さよならの手口



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

6.33pt (10max) / 3件

6.88pt (10max) / 17件

Amazon平均点

4.10pt ( 5max) / 30件

楽天平均点

4.08pt ( 5max) / 124件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
4pt
サイト内ランク []B総合:1633位
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2014年11月
分類

長編小説

閲覧回数4,099回
お気に入りにされた回数3
読書済みに登録された回数26

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

さよならの手口 (文春文庫 わ)

2014年11月07日 さよならの手口 (文春文庫 わ)

仕事はできるが運の悪い女探偵・葉村晶が帰ってきた! ミステリ専門店でバイト中の女探偵葉村晶は、元女優に二十年前に家出した娘探しを依頼される。当時娘を調査した探偵は失踪していた。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.33pt

さよならの手口の総合評価:8.03/10点レビュー 33件。Bランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

さよならの手口の感想

「葉村シリーズ」四作目。前作から13年振りとの事ですが、かなりの力作。次から次へと謎が増えて行き、同時に葉村の体の傷も増えて行きます。登場人物もどんどん増えて行き、展開について行くのが大変でした。前作も詰め込み過ぎだと思いましたが、今回は気分の悪い事件が3つも並行して起きてしまいます。どれもこれも酷い話で、面白いとは言い難い。悪意の人に狙われる、家族間の問題、これらの共通点は、逃げられない、と言う事でしょうか。立ち向かう葉村も大変ですよねぇ、これから良い40代が過ごせると良いな、陰ながら応援します。

なおひろ
R1UV05YV
No.2:
(4pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

さよならの手口の感想


▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら


FSD78H58
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

「さよならの手口」の感想

葉村晶が登場する、久々の長編ミステリです。

第66回日本推理作家協会賞の短編賞を受賞した作品を収めた短編集・「暗い越流」の中にも、葉村晶を主人公にした二編の短編が収めてありましたが、これまで、葉村晶が主人公として登場した本は、「プレゼント」(1996年短編集)「依頼人は死んだ」(2000年短編集)「悪いうさぎ」(2001年長編)の三作です。
長編作品としては、「悪いうさぎ」以来となる13年振りの登場ですが、今回は文庫書き下ろしだということもあって、出版後すぐに購入しました。

話の中心となるのは、元スター女優から依頼された、20年前に失踪した彼女の娘探しです。
冒頭からチョットしたトラブルが発生し、そのことがきっかけで、元女優から娘捜しを依頼をされると言うことになりますが、その娘を探す過程で、次々に様々なトラブルや謎が発生し、それをその都度解決すると言う展開です。

登場人物が、それぞれ一癖も二癖もあるような人ばかりで、最初は、ハードボイルドのような感じで進んでいきましたが、小さな事件が上手く絡み合って、最後に事件の真相が判明するという流れで、いろんな謎が次々登場してくるので、途中で退屈することなく、楽しく読み終えました。

それにしても、話の流れと言いテンポと良い、今更ですが、さすがに上手いです。
失踪事件から殺人事件に発展し、その話の展開の中で、登場人物たちがそれぞれ引き起こす事件やトラブルが発生するといった面白さが、一杯詰まった話になっています。

話が、葉山晶の視点で書かれて居るので、一緒に事件を追って行けるというのも、読んでいて楽しかったところです。
でも、こんなのが文庫書き下ろしで提供されるとは・・・、チョット感激です。
ということで、オススメの一冊です。

余談ですが、本文中に、「三大倒叙ミステリ」の一つ、リチャード・ハルのミステリのタイトルが、東京創元社では「伯母殺人事件」で、早川書房では「伯母殺し」と訳されていると言う話がありましたが、他にも、エラリークイーンの「中途の家」と「途中の家」や、アガサ・クリスティの「アクロイド殺し」と「アクロイド殺害事件」などがあります。
早川ポケットミステリよりも、創元推理文庫の方が手頃な値段だったので、私は、両方から出版されている本は創元推理文庫の方を買っていました。そのせいで、「アクロイド殺し」というタイトルには、未だに違和感があります。

トラ
WFY887SY
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.30:
(5pt)

このタイトルもハード・ボイルドなオマージュ

にしても、地道に古本の仕入れに励んでいる兼業探偵には、
トイレの汚水と白骨化した頭蓋骨がよく似合う。
私はこういうスマホの保険をまだ使ったことがないけど、
できれば一生使うことなく過ごしたい。
入院すれば依頼人が登場、不可解な失踪の謎を解けと迫るなんて。
失踪は結局ダブル・トリプルと増えていき、
それでもエンディングは圧巻の伏線回収。
すごい。
それに富山店長の発明した「警察にさよならを言う手口」は日本だけのものなのか。
ダシール・ハメットも使えるのかしら。
さよならの手口 (文春文庫 わ)Amazon書評・レビュー:さよならの手口 (文春文庫 わ)より
4167902206
No.29:
(5pt)

葉山晶シリーズは読むと疲れる

葉村晶シリーズは主人公以外の殆どの登場人物が好きになれない。強引だったり理不尽だったり、読んでいると少しずつ積もっていくんだけど、なぜか読んでしまう。だからか、読み終えた後は軽く疲れる、でもなぜか読んでしまう。なぜかって?面白いからに決まってるんですけどね。
さよならの手口 (文春文庫 わ)Amazon書評・レビュー:さよならの手口 (文春文庫 わ)より
4167902206
No.28:
(4pt)

正統派ハードボイルド

ハードボイルドファンにとっては、満足できる作品です。作風は結城昌治の探偵真木シリーズに似ています。
さよならの手口 (文春文庫 わ)Amazon書評・レビュー:さよならの手口 (文春文庫 わ)より
4167902206
No.27:
(4pt)

外見がきれい

古本とは思えぬほど外見がきれいです。
さよならの手口 (文春文庫 わ)Amazon書評・レビュー:さよならの手口 (文春文庫 わ)より
4167902206
No.26:
(3pt)

ジェイソン&ポコちゃん!?(ドラマからのにわかファン)

「悪いうさぎ」を読んだ際、シリーズ史上、葉村さんが最多最悪の災難に見舞われる話だと思ったが、今回の厄災は生理的にイヤである(カビとか、トイレとか…)。
この作品の感想を一言で言うと「怖い」。ミステリアスな怖さは勿論、「13日の金曜日」的恐怖を感じた。
いつもの通り葉村さん(及び読者)が望むような結果とならず、後味は悪いが、依頼者にとってはまさにタイトルの通り本望だったのではと思う。

途中、富山店長について「ペコちゃんのボーイフレンドみたいな顔立ち」(ポコちゃん!?)という描写があり笑えた。ドラマで演じる中村梅雀さん、顔は似てないけど雰囲気は似ている…
さよならの手口 (文春文庫 わ)Amazon書評・レビュー:さよならの手口 (文春文庫 わ)より
4167902206



その他、Amazon書評・レビューが 30件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク