廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門
- 廃墟 (61)
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帯に踊る言葉からミステリかと思っていたところ,日常の謎系がいくつかある程度で, 生物学も,人間と動物の関係などには興味を惹かれますが,豆知識的な話は少なめです. 結果,物語を牽引する要素が覇気の無い主人公の過去に偏り,魅力に乏しくなっています. もちろん,その過去は最後に明らかにされ,彼ならではの苦しみと理解はするものの, 引っ張った割にはあっさり吹っ切り,少年とのやり取りに救われたのはわかるのですが, それだけでなく,彼の側からの変化を少しでもいいので見せてほしかったように思います. また,変人タイプの主人公と威勢の良い女性という組み合わせも,彼は引っ込みがちで, 彼女も頻繁にケツを叩くわけではないため,会話やコンビとしての楽しさは見られません. タイトルも,出来事や行動の多くは外で展開しており,舞台としての廃校の印象は弱く, 博物館を意味する標本などが物語を動かすこともないため,こちらについても違和感が…. このほか,あらすじで紹介されている,『『思い込み』が招く驚愕のラスト』についても, 不自然さが早くから覗いていてわかりやすく,それを差し引いても『驚愕』は言い過ぎです. | ||||
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