ライオンの歌が聞こえる: 平塚おんな探偵の事件簿2
- 平塚おんな探偵の事件簿 (3)
- 首吊り (90)
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「ひき逃げはコーヒーの香り」が個人的ベストです。 | ||||
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本書は、『小説NON』の2014年2月号から、2015年2月号にかけて掲載された下記の4作品によって構成されています。単行本としては、『ライオンの棲む街 ~平塚おんな探偵の事件簿1~』の続編に相当します。 - 第一話 亀とライオン - 第二話 轢き逃げは珈琲の香り - 第三話 首吊り死体と南京錠の謎 - 第四話 消えたフィアットを捜して 第一話では、行方不明になっていた亀を探してくれるようエルザに依頼してきた武田幸彦の死体が、相模川で発見されます。死体はなぜか、靴も靴下も履いていませんでした。第二話では、エルザたちが競輪場で知り合ったお婆さんが、轢き逃げ事故に巻き込まれます。エルザたちが駆け寄ると、お婆さんの服は珈琲まみれでした。第三話では、南京錠によって内側から鍵が掛けられていた山岳部の部室で、女子大生の首吊り死体が発見されます。第四話では、エルザたちは同窓生から少し変わった事故の解明を依頼されます。同窓生の飯田孝平が、買ったばかりの車で海辺を飛ばしていたところ、別の車と衝突し、気を失います。意識が戻ってみると、ぶつかったと思った相手の車は跡形もありません。しかも、調査が進むにつれ、ぶつかったはずの車が同じころ別の場所で崖から墜落していた疑いが出てきました。 最近、この作者の著書を続けざまに読んできて、次第に以下のような形で作品群の特徴が整理されてきました。飽くまで、現在までの個人的な印象です。 1. 登場人物の性格付けが劇画的で、一読して印象に残る。ただし、印象的であるからと言って、必ずしも読んでいて楽しいということではない。しばしば、あまりにも劇画的・幼稚であるため、読み続けることが苦痛になることすらあります。 2. 構成的には、どの作品も明瞭である。おそらく書き始める前の段階から、どのあたりで鍵になる人物を登場させ、どのあたりで謎解きを開始するか、といったことが見えているのでしょう。 3. トリックは、大掛かりななものよりも、小粋なものの方が、作品としてすっきりしてみえる。明かされてみれば大したことはないが、明かされるまで分からず、しかも分からなかった自分がちょっと悔しい、といったトリックが読後に爽快です。 本作品集に登場するエルザは、「ライオン」とも呼ばれ、しばしばその獰猛さが強調されます。しかし、幸いにも、人物描写は嫌になるほどのしつこさはなく、落ち着いて読める範囲内に何とか収まっています。一方でトリックも、最後の作品を除いて、割と小粋です。特に第一話と第二話は、日常のちょっとした違和感に注目して、それを上手く作品として昇華しています。ただし、最後の第四話については、少し無理があり過ぎるようです。 | ||||
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事件簿1に続いて2も購入して読んでみましたが・・・まぁ、平塚の土地勘がある人には、そこそこ地名と場所がリンクするから想像が出来るかと思いますが、だから何だってことないような気もしますし、土地勘が無くても読むことは出来ます。でも、なんで部隊が平塚なのか?テレビドラマありきでロケにも最適?キャスティングはどうなるのか?そんな事が逆に脳裏をよぎる推理小説かも知れませんね(笑)。 | ||||
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ライオンの棲む街に続く女探偵コンビによる連作短編集の第二弾。 4編を収録。 本格趣向に富んだ短編だが、トリック自体は東川氏の作品の中ではかなり安易な印象を与える。 最後の消えたフィアットのトリックとか今時小学生が書いたとしてもかなり苦しいのでは・・・と思わせるトリックのレベルだが、それでも許せてしまうのが東川氏の凄いところだろう。 本格的なトリックにあまり期待しなければ普通に最後まで退屈せず読める。 | ||||
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前作が面白かったので、今回も購入しました。 絶妙な2人のコンビネーションに、笑いまくっていました。 面白くて何度も読んでしまいました。 エルザのファンです!! | ||||
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ミステリーとユーモアを混ぜ合わせた一冊です。 4つの短編集。 簡単に言ってしまうと、烏賊川市シリーズの女探偵版です。 面白いことは面白いんですが、あちらと比べると 登場人物にパンチが効いてないというか、魅力に欠けるんですよね。 土地勘のある平塚市を舞台にしているおかげで、 楽しめてる部分もありますが、そうでなかったらどうかなという気がします。 | ||||
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