(短編集)

依頼人は死んだ



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初公開日(参考)2000年05月
分類

短編集

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依頼人は死んだ (文春文庫)

2003年06月01日 依頼人は死んだ (文春文庫)

念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。健診を受けていないのに送られてきたガンの通知に当惑する佐藤まどか。決して手加減をしない女探偵・葉村晶に持つこまれる様々な事件の真相は、少し切なく、少しこわい。構成の妙、トリッキーなエンディングが鮮やかな連作短篇集。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

依頼人は死んだの総合評価:7.92/10点レビュー 25件。Bランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

依頼人は死んだの感想

女探偵・葉村晶シリーズの2作目。
というか、この作者の作品は初読だったので、シリーズ1作目は読んでいません。
評価が高かったんで読んでみた、って感じなのですが、正直失敗しました。
第1作からちゃんと読むべきでした。

9編の連作短編集で、春→夏→秋→冬と時系列に話が進み2年後の春で終了するという構成。
扱う事件が事件らしからぬ軽い案件ばかりという事もあってか、1編1編が非常に短いです。
主人公の女探偵の一人称という手法を取っている割に、多くを語らず、感情も表に出さないためか、非常に無味乾燥、悪く言えば「シラー」っとした「流れ」も兼ね備えているといった印象なのですが、不思議とテンポやキレと言ったものを感じてしまいます。
と言うのも、謎が解かれて明らかにされるのは「悪意」で、何れの作品も読後感は良くないですが、強烈に印象に残ってしまうからでしょうか。
あと何気にプロットもしっかりしてますよね。
読み応えありって感じではないですが、読んで見る価値ありな作品。
「短編ってやっぱりこうでないと」って思えた短編集でした。

梁山泊
MTNH2G0O
No.1:
(8pt)

依頼人は死んだの感想

前作を読んだ時点では、私は葉村の良い読者では無かった。正直微妙な評価で、それほどのもんかな?と言う感じ。しかし本作はすこぶる面白かった。各話は結構短めで、それぞれ最後は突き放される様に、ぶった切られる様に唐突に終わる。しかも後味は悪く、嫌な気分になる。なのに、何故かそれが癖になる。事件の内容はやり切れない物が多いのですが、葉村のキャラクターに寄る物か、作者の文体に寄る物か、クールでシニカル、そしてダークでビターな探偵物語になってると思います。次作もとても楽しみですね。

なおひろ
R1UV05YV
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.23:
(2pt)

バブルの頃の匂いがする

好みの問題だと思うけど他の方のレビューにある構成の妙や作者の力量はさほど感じなかった。
設定がいちいち非現実的でしっくり来ないままお洒落などんでん返し凄いでしょを押し付けてくる。
いちいち鼻につく言い回しも古臭い。赤川次郎が好きな人なら楽しめるのではないでしょうか。
依頼人は死んだAmazon書評・レビュー:依頼人は死んだより
4163192301
No.22:
(4pt)

冷静なのに情に厚い女探偵

初めてこのシリーズを読みました。
とにかく主人公の葉村晶がとても素敵です。
頭の回転が早く冷静だけど、とても情に厚く人と人との繋がりをとても大切にしている…女性なら憧れる存在ではないでしょうか。ハードボイルドではないので更に女性には読みやすいですね。
短編としては、それぞれの幕切れがあっけないので読後感としては好みに分かれるかもしれません。でもそれも葉村晶の個性に見合ってると思いました。
(ドラマは見ていませんが、シシドカフカさんはかなりイメージにぴったりです!)
これからこのシリーズを楽しみに読めそうです。
依頼人は死んだAmazon書評・レビュー:依頼人は死んだより
4163192301
No.21:
(5pt)

尖がったところがとても良い❗️

俄か若竹ファンです。これが私の葉村晶シリーズ5冊目ですが、彼女の身の上が紹介されているところ、また、彼女が若いせいか尖がった物の見方をする所に共感してしまいました
依頼人は死んだAmazon書評・レビュー:依頼人は死んだより
4163192301
No.20:
(5pt)

ドラマからのにわかファン1

2020年1月期ドラマの原作ミステリーの中でドラマ&原作とも最も印象に残ったのがこの葉村シリーズ。
ドラマタイトルは「ハムラアキラ」。敢えてカタカナにしたの正解。主演シシド・カフカさんのお名前にマッチしてミステリアスな雰囲気を増長。また字の並びから「ハムラビ法典」を連想(韓ドラではない方)。“目には目を、歯には歯を”とは奥義はさておき一見ハードボイルドだ。
こちらの短編集からは「濃紺の悪魔」と「都合のいい地獄」を合わせたものと「わたしの調査に手加減はない」の二話がドラマ化。前者は丁度、短編集の巻頭と巻末作品。ドラマでは一応の決着は着いたが、原作は続きを匂わせる感じ。ともあれ演者の野間口徹さん、合っている。
後者はドラマではオチを大幅に変わっている。どうも依頼者に好感が持てず、原作の方が溜飲が下がった。とはいえ、変更した理由は、ドラマ中の台詞からも理解でき、納得。
ドラマ化されていない短編も一癖二癖あって面白い。特に「女探偵の夏休み」は、作者のトリックに引っ掛かり、時系列で迷子になった。みのりさん、葉村さんの親友だけあり只者ではない。そして「悪いうさぎ」(原作)にも出てくるが葉村さん以上にツイテいない。
それにしてもドラマから入った葉村ファンから見ても、シシドさんのハムラさんは美し過ぎ。警視庁のお偉方役の間宮祥太朗さんもカッコ良過ぎ!と思ったがこちらはドラマオリジナルキャラクターだった。
依頼人は死んだAmazon書評・レビュー:依頼人は死んだより
4163192301
No.19:
(5pt)

作者の力量がすごい

とても面白い。短編で繋がっているのも読みやすい。予定調和なしのミステリー
依頼人は死んだAmazon書評・レビュー:依頼人は死んだより
4163192301



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