(短編集)
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテII
- 医療ミステリ (78)
- 医療ミステリー (70)
- 吸血鬼 (64)
- 天久鷹央の事件カルテ (14)
- 天久鷹央の推理カルテシリーズ (8)
※タグの編集はログイン後行えます
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt | ||||||||
ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテIIの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この本は、シリーズを読んできた人にはもちろん、初めて読む人にもおすすめできる、医療×本格ミステリーの感動作です。 物語の舞台は、小児科病棟。 ある夜、同じ病室の子どもたちが次々と原因不明の急変を起こします。 嘔吐、喘息、不整脈……まるで何かに呪われたような展開。 で、不思議なことに「天使を見た」と話す少年まで登場し、病棟は不気味な空気に包まれていきます。 そんな中で、シリーズおなじみの天久鷹央(あめく・たかお)は、あえて動かない。 なぜ彼女は事件に踏み込まないのか? そこに隠された「病」の真実とは? 現役医師でもある知念実希人さんだからこそ描ける、リアルで奥深い医療の知識と、子どもたちを取り巻く複雑な状況。 でもって、すべてがつながった時、タイトルの“ファントム(幻)”の意味が胸に迫ってきます。 特筆すべきは、単なる推理では終わらない“心の処方箋”のような読後感。 ミステリーのカタルシスと、人間ドラマの温かさが見事に融合していて、シリーズ屈指の感動作という言葉がふさわしい一冊です。 さらに、書き下ろし掌編「ソフトボールと真鶴」では、鷹央の意外な一面や、彼女の中にある“優しさ”が静かに描かれてる。 さらにさらに、普段おっとり、癒し系女子のイメージがある真鶴の「ええっ!?」てな一面がここに……。 そんなこんなの物語の余韻を、そっと包んでくれるような後日談にほっこりします。 この本を読むと、私たちが日常で感じている「分からなさ」や「もやもや」を、“知ることで希望に変えていく”姿勢にハッとさせられます。 病や痛みは目に見えないもの。 でも、そこに向き合おうとする鷹央の姿に、「正しさだけじゃなく、寄り添うことの大切さ」が見えてくるんです。 前向きになりたいとき、誰かの心に触れたいとき、謎解きを楽しみながら涙もしたいとき。 この『ファントムの病棟』は、きっとあなたの心を静かに支えてくれる一冊になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 天久鷹央シリーズ2巻。3編+番外収録。 今回は毒・吸血鬼・天使というテーマで、様々な病気と謎を解決していく。 優しさや気遣いも、時には他者を苦しめることへ繋がることもある。 (吸血鬼の話では献血と血液製剤についても触れられています) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| アニメ化が話題の本作。 第1巻から読み直しています。 小児科病棟で立て続けに起こる症状の急変。 原因不明の症状に苦しむ少年たちと、病棟で「天使を見た」という小学生。 魅力的な『謎』があるにもかかわらず、事件解決に動かない天久鷹央。 なぜ? そして事件に秘められた『病』とは? そして『天使』の正体とは? シリーズ屈指の感動作といわれる今作は、医療ミステリーでありながら、心に深く響く物語となっています。 『感動必至の医療ミステリー! 涙なしでは読めない』 医療ミステリーとしての謎解きの面白さはもちろんのこと、第1巻で人並外れた天才ぶりを発揮した医師・天久鷹央の弱さと成長が描かれていた点に心を揺さぶられました。 特に『医師として、死と向き合う』ことの難しさを、彼女自身が痛感する場面は、読んでいて胸が締め付けられるほどでした。 それが8歳の少年であり、彼が鷹央を慕っていたとなれば、涙なしには読めません。 会社の食堂でランチしながら読んでいたのですが、思わず泣きそうになり危なかったです。 「なんで健太は・・・・・・八歳で死なないといけなかったんだろうな。あんなに良い子だったのに・・・・・・」 鷹央の心の奥底から絞り出されるようなこの言葉。 そして、それに対する小鳥遊の返答が秀逸でした。 「それはきっと、誰にも分からないことなんですよ。いくら鷹央先生でも答えの出せないこと」 鷹央は天才医師だけれども、それでも救えない命がある。 医師という仕事の重さ、そして『無力さを知ることが医者の本質』だという小鳥遊の言葉には、深い真理が込められていると感じました。 執筆当時はまだ現役医師だった知念さんだからこそのセリフなんだろうな、と思います。 医者であろうと、誰であろうと、『皆、無力である』。 それを受け入れ、それでもなお前を向くことが大切だと。 また、どんなに冷静で論理的な人でも、感情を揺さぶられる瞬間がある。 その時に、支えてくれる存在がどれほど大切かということも、本書を通じて実感しました。 ・アニメを観て『面白い!』と思った人 ・肩肘張らずに読める医療ミステリーを探している人 ・感動できるミステリー小説を読みたい人 ・医療の現場に関心がある人 本作は、ミステリーとしての面白さだけでなく、人間ドラマとしても非常に優れています。 涙腺が緩む覚悟をして、ぜひ手に取ってみてください! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 今回の作品は 泣けました 時間を忘れて一気読みして 友人の死を思い出して胸が苦しくなりました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| この作家の本は3冊目である。どれも面白くて今後もシリーズものを読もうと思っている。 内容はもちろんおもしろいのだが、登場人物が個性的で魅力にあふれていることも内容とともにこのシリーズの魅力である。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 51件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|
|







