心のなかの冷たい何か
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全2件 1~2 1/1ページ
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著者長編デビュー作、でありながら文庫化まで15年を要し、その後重版が掛かっている様でも無い。それが市場の評価かも知れませんが、読む価値は有ると思う。ダークでヘビーなストーリーと登場人物の狂気には、ウンザリして気が滅入る。その上、作中作(手記)物なので、複雑で長くなり分かり辛い。それでもおススメするのは、明らかにその後の葉村シリーズに直結する作品で有るから。気分が悪くなる共感出来ない醜悪な事件を、誰にも頼まれていないのに、決して諦めずとことん追及する。しつこいです、騙されます、殴られます、ね、葉村でしょ?。 | ||||
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毒っ気の強い作品で嫌な登場人物ばかりで後味悪く、苦手な内容なんだけど読み入ってしまったわ。女性的。 | ||||
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★★★☆☆ | ||||
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文庫の表紙がスタイリッシュな女性の絵で、小洒落た都会的なミステリーかと思い、読み始めたところ、第一部の「ねえさん…」で始まる手記が始まったところで中断。若竹さんのもっとわかりやすいコージーミステリーの方へ行ってしまった。 何冊か読んだ後、また当作品に戻る。「おれ」の手記が延々と続くのかと思いきや、知人の死の真相を探るためオフィスに潜り込むことになり、漸くミステリーぽくなってきたと思っていたのだが… 一部から二部に移る際、「???」と迷子になった。 行きつ戻りつ、漸く作者の仕掛けと状況を理解できたが、どこまでが真実でどこまでが虚構か、私には判断が付かない。 事件そのものよりも人の心の方がミステリー。 驚くことにこれは作者のデビュー2作目。若竹さん、こんなシリアスな作品書くのだな。この作品が書かれたのは今から30年前1990年とのこと。ここに書かれていることと本質的に同じような事件が起きるようになったのは、この作品より後のことだ。 優れた作家は期せずして社会の預言者となる。若竹七海、とてつもなく恐ろしい作家だ。 | ||||
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自殺?事故?それとも、やっぱり毒殺??? 「ぼくのミステリな日常」後の若竹七海が、複数の人間の身に起こる不幸な出来事を、ある時は冷静に、ある時は熱く追いかける。たった1度だけ会い、そしてたった1度だけ電話で会話を交わした"友人"のために。 バブル期真っ最中の15年前の作品だそうだが、全体的にどこか暗い色調と言っても良い。しかし、その人なりの精一杯の誠意や愛情、そして善意すらも感じる。 ちなみに、七海の友人であるリキくんのキャラはなかなかステキ(笑) | ||||
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