(短編集)
ぬいぐるみ警部の帰還
- ぬいぐるみ警部シリーズ (2)
- ユーモア・ミステリ (167)
- 連作短編集 (229)
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面白くない | ||||
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もっと軽くて楽しいものを期待していたのだが、ユーモア推理という触れ込みであるものの実際には読んでも全く楽しくない。不可解極まる動機に、こじつけとしか思えない推理、そして最後に不釣り合いなほど重たい事件の背景が大した伏線もなく持ち込まれて読後感を暗くする。そもそもミステリとして成り立っているとは思えないのだが、これがシリーズ化しているというのだから驚きを禁じえない。 どれもひどいが、一番マシだと思ったのは「レイディ・イン・ブラック」、あるべきものがないというロジックは悪くないが、返り血を相当浴びている筈だがとか、なぜキャッシュカードをとか、やはり納得いかない点も多い。 | ||||
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ぬいぐるみをこよなく愛するキャリアの音無美紀警部(男、イケメン)だが、一応公にはなっていなくて、注意深い部下の桂島刑事だけが気付いている。その音無を密かに恋していろいろと脳内で妄想にふける則竹佐智枝主任も気づいていない。桂島刑事は則竹主任の気持ちにも気付いている。心の中ではいろいろあっても表面上は何事もない、このあたりの描き方が面白い。どの事件でもぬいぐるみをきっかけにして、音無は鮮やかに事件を解決してしまう。音無警部が事件を解決したらディナーに誘おうと密かに賭けをしていた則竹主任はどうしたのかなあ。めでたく誘ったのか、それとも…。 | ||||
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週末に本作と似た傾向の短編集を3冊読みましたが、その中で本作が一番、お勧めポイントが少なかったように思います。 理由の一つ目は、「ぬいぐるみ警部」という割に、ストーリーや薀蓄にぬいぐるみ要素が少ない。 二つ目は、謎解きがこじつけ強めで説得力が無い。結果的に犯人が自白しているので解決なのでしょうが、あまりに作り物めいた謎解きで、意外性を通り越してしまう。 三つ目は、キャラクターが弱く、活かせていない。とってつけたような性格付けと役割はあるのですが、ストーリーから乖離していたり、強調されないので、キャラクター小説的な面白さも無い。 続編も出ているようですが、読むことは無いかな。 | ||||
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2013年に出た単行本の文庫化。 2003年に「お弁当ぐるぐる」でデビューしたぬいぐるみ警部が、10年ぶりに復活したもの。そのため「帰還」なのである。 「ウサギの寝床」「サイクル・キッズ・リターン」「類似の伝言」「レイディ・イン・ブラック」「誘拐の裏手」の5篇が収められている。 おふざけ色の強かった「お弁当ぐるぐる」の印象、そしてぬいぐるみという題材からすると、意外なほどにまじめなミステリに仕上がっている。警部の名探偵ぶりが水際立っており、ぬいぐるみ好きという欠点(?)が目立たないほど。 ただ、トリックという観点からすると、どうなのか……。疑問の残るものが多い。 | ||||
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