(短編集)
魔法使いと刑事たちの夏
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魔法使いと刑事たちの夏の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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東川さんのシリーズ物は2作目からが本番。コメディパートに伏線を巧みに隠し解決パートで構築する技法は前作よりも遥かに噛み合っている。ダイイングメッセージの使われ方が独特だった「魔法使いと死者からの伝言」と、傘のロジックに爽快感があった「魔法使いと傘の問題」が個人的ベストです。 | ||||
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このシリーズは知らなかった。すぐに次を注文した。 | ||||
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同じシリーズにも書きましたが、ゆるくて気楽に読めるので、暇つぶしにはちょうど良かったです。 | ||||
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短編集「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」の続編に相当する内容です。70ページ程度の倒叙ミステリが4編で構成されているという点も、前短編集と同一です。3人の主要登場人物も健在です。主人公で探偵役の八王子市警察若手刑事・小山田聡介、魔法使いマリィ、39歳独身のお色気女警部・椿木綾乃です。今までメイドとしてあちこちの家を転々としていたマリィは、小山田家のメイドとして住み込みで働くことになります。但し、聡介とマリィの距離感は、外観上大した変化は見られません。マリィの魔法も、探偵役の聡介が、倒叙ミステリを読んでいる読者と同じ地点にすぐに立てるようにするために利用されており、この点でも前作の手法をそのまま踏襲しています。 本短編集に魅力を感じるかどうかは、主要登場人物たちへの思い入れの程度次第と言ってよいかもしれません。主人公たちの行動様式だけではなく、文体や構成も、前作をほぼ踏襲しているため、主要登場人物や彼らの関係への思い入れが強ければ、本短編集も楽しく安心して読み進めることができるでしょう。一方、登場人物への思い入れがそれほどでもなければ、本短編集を読み終わるころには、同じようなパターンの連続に飽き飽きしてくるかもしれません。よく構成・演出されているとは言え、仕込まれているネタ自体もそう大したものではないため、本短編集を読み終えるころには、最初の作品の印象がほとんど残っていないということもありそうです。 欲を言えば、もう少し、主要登場人物たちにシリーズを牽引するだけの魅力があってもいい気がします。本作品に限らず、本著者の作中人物には、小説というよりも、コントか落語に登場する人物に近い印象があります。登場人物は感情移入の対象というよりも、むしろ一歩引いたところから眺める笑いの対象であり、作品を読んだ後も、湿った感情を後に引くことなく、すぐに忘れてしまえます。もし聡介とマリィがもう少し感情移入のしやすい登場人物で、2人の関係の進展が気になるような描き方でもしてあれば、シリーズを牽引する力を持てたかもしれません。ただそうなると、娯楽に徹したユーモア・ミステリ作品としてのバランスが崩れるかもしれず、難しいところです。 | ||||
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これは倒叙法を用いたミステリです。が、今までの倒叙法とはちょっと違います。刑事が最初っから犯人を知っていて、そこから綻びを探すという、この小説独特の設定ならではのユニークなもの。もちろんトリックや論理は本物。ガチガチの本格物派の読者でもうならせます。更に登場人物のキャラが良い。主人公のマリィちゃんはもちろん、椿姫こと椿木綾乃警部も分かり易いし魅力的です。彼らが織りなすドタバタ人間模様は「本物の魔女がいる」という無茶苦茶な設定をも霞ませてしまうほどの面白さです。マリィちゃんは黒髪おさげの可愛い設定。でも椿姫との水着の競艶もあり、早くテレビドラマ化して欲しいと願うばかりです。 | ||||
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ユーモアミステリーの第一人者東川さん。 なんか最近、昔の作品のようなユーモアのキレがない気がします。 キャラ重視というか、表現で笑わせるスタイルでなくなった気がします。 もちろん昔から個性溢れるキャラたちが描かれていたのですが、 それプラス文章によるユーモアがたくさんあったと思います。 | ||||
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