さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)(要介護探偵の事件簿)
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.50pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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短編集なので,どんでん返しもコンパクトですが,この人らしさは感じられました. | ||||
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文庫化される際に「さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)」と改題された訳ですね。 | ||||
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1話目がたいしたことなく | ||||
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「さよならドビュッシー」にちらっと出てくる玄太郎じいさんが主役となったいわゆるスピンオフ小説。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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車椅子のおじいちゃん探偵の大活躍。良い短編集でした。 全ての話が素晴らしく、各話の捻ったオチ好きです。素直に終わらないのが、中山七里先生の作品です。 車椅子で要介護だけど、素晴らしい能力ですよね、中山七里作品に出てくる探偵はみんな優秀すぎますよね。 表面的には昭和な偏屈さを持ったお年寄り。でも、根っこには、高度経済成長を支えた逞しい経営者。 命の危機を乗り越えて、車椅子が必要な身体になっても、単に眼鏡と変わらないと言い切り何者にも迎合しない精神力と、スマートな探偵力で事件を解決していく。 最後話の事件では、岬陽介という若くスマートな天才ピアニスト探偵に世代交代し、『さよならドビュッシー』の序盤のシーンに繋がり幕を閉じました。 もっと生きていて、強引だけど痛快な車椅子探偵の活躍を読みたかったと思いました。 でも、前日譚の作品が発表されているのは知っているし読んでいますが。(笑) | ||||
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『さよならドビュッシー』に登場した香月玄太郎(こうづき げんたろう)と、車椅子に乗って怒鳴り散らす彼を介助する介護士・綴喜(つづき)みち子がペアとなって事件を解決していく短篇集。刊行順では『さよならドビュッシー』の後になりますが、作品世界の時系列ではその前日譚となる作品が五つ、収められています。 先に『さよならドビュッシー』を読んでいたので、この二人が活躍する話というのは、最初のうちは心中穏やかならざる読み心地でしたね。まあ、読んでるうちに、その気分も徐々に静まっていきましたけれど。 読む順番としては、刊行順と逆に、こちらを先に読んでから『さよならドビュッシー』に行くのも十分ありかなと思います。読み手が受ける驚きということでは、そのほうが、より大きな衝撃を受けるような気がします。 本書に収録された五つの短篇──「要介護探偵の冒険」「要介護探偵の生還」「要介護探偵の快走(チェイス)」「要介護探偵と四つの署名」「要介護探偵最後の挨拶」のなかでは、おしまいの「要介護探偵最後の挨拶」が一番印象に残りました。 この作品で事件の謎となる真相、かなり早い段階で「もしかしたら、こういうことなんじゃないか」と見当をつけたら、それは当たってました。これは、私のような年配のクラシック音楽ファンで、昔はよくレコードを聴いてたなんて方だと、謎の真相を当てる確率は結構高いんじゃないかと思います。 話の中に、カルロス・クライバーというカリスマ的な名指揮者が出てきます。若かりし頃、このマエストロがタクトを振った演奏に夢中になった一人としては、懐かしかったですねぇ。登場人物の一人、ピアニストの岬洋介(みさき ようすけ)がカルロス・クライバーの音楽を評した次の台詞には、「ほんと、そうなんだよなあ」と、うんうん頷いておりましたです。 《ファンといいますか、クライバーの音楽は一種麻薬めいたものがありましてね。あの音楽を聴くと誰しも平然としてはいられなくなる。同じ曲目でも、全く違ったものに聴こえてしまう。一度聴いたらもう一度聴きたくなる。本当に麻薬のような音楽なのですよ。》宝島社文庫 p.370 そして、この短篇の幕切れのシーンが、『さよならドビュッシー』のあの作品へと繋がっていく雰囲気が、なんかしみじみとした寂しさに包まれていて、そこがとても良かった。胸にじんと沁みるものがありました。 | ||||
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年寄りの車イス競争のレースが迫真に迫っており引き込まれたと共に、どんでん返しがあるとは思わなかった。 | ||||
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。プレリュードも面白くて一気に読みました。香月社長のファンになりましたが、さよならドビュッシー でいきなり死去したのが不思議でなりません。 | ||||
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5編から成る短編集です。 一応、岬シリーズですが、岬は最後のエピソードに登場するだけで、 主人公は岬シリーズの1作目に出てきた爺さんです。 爺さんを主人公にするという発想は大したものですが、 これで良かったかと問われると・・・・ですかね。 | ||||
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