(短編集)
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテII
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文庫本またはAudibleで全15巻読むか/聴くか完了。 2周目読むか/聴くか開始したところ。 自信過剰、傲慢、礼儀知らずととにかく嫌な性格のデパートみたいな女医天久鷹央が主人公。 これは15年前にあった海外医療ドラマの主人公にそっくり。 それで、そんな女医さんが、治せない患者に対しての無力感、絶望感の感情をコーピングできずに子供のように振る舞う。部下の医師小鳥遊優や医療スタッフに支えられて患者に向き合えたエピソードが一番よかった。 ミステリーとしては別なエピソードの方がよかったので、そっちに感想を書く。 それから新潮、実業之日本、Audibleと3通りある。新潮がオリジナルのようで表現が詳細。実業之日本版は書き下ろしの新エピソードがついているが、なぜか小鳥遊優の天久鷹央に対するモノローグの部分を中心にカットされている。で、Audibleは確かめた範囲では、新潮版+書き下ろしの新エピソードになっている。ので、私はAudibleを推します。 | ||||
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深めの医学考証の効いた本格的な医療ミステリー作品に久しぶりに出会えないかなと感じていた矢先に本作をAudibleで見つけた。 著作順がタイトルから分かりづらく最初に『神秘のセラピスト』と『吸血鬼の原罪』を読んでしまって人間関係の経緯がよくわかないので、最初と思しき『天久鷹央の推理カルテ』から読み返す。タイトルは著作順がわかりやすいようにはしてほしい。 『ファントム病棟』が4冊目になる。これが読んだ中では最もわかりやすくて予想を覆す展開と知らなかった医学的なネタが使われていた。また、感動的だったしヒロインの人間的な成長もちょっぴり描かれていてよかった。医学ネタの真偽は医者でも薬剤師でもないのでよくわからなかったが。 Karte1甘い毒:100万人に一人ぐらいの疾患とありふれたあれを接種でそんなことが! Karte2吸血鬼症候群:巧みな医学的知識から組み立てた虚構で依頼人の願いを叶える。依頼人の願いを悟る洞察力があったのは、人付き合いの苦手、人の気持ちがわからない天久鷹央に出来たのはちと不思議だった。 Karte3天使の舞い降りる夜:感動のエンド。天久鷹央の葛藤がよかった。クライアントと親しくなりすぎるなとは他の専門職でも言われるが、そこを踏み越えてしまったら別れが辛くなるし、人智を超えた状況への無力感に苛まれる姿に共感してしまった。 ソフトボールと真鶴:最後はお笑いで締めくくり。真鶴と鷹央は本当に姉妹かと言うぐらい違う。親は二人とも共通なんだろうかと感じる。 ハリウッドでドラマ化に耐える作品。 全作品制覇したい。 | ||||
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『ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版』は、医療現場を舞台にした推理小説の集大成です。この完全版では、主人公・天久鷹央の鋭い洞察力と医学知識が融合し、複雑な医療ミステリーを解き明かします。物語は、病院内で起こる不可解な事件や医療事故を巡り、緻密なプロットと心理描写が織り交ぜられて展開します。 著者は医療の専門知識と推理小説の要素を見事に融合させ、読者を次々と驚かせる展開に巧みに導きます。天久鷹央のキャラクターは非常に魅力的で、彼の聡明さと情熱が物語全体を支えています。ただし、一部の医療用語が専門的過ぎるため、一般読者にはやや難解に感じる部分もありますが、それが物語のリアリティを増す要素にもなっています。 全体として、『ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版』は、医療ミステリーというジャンルに新たな息吹を吹き込む作品であり、その魅力とスリルは読者を確実に引きつけます。星4つの評価を与えるに値する、読みごたえのある一冊です。 | ||||
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ガリレオのように実写化を熱望しています。誰が天久医師や小鳥遊医師にキャストされるのかなと空想しながら読んでいますが、周囲の関係性も深まり、より推理が冴えてきたように思います。今後の展開が楽しみです。 | ||||
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鷹央先生の不器用な優しさが心に染みる。彼の下に天使が舞い降りた事を切に願います。 あと、描きおろしで2度泣かせるのがズルい。 | ||||
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