(短編集)
赤い糸の呻き
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6編の短編集です。 | ||||
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2011年に出た単行本の文庫化。 ノン・シリーズの短編集。 「お弁当ぐるぐる」「墓標の庭」「カモはネギと鍋のなか」「対の住処」「赤い糸の呻き」の5篇が収められている。 西澤さんらしく、登場人物たちがああだこうだと推理を繰り広げる物語が多い。 ミステリとしてはイマイチなものの、一ヶ所だけ光る要素が組み込まれていて、印象には残るといった感じで、そのあたりの年季の入った書きぶりはさすがだ。 個人的には、「お弁当ぐるぐる」の被害者の日常生活が嫌すぎる。 | ||||
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5編の短編集です。 見どころはぬいぐるみ警部の初登場作品となる「お弁当ぐるぐる」でしょうか。 他のはこれと言って面白いエピソードではなかったです。 | ||||
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西澤氏のシリーズではない単発の推理短編を集めた作品の第3弾。 最近の雑誌媒体に掲載された本格推理路線の短編が収録されている。 いずれの短編も短いページ数にツイストの効いたプロットが織り込まれており、標準以上の出来である。 目玉は表題作で、石持浅見海氏の初期短編であるエレベーター内での密室殺人に触発されて書いたということであり、西澤氏ならではの世界最小の密室殺人が味わえる。 | ||||
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相変わらず読みやすいです。シリーズものではなく、テーマも重くはなく、短編集ではある為、西澤作品初めての方にもおすすめです。文体は軽く意外にするすると読めてしまいます。 この作者独特の論理、推理のレトリックは健在で、だまされたような気分で納得してしまう展開はこの人のお家芸といったところ。 作中の一篇は読者への挑戦として、犯人当てに挑戦できます。自信のある方は是非とも挑戦してみてください。自分は見事に外しました…。西澤作品はそれなりに読んでいますが、この人の論理展開の仕方は、この作者独特のいい意味でずるさというか、そういうふうにもってくるのか?!は今作でも健在です。 結末の意外性が売りではなく、もつれた糸を地道に解きほぐしていくような、長い事消えていたものをある日突然見つけたような、渋〜い楽しみを読後に感じます。 | ||||
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ノンシリーズ短編集。 「お弁当ぐるぐる」「墓標の庭」「カモはネギと鍋の中」「対の住処」「赤い糸の呻き」の5作が収録。 都築道夫氏へのパステューシュである「墓標・・・」は別として、なかなかユニークなキャラクターを造形しているので、同じキャラで何作もできそうである。(実際には、すでにシリーズになっているのかもしれない) 作者得意のあり得ない設定の世界ではなく、ノーマル世界のミステリで、謎解きもなるほどと納得できるものになっている。 あっという間に読めてしまうので、新作に飢えた私には、何だかもったいない気持ちになる。 | ||||
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