セイレーンの懺悔



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初公開日(参考)2016年11月
分類

長編小説

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セイレーンの懺悔 (小学館文庫 な 33-1)

2020年08月05日 セイレーンの懺悔 (小学館文庫 な 33-1)

マスコミは人の不幸を娯楽にする怪物なのか 葛飾区で女子高生誘拐事件が発生し、不祥事により番組存続の危機にさらされた帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の里谷太一と朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って奔走する。 しかし、多香美が廃工場で目撃したのは、暴行を受け、無惨にも顔を焼かれた被害者・東良綾香の遺体だった。綾香が”いじめられていた”という証言から浮かび上がる、少年少女のグループ。主犯格と思われる少女は、6年前の小学生連続レイプ事件の犠牲者だった……。 マスコミは、被害者の哀しみを娯楽にし、不幸を拡大再生産する怪物なのか。 多香美が辿り着く、警察が公表できない、法律が裁けない真実とはーー 「報道」のタブーに切り込む、怒濤のノンストップ・ミステリ。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

セイレーンの懺悔の総合評価:7.27/10点レビュー 48件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

セイレーンの懺悔の感想

事件を追う報道の在り方に焦点を当てた作品です。
「マスコミは憎悪の対象を追い不安や不幸を拡大再生産している」
って、間違ってはいないと思うし、少し前にはよく言われていた事だけど、今だとちょっと古いかな、と思います。
今や、知識も経験もない連中が、無責任な立場で似たようなっていうか、実際中身も何もない訳だから、似非な事をいい気になってやってますよね。
マスコミよりもまずああいう連中叩いて欲しい。

テーマの割に少し軽い、っていうか、私自身が物語に入り込めて行かなかったんでしょうね。
原因は主人公ですね。こういう女性に対して拒否反応があるみたいです。
だから、里谷が舞台から消えてからは、もうグズグズでした。
ラストの御高説なんて鳥肌モノに最悪でした。

あと最後の被害者の母親の件は必要ですかね。
作者の他の作品にも似たようなのがあったと思いますが・・・
どんでん返しの空振りは、そこまでの全てを悪い印象に変えてしまいます。

梁山泊
MTNH2G0O
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.47:
(4pt)

考えさせられます。

一般の私が抱いているマスメディアへの疑問点が取り上げられているものの、私個人は消化出来ていないところがあるのですが。
セイレーンの懺悔Amazon書評・レビュー:セイレーンの懺悔より
4093864527
No.46:
(4pt)

中山七里さんの腕

はじめは主人公はなんてクズなんだって思ったけど成長が感じられた。
終盤の展開は鼻に付く感じでもないし不快に感じなかった。最近そんなのばかりわかってて読んでたんだけど、書き手によるよね。描き方がやはり上手い。
セイレーンの懺悔Amazon書評・レビュー:セイレーンの懺悔より
4093864527
No.45:
(5pt)

マスコミの懺悔

相変わらず中山七里のミステリはよく出来ている。国民の誰もが感じるマスコミの過剰な報道問題をテーマにした佳作だ。主人公・多香美のツンデレ感は少し不快だが、それだからこそストーリーも生きてくる。読んで良かった小説だった。
セイレーンの懺悔Amazon書評・レビュー:セイレーンの懺悔より
4093864527
No.44:
(5pt)

真相は人の心の中にある

マスコミ、メディアといった報道機関のあるべき姿を問いただす場面と、表沙汰には絶対にならない闇に葬られた事件の真相を暴露する場面とが理解しやすく同時進行で書かれていて非常に面白かったです。
世の中には解決したと思われている凶悪事件が沢山ありますが、捜査も裁判も当事者ではない第三者が公平的な価値観で量刑を確定してるに過ぎなく、結局は当事者にしか真実は分からない気がします。
人は人を簡単に騙すことができるし、物的証拠だけでは人間の深層心理が十全に現れているとも断言できません。その上誰もが感情を完璧に言語化できるとは限らないので、供述内容が蛮行に走った原因だと決定付けるのは不十分だと思います。
容疑者と被害者のストーリーを客観的に考慮し、部外者が勝手に想像して時に脚色や誇張表現も交えてそれっぽく仕立てた悲劇こそニュースなのかなと思います。
メディアは基本利益拡大に奔走し責任感や正しい使命を蔑ろにする傾向があると思うので、受け取る市民が軽薄な報道を鵜呑みにせずきっと残酷な背景があるんだろうと当事者を慮ることで、事件の全容を覗き込むことができるのかなと思います。
セイレーンの懺悔Amazon書評・レビュー:セイレーンの懺悔より
4093864527
No.43:
(3pt)

体感500ページの読後感

話を進める文章のパターンが少なく、読んでいるうちに同じ節を何度も読み直しているような気分になる。
「〇〇するぞ」
「えっ⬜︎⬜︎じゃないんですか?」
「××だからな、さっさと準備しろ」
みたいなやり取りが100ページ毎に10回くらい出てきて面白かった。
セイレーンの懺悔Amazon書評・レビュー:セイレーンの懺悔より
4093864527



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