(短編集)

暗い越流



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初公開日(参考)2014年03月
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短編集

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暗い越流 (光文社文庫)

2016年10月12日 暗い越流 (光文社文庫)

凶悪な死刑囚に届いたファンレター。差出人は何者かを調べ始めた「私」だが、その女性は五年前に失踪していた!(表題作)女探偵の葉村晶は、母親の遺骨を運んでほしいという奇妙な依頼を受ける。悪い予感は当たり…。(「蝿男」)先の読めない展開と思いがけない結末―短編ミステリの精華を味わえる全五編を収録。表題作で第66回日本推理作家協会賞短編部門受賞。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

暗い越流の総合評価:7.95/10点レビュー 20件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(6pt)

暗い越流の感想

話しが進んでいくうちに、徐々に徐々に基本構成がわかっていくっていう、もどかしくわかりにくい展開は私には合いません。ということで、少しインパクトに欠けた、、、という印象です。

kmak
0RVCT7SX
No.2:
(9pt)

暗い越流の感想

葉村シリーズ「悪いうさぎ」と「さよならの手口」の間の時期を繋ぐ作品2点を含む短編集。30代後半から40代に入り体も少々お疲れ気味の様子ですねぇ、とは言ってもまだまだ若いけど。そして表題作は、日本推理作家協会賞短編部門受賞作となっております。どの作品も悪意に満ちていて(まあ犯罪小説なんで当たり前かも知れんが)、結構読後感が悪い。しかしながら、すこぶる面白かった。葉村シリーズしか読んでいなかったので、シリーズ物の予定調和の中での安心感が有ったが、単発作品でこんなに良く書けるとは失礼ながらビックリした、凄い!。

なおひろ
R1UV05YV
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

「暗い越流」の感想

日本推理作家協会賞の候補には幾度となく挙がってくるのですが、やっと短編「暗い越流」で受賞されました。
その受賞作を中心に、5編の短編を集めた短編集です。

1作目の「蠅男」と5作目の「道楽者の金庫」は、「プレゼント」という連作短編集に登場してきた女性の探偵・葉村晶が活躍する話となっています。
1作目の「蠅男」を除いては、最後の数行であっと言わせるような仕掛けがされていますが、これがなかなか面白いです。

表題作の「暗い越流」では、登場人物の性別が良くわからないまま話が進んでいきましたが、最後でその落ちとともに性別が明らかにされ、ちょっと驚かされました。確かに良く出来ている作品です。
でも、私としては「幸せの家」と「狂酔」がなかなか気に入っています。
特に、「幸せの家」は、これからの高齢社会では起こりそうな話のような気がしますし、あってもおかしくない話です。でも、犯罪に結びつかないような形で収まれば良いのかなとか思ったりしました。
「狂酔」は、過去にこういう事件があったような、なかったような・・・と、そういう話です。
読んでいて、宮部みゆきさんの「ペテロの葬列」をふと思い出しましたが、最後のところはちょっとゾ~とする落ちになっています。

それにしても、久々に若竹七海さんの(ずいぶん旧作を読み返していました)新作を読み、やはり話の持って行き方がうまいなぁと、改めて感心しました。

トラ
WFY887SY
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(5pt)

タイトルが地味すぎるけど

読めば納得の晶探偵もの。
なんでこんなにおもしろい作品を連発できるのか不思議。
暗い越流 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:暗い越流 (光文社文庫)より
4334773613
No.16:
(2pt)

期待外れ

うーん、初めて読む作家ですが期待外れ。
ストーリーが頭の中に入って来ませんでした。
暗い越流 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:暗い越流 (光文社文庫)より
4334773613
No.15:
(4pt)

時代の気分を、思い出す

バブル世代と、バブル世代を見たその下の世代の、その後を見ているよう。世代の空間感を共有できる人には薦めます。
暗い越流 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:暗い越流 (光文社文庫)より
4334773613
No.14:
(4pt)

期待通り。

佐藤正午の本は、外れが少ないですね。この本も期待通り、楽しませてくれました。
暗い越流 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:暗い越流 (光文社文庫)より
4334773613
No.13:
(4pt)

葉村さんで始まり、葉村さんで終わる短編集

巻頭&巻末の葉村探偵もので、単発の短編三話を挟んでいる。この中三話が短いながらもよくできているのだが、後味の悪さをしっかり残してくれる。いわゆるイヤミスか。
そのせいか、相変わらず身体を張っているのに、葉村さんの話が爽やかに思えてしまう。
二話とも映像化が似合いそうな作品だったが、特にタイトルから古い映画を彷彿させる「蠅男」が面白かった。ちょっとオカルティックで不気味かつコミカルなミステリー。
表題作「暗い越流」は葉村ものではないが「静かな炎天」を想起した。レビュー評価の高い「狂酔」もいつもの作風と違っていて印象に残った。
暗い越流 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:暗い越流 (光文社文庫)より
4334773613



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