郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る
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表紙はラノベのようだが、中身は案外本格的。郵便局や手紙や殺し方などについての描写が詳しい(もっとも、郵便局の大浴場とか郵便体操とか明らかな創作もあるので、どこまで本当かはわからないが)。多少戯画的なキャラクターは出てくるが、挿し絵が1枚もないし、ラノベっぽさは少ない(挿し絵がないのは予算の都合かもしれないが)。 物語の構成がけっこう変わっている。題名と表紙からして瞳子が探偵となって事件を調査するという内容かと思いきや、瞳子は前半はただ郵便の仕事をしているだけだ。代わりに表紙にすら登場していない森谷という探偵が調査を進める。主人公である筈の瞳子を第三者の視点で描く場面もある。 小説・ラノベにおける定番の展開をあえて外しており、先が読めない。意欲的な書き方だと思う。 では面白かったかというと、あまり面白くなかった。その理由を考えてみると、 ●登場人物に魅力がない 瞳子はごく普通の女の子だし(フィクションの世界での普通だが)、森谷は気味が悪いくらいの変人だし、もう1人の出番が多い水野は語尾が「~ッス」で好感が持てない。刑事たちは紋切り型だし、郵便局の面々も印象に残らない。好感の持てるキャラが1人もいないので、事件が進まないうちは読み進めるのがしんどい。 ●謎に魅力がない 猟奇殺人犯に誘拐された人物を救い出すというのが本筋だが、人物の当日の行動や時刻やらを検証する作業が機械的で面白味に欠ける。 ●犯人の動機が弱い 犯人が判明しても、犯人がそんなことをする理由が弱く感じるので納得しづらい。伏線が弱いせいだろう。猟奇性は必要ないし。それに稀覯品は偶然の産物だから価値があるのであって、意図的にいくらでも量産できるなら価値はないだろう。 実際はこれらだけではなく、その周辺に人間ドラマがつけ足されているのだが、ただつけ足しただけに見え、印象に残らなかった。 全体的に血が通っていないというか、辻褄を合わせることに腐心して読者が感情的に納得できる仕上がりになっていないように思えた。 | ||||
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今回も猟奇的殺人者を相手に、主人公が推理と度胸と気の置けない仲間たちとで難事件を解決する。 | ||||
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謎解きもスッキリ小気味よく移動中に軽く読みたいときにいいです。 | ||||
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前作のような大仕掛けは無いが、郵便局周りへの綿密な取材をしてる事がよくわかる良作だと思います。 | ||||
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郵便配達人シリーズの二冊目です。 基本的には一巻とテイストは同じなので、 前回楽しめた方なら今回も楽しめるかと思います。 郵便の豆知識を身に付きますし。 それにしても、事件は相変わらずエグイ。 このカバー絵からは想像できません。 | ||||
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