猫島ハウスの騒動
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猫島ハウスの騒動の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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神奈川県葉崎市にある猫の楽園「猫島」では、台風の到来を間近に控えかつてない騒動が矢継ぎ早に発生していた。ビーチでナンパ青年がみつけたナイフを突き立てられた猫のはく製、マリンバイクで海の上を暴走中に崖から落ちてきた男と偶然にも衝突、そしてついに殺人事件まで!若竹さんの長編作品は初めてでしたが、女性の作家とは思えないほど下ネタが乱発していてしかもそれが事件の手掛かりになっているというなんともユーモア溢れる猫だらけのミステリでした(笑)ただ、「修学旅行の一件」が最後まで明かされなかったのはちょっと未消化でしたね。 | ||||
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続編である連作短編の「ポリス猫DCの事件簿」の後に読んだ。 後作では脇役である民宿・猫島ハウスのオーナーの孫、女子高生の響子が主人公。 また、七瀬巡査はまだ頼りなく、事件を解決するのは葉崎シリーズ「ヴィラ・マグノリア」と「古書店アゼリア」でお馴染みの駒持警部補(とDC)。 「ポリス猫」の方が登場人物のキャラが確立していて、話のメリハリが良いが、こちらも若竹さんらしい洒落っ気のあるコージーミステリー。安心して読める。 ところで、葉崎シリーズの前二作では、駒持警部の部下には春が来たようだが、今回、七瀬巡査にはそのような話はない。まあ猫島の臨時派出所は夏季限定だから…とはいえ、唯一無二のパートナーDCとの結び付きは確立したようだ。 | ||||
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私も砂州を渡って猫島に行ってみたい、猫島ハウスの夕ごはんが食べたい、猫島神社にお参りもしたい。と思ってしまう本でした。続編のDCキャットと七瀬巡査の短編集も好きです。 | ||||
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若竹七海さんが書くジャンルはどれも好きだけど、やっぱりコージーミステリが一番好き。中でもこの葉崎シリーズはお馴染みの登場人物の名があちこちに出てきて、私の中ではすっかり“定番”になっている。 この作品も全体の雰囲気はほんわかしてるのに、殺人は起きるし、覚醒剤まで出てくる。今回の舞台は住民30人、猫100匹以上という猫島。猫好きにはたまらないが、海の季節しか稼ぎがないという場所でもある。平和な猫島で起きる事件の数々。さて、ひとつひとつの事件にはどんなつながりがあるのか…。 事件の謎解きそのものももちろん楽しいのだけれど、やはり登場人物のキャラクターに魅力があるなと思う。若竹作品にはただの“いい人”はあまり出てこない。基本的には善人であるけれど、どこかひねたものの見方をしていたり、人には言えない裏の顔や過去があったりと、一癖もふた癖もある楽しい人達なのだ。 今回も楽しい人達に楽しませてもらった。こんな小さな島でそうそう事件が起きたら困るだろうが、どこかでまた猫島の人達に会いたいと思う。 | ||||
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若竹作品はいつもぐいぐい引き込まれてしまい一気に読んでしまうのですが…いつもの若竹節を期待していると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれません。キャラクターに個性はあって登場する猫達はみんな非常に可愛らしい。でも肝心のストーリー自体があまり面白くない。先が気になって次々ページを開いてしまうというよりは、今日はここまででいいかなあとつい本を閉じてしまう感じ。軸になる事件が小さいものばかりで、そのどれも特に犯人が気になるものでないので、後半で犯人が分かってもフーン…という感じでした。また、作中に細かに散りばめられた伏線とその見事な伏線回収が若竹作品の魅力でもあるのですが、その伏線もこの作品では正直微妙なものばかりでした。放置されっぱなし(「不明のまま」なのが味になっているとも言うのですが…)の伏線もあります。若竹作品(特に葉崎シリーズ)が好き、ミステリが好き、猫が好き、長編を読むのが苦ではない、という人向けかな。 | ||||
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何度も読もうとトライしているのですが、どうしても先へ進めない。ストーリー的にもおもしろくないし、ぐいぐい引き込まれるような筆力がないですね。猫がモチーフにあるので猫好きな私ならさくっと読める!と思って買ったのですが、だめだった〜。かなり本は読む方でジャンル問わずたいていの本は読了しますが、これはムリだったな。まあ、本と人との相性とかはあると思いますが、読みやすくて本格的なミステリや読むべき良質な本は他にたくさんあると思いました。辛口でごめんなさい。 | ||||
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