パラダイス・ガーデンの喪失
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葉崎市の崖の上にある庭園〈パラダイス・ガーデン〉は兵藤房子が母親から受け継いだ大切な個人の庭園だ。そこで、自殺と思われる身元不明の老女の死体が発見された。第一発見者の房子は、やる気があるのかないのかわからない警官に自殺幇助を疑われ、打ちのめされる。 この事件をきっかけに、それぞれの人物が抱えて、図らずも多くの人間を結び付けていた様々な秘密が破綻し始める。 架空の町、葉崎市に繰り広げられるミステリーだが、読み始めた瞬間からしばらくの間、とっちらかった多くの人間の登場に、こちらも右往左往しながら読み続け、大分進んだ頃にやっと読書のリズムも登場人物の把握もできていく、という相変わらずのパターン。 いつもながら、全てが収束していく構成は見事と言わざるを得ない。しかし、このパッチワークを完成させていくような、またはパズルを解いていくような構成が快感となるはずが、今回はこちらの能力の衰えか、話がつながってくるまで、読み続けるのに結構苦労した。 | ||||
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今まで読んだ推理小説の中で最も面白かった。1枚のキルトが仕上がるように、パーツが揃っていき、全体像が明らかになっていく展開の巧みさ。 警察内部の姑息なパワゲームも笑止。人物描写も巧み。 | ||||
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最初に断わっとくと、私、この作家さん、好きです。ほとんどかならず買います。『心の中の冷たい何か』以来、ファンでもあります。でもこれはいただけない。きっとこの季節に一作出て、「このミス」あたりで高評価を得るだろうと思っていましたが、やはりここでも高評価。若竹さん。この作品は、小説としてダメです。あまりにも視点があちこち飛び過ぎる。ご本人は、キルトの製作と重ね合わせでこの作品の味わいをと思ったのでしょうが、これは視点の置き場所が多すぎる。節ごとに視点がかわるために、前節でようやく物語になじんできたとおもった瞬間、別の登場人物の視点(しかも本筋にかかわらないような人物の視点)につれこまれ、そのつど、本筋にかかわらないような、その人物の趣味・人生観・最近の悩みごとなどにつきあわされ、中盤すぎたあたりでほとほと疲れ果てました。だもんだから、最後に謎が明らかにされても、ハァー、そうですか、というしかない感じで、とてもカタルシスなんか感じられない。思うに、視点をかえる書き方は、ここまで徹底すると、短編の連続みたいなものであり、作家さんには書きやすいのでしょう。おそらく「このミス」はこの作品をまた選ぶでしょうけど、これは、ダ・メ・デ・ス。 | ||||
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架空の町「葉崎市」を舞台に、同時多発的に様々な事件や出来事が進行する。場面展開も目まぐるしく、登場人物も多く話の整理が大変でした。 しかし、主人公の女性警官をはじめキャラクター達が秀逸で、文体も読み易くユーモアもたっぷり。色々な要素が絡み合い複雑化した事件が解き明かされつつも、もうひと捻り欲しかったと思っていたら、ラストでしっかりと期待に応えてくれました。 | ||||
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元々好きな作家さん 最後まで楽しく、ワクワクドキドキしながら読めた | ||||
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