(短編集)
純喫茶「一服堂」の四季
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全1件 1~1 1/1ページ
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4部構成の安楽椅子探偵短編集。松尾由美さんの某作(そちらは未読ですが)とは別の意味でまんま安楽椅子探偵。犯人当て(パズラー)である謎ディとは違いこちらはトリック当ての印象。さらに、最近の東川さんの得意技である「同趣向縛り」も2×2で健在。性質上犯人は容易に分かってしまうものの、バカミス的なトリックと消去法ロジックは秀逸。最終話に発動する仕掛けがその中での推理のロジックに結びついているのも良かった。個人的ベストは「春の十字架」です。 | ||||
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普通でした | ||||
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ひと昔近く前の作品なので仕方ないのかもしれませんが、パワハラ・セクハラやルッキズムで笑いを取ることがユーモアと思われているようです。 しかもそれを自慢気にされているところが、時代遅れのおじさんぽくて、無料だから読んだけど、正直キャラも含めてつまらなかったです。 だいたい、ゲイ=おネエなんて知識不足でしょ。 | ||||
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まあまあ面白いのであるが、第2話に使われているトリックは成立し得ないと思われる。 ネタバレになって欲しくないので曖昧にしか書けないが、普通そんなことされたら、物語の中での殺害方を施されてる前に死んでしまいますよ。 | ||||
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(以下、暗示程度のネタバレ) この連作全体に施された仕掛けは、某現役作家の連作短編集と全くと言っていいほど同じもの。 (ただし、アチラはもうひとつ別の仕掛けがある)。 しかも舞台装置まで少し似ている。 作者は当然読んでなかったと思うが、編集者は仕事柄読んでいた可能性が高く、 最終話原稿を受け取ってあっと驚いたのではないか。 それでもボツにしなかったのは、おそらくテイストがまるで正反対だからだ。 同じオチで片や喪失感を含んだやるせなさに包まれ、片や下品なまでの哄笑でなんだか元気にさせられる。 その独特の味わいは捨てがたい(特に一定年齢層にとっては)ものの ここは思い切って仕掛けを外してリライトした方がいいと思う。 第1話がもっとも上出来で第4話がもっとも不出来でもあるし、 第2話第3話にあまり伏線が張れていないのも東川氏らしくない。 何よりもキャラクターの面白さ、輪舞状に常連が増えていく、もうひとつの趣向の楽しさが 大きく損なわれているからだ(特に某人物の来店間隔はあまりに無理がある)。 | ||||
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いかにもこの作者お得意の領域なのでそれなりに面白いですが、明らかにトリックから話を組み立てているので、話の設定が始めからちょっと現実味の薄いものになってしまっています。(トリックに正当性も持たせようとして、こじつけたような設定になっています)まあユーモアミステリの範疇なのでそれでも良いのでしょうが、探偵役のキャラクターの豹変振りにかなり違和感があり、こちらでも読んでいて却って興醒めの印象でした。 ここまで極端にしなくとも充分”安楽椅子”探偵で良いと思いますが。 それから個人的には、最終話の設定にかなりの無理があるように思えて残念でした。歌野晶午風の最後のビックリを狙ったのかもしれませんが、蛇足に思えます。密室トリック一本で勝負した方が良かったのでは? | ||||
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