくれてしまいます。でも自分の命をどう扱うかはなによりも大切な問題なのだから、いざという時に自分自身で決められるように、日頃からよくよく考えておくための気づきを与えてもらいました。 | ||||
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医療小説を初めて読みましたが、患者の病気や、患者自身の葛藤、患者の家族の心持ちが細部まできめ細やかに描写されていて、読んですぐに引き込まれました。病気に対して医師は医療はどうあるべきか、患者はどう向かい合うべきか、複数の答えがここにあるように感じました。お勧めです! | ||||
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本を読むのが好きですが、たまにグッとくる強烈な作品に出会うことがあります。それがこの本でした。1作目の「桜」、2作目の「雨/上下巻」、3作目の「海」と、”最後の医者シリーズ”の、はじまりの話。 冒頭から唖然とする展開ですが、気付けば惹き込まれて夢中で一晩で読み切りました。 それぞれ対照的な医師が出てくるのですが、治療や医療場面での会話や病院のことなど非常にリアル。緻密な取材を重ねて、しっかり作りこまれた作品だと感じました。 小説というより、壮大なドキュメンタリー。自分もその場で病気になったり苦しんだり、あるいは医療者サイドの目線で深く考え込んだり。生きること、死ぬことの意味を改めて突き付けられます。 なかなか「死」については、普段は縁起でもないわと口にすることも憚られがちですが、この本では核心に近づくほどに自分自身が苦しくなり迷い悩みました。良いきっかけ、知見を授けてもらえた本です。 様々な患者さんの視点になったり、それぞれの医師の視点だったり。 医療系の話ではありますが、実際は哲学書だと思います。 | ||||
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2人の同期。死を受け入れることをすすめる医師と最後まで戦うことをすすめる医師。迷う人もいたけどそれはなかなってしまう。なにが正解か?喪失の予感は怖いものである。とてつもなく。 | ||||
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終わりがあるから始まりがある。 そんな事を考えさせられました。 | ||||
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人生の半分くらいまで 生きて来たから、そろそろ、大切な人や自分が病気になって死にゆくことを、現実としてとらえる時期なんだと思うから そして、医療に携わる者として、死生観は常に持っていないといけなくて 感じるモノの多い物語でした | ||||
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拙い文章。アニメキャラかと思うくらい癖の強い考えの登場人物。薄っぺらい。個人的な主観ですが死や生について日ごろから考える人間にはだからどうしたというレベルの物語。人から押し付けられたので無理に読んだが最後まで酷い。 | ||||
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人を救う。 人が死ぬ。生きる。 人を看取る。 それぞれの考え方がある。 でも、相手の気持ちに寄り添える。相手を沢山理解する。 それが1番大切であると再認識させられました。 フィクションではありますが、 私の心の中では皆ノンフィクションとして生きていました。 | ||||
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自分の生き方や最期をどう迎えるか?考える機会になる小説ですが、死に対しての内容なので、精神的に元気な時に読まないと、気分が少し落ち込みます。読んでいて情景が浮かぶ良い内容ですが、読むタイミングを自分で選んでください。 | ||||
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それぞれの信念を持った3人の医師が、それぞれの立場から患者や医療を見たお話だよ。 …というのは非常に好意的に捉えた場合の感想です。 実際の感想は、無理、ありえない。 医師が患者を説き伏せて治療続行とか、看護師が折り鶴とか、こっそり手術とか、笑っちゃいました。いまどきラノベだってこんなめちゃくちゃしません(笑) ギャグとして読むには良いんじゃないですかね。 桐子だって、いざ自分に身近な人の番になったら怖じ気付いたとしか思えない。今まで散々死を受け入れろとか言ってたくせに。 ALSの子の話はこの中ではまだましですかね。患者目線だし、死と生で揺れるのも自分のことなので。でもこれを治療してた医師は現実なら懲戒ですね。病院の仕事をほったらかして勝手に出歩いて往診してたんだから。だれが死亡診断書書いたんだろ? | ||||
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生きていくとは、死ぬとは。 医者であること。 必ず訪れる死について、考える機会となる本でした。 | ||||
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患者に寄り添う医療か、死病に対して事実を 伝えて残りの人生を悔いなく生きるか、 など考えさせる内容だった。いい作品に 出逢えました。 | ||||
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人は死ぬ。否応なく死ぬ。しかし誰も死のリアルを知らない。死とはどんなに苦しいか、死に際して最後まで戦わなければならないのか、安楽死を選んでいいのか、翻って満足した死を迎えるにはどう生きたらいいのか、と考えさせられた。 | ||||
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中高の同級生60代の友を、病気で亡くした。この本で、懸命に医療をする医師と安楽に死を迎えさせたい医師を、頼もしく描かれていて良かった。私も精一杯生きて死を迎えたいと思った。 | ||||
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医者として最後まで患者の治療を続け、奇跡を信じてやまない福原。助からない命を辛い治療に最後まで費やすことをせず人間として最後の時間を大切に使うことを薦める桐子。優柔不断だけど、真剣に患者に寄り添い、同苦する音山。3人もとっても医者だし、どれも正解だと思います。 | ||||
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余命を告げられた患者と、それぞれの考え方を持つ二人の医者の物語です。 死を受け入れるか、生に賭けるか、それぞれの選択と結末に感動します。 医療ドラマとしても面白く、医師の本音や苦悩も垣間見えます。 人生の意味や価値を考えさせられる作品です。 | ||||
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たびたび見かけて気になってはいたものの 表紙タイトル、また馴染みのない出版社から よくある恋愛系の闘病ものだと思って、後回しにしていました。 読んでみると意外にも医療の深いテーマに踏み込んでいて、驚きを感じたのです。 構図としては天才外科医と人情派?内科医の対立という 「白い巨塔」を思い起こさせるようなものとなっていて。 ”死神”とも評される登場人物の桐子医師は 「ブラックジャック」のDrキリコのオマージュでもあるのでしょう。 個性の強い2人の医師をメインに同期で自らの医師としてのあり方に悩む音山も絡み 「患者ファーストとはなにか」を問う、考えさせられる1冊。 | ||||
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全く考え方ややり方が違う二人ですが目指すものや望むことを見つめ、模索して成長していく、そんな姿に力強さと共感を覚えました。 読み終わった後に清々しい気持ちになれる様なそんな一冊です。 | ||||
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