(短編集)

七色の毒 刑事犬養隼人



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初公開日(参考)2013年07月
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短編集

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七色の毒 刑事犬養隼人 (角川文庫)

2015年01月24日 七色の毒 刑事犬養隼人 (角川文庫)

中央自動車道を岐阜から新宿に向かっていた高速バスが防護柵に激突。1名が死亡、重軽傷者8名の大惨事となった。運転していた小平がハンドル操作を誤ったとして逮捕されるも、警視庁捜査一課の犬養は事故に不審を抱く。死亡した多々良は、毎週末に新宿便を利用する際、いつも同じ席に座っていた。やがて小平と多々良の過去の関係が明らかになり…。(「赤い水」)人間の悪意をえぐり出した、どんでん返し満載のミステリ集! (「BOOK」データベースより)




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七色の毒 刑事犬養隼人の総合評価:8.07/10点レビュー 43件。Bランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

久しぶりの犬飼隼人

犬飼隼人の作品は本作で2作目だが、前作を読んだのはもう4年も前のこと。正直に言うと犬飼隼人がどんなキャラクターであったか全く覚えていなかった。それでもしっかりと物語を楽しむことができた。1作品が非常に短い短編集なので、多くを描き切っているわけではない。そこを物足りなく感じる人がいるのもわからなくもない。

一方でミステリーとしては「7つの毒」のいずれも一級品だと思う。1作品毎が長編として読みたいと思わされるほどの完成度ではないだろうか。

最後に7色の毒といったタイトルからも読後感は苦々しい内容でもあるのだが、最後の最後で晴れやかな気持ちで読了できた。短編1つをとっても本作を通しで見ても、最後の着地が上手い作家だとつくづく思わされる。

陰気な私は地球を回さない
L1K3MG03
No.5:
(6pt)

七色の毒 刑事犬養隼人の感想

短編ならではのコンパクトなおもしろさはあったものの、物足りなさ、もったいなさを感じる…。
長編の方が犬飼刑事の味が楽しめるはず。

kmak
0RVCT7SX
No.4:
(8pt)

七色の毒 刑事犬養隼人の感想

7作品が収録された短編集。
各々の犯罪に隠された真実。そこには、人の奥底にある悪意や哀しき動機等が潜んでいた。
犯罪を犯す動機は様々だが、タイトルにある毒とはその動機のことを指しているのだろうか。

松千代
5ZZMYCZT
No.3:
(8pt)

七色の毒 刑事犬養隼人の感想

刑事犬養シリーズの2作目で7作の短編集です。
総ページがさほどない中の7作という事で、1作1作が相当に短くなっています。
そんな中で、作者が大好きなどんでん返しを、って感じになっていて、正直犯人はほぼほぼ予想できてしまいます。


▼以下、ネタバレ感想

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梁山泊
MTNH2G0O
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

「七色の毒 刑事犬養隼人」の感想

長編作の『切り裂きジャックの告白』で登場した、警視庁捜査一課の刑事・犬養隼人が主人公の七編の連作短編集です。
「小説野性時代」に掲載された6話に、書き下ろしの1話が追加されて刊行されたと言う事です。『切り裂きジャックの告白』は未読なので、犬養隼人については予備知識はありませんでした。
目や唇の動きを見ただけで嘘を見抜く鋭い観察眼を持っており、男の犯人に限るなら検挙率は本庁で1,2位を争う捜査一課のエースだと言う事ですが、女には騙されてばかりいる・・・と1作目の「赤い水」で紹介されています。

全作ともホントに短い話です。
その中にどんでん返しが入って居るという事で、興味を持って読んでいきましたが、あっと驚くような「どんでん返し」では無く、事件を追っていく内に、捜査の流れの中で違う事実が判明した・・・と言う程度のものでした。しかも、一作目を読めば、その他の作品の展開もだいたい予想が出来てしまいます。
7作を一息に読んでしまったので、面白さが半減したのかも知れませんし、話が短すぎます。
不定期な形で、一作ずつ雑誌に掲載されている方が、それぞれの印象が良いのかも知れません。

また、主人公である警視庁捜査一課の刑事・犬養隼人の特徴(というか特技)が、この話ではほとんど生かされていないように感じました。
自分が気になった事件には、管轄外であっても何処にでも顔を出してくる、出しゃばりの刑事だというだけの印象です(笑)

ただ、最終話の書き下ろしの話は、それまでの話(どの話かは言えません)の続編という形で書かれていたので、ちょっと面白く読みました。
一度読んだ後、この話だけ2作続けて読みましたが、やはり、これぐらいの長さが無いと、話の深みが出てこないのかも知れないですね。

この短編集で興味深かったのは、「黄色いリボン」です。
性同一性障害の話を扱っていますが、1日に1度だけ女の子の格好をして、「ミチル」と言う名で外出しても良いと両親に許されている少年・桑島翔の視点で話が進んでいるのもユニークです。
でも、最後のどんでん返しが「普通」だったのが残念でした。

トラ
WFY887SY
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

どんでん返しのオンパレード!

どんでん返しの帝王が短編を書けば、これでもかとどんでん返しのオンパレード作品が出来上がる。
おそらく得意のどんでん返しを題材に依頼された作品なのでしょう。
少々”ムリヤリ”感も否めないが、ここまでどんでんされたらさすが!と言わざるを得ないでしょう。

本好き!
ZQI5NTBU
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