化石少女
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.75pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
連作短編集のような構成になっている学園ミステリ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本を読むと云っても有名人の気楽なエッセイとか、そんな類の本ばかりを読んでた人が仮にこの本を読んだとしたら「何これ?」と思うでしょうね。ミステリに特化した内容であって学園内で起きる殺人にあれこれとツッコミは不要で | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「名探偵 木更津悠也」・「貴族探偵」・「神様ゲーム」等、「名探偵とワトソン役」の関係性に対する問題提議は今作も健在。名探偵から信頼感を取っ払った、若しくは探偵小説から解明のカタルシスを取り除いた感じがする。最終章までに読者に植え付けた仕掛けが最終章で発動す構成が秀逸でした。化石の蘊蓄も面白く読めました。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
春に出た続編を読みたくてまずは前作から読んでみた。いつものごとく癖が強い本格ミステリだった。化石少女のキャラクターの好き嫌いはわかれそうだが、最後の展開もふくめて著者らしい独特の味にあふれていてとてもよかった。続編を読むのが楽しみだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
麻耶さんの本だから、読者ごとに作品の当たり外れはあってしまうのだと思います。 期待があるから最後まで読むし、本の趣向もちゃんとあるのだけれど、期待が十分に報われるかどうかは……相性によるのだろうな、と。 化石ネタが分かる人なら、もう少し楽しく読めるのかも? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
こんなのあり得んだろという展開 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百年以上の歴史を持つ京都の名門私立、ベルム学園。なぜか次々と学園内で起こる殺人事件。古生物部は、部長の三年生・神舞まりあと平部員の二年生、桑島彰の二人だけ。化石オタクのまりあだが、事件発生になると熱血探偵に早変わり。事情があって彼女のお守り役となっている彰。いつもいい線突いているまりあだが、彰が推理の矛盾をバッサリ指摘。結局はいつも未解決で、読んでいてフラストレーションがたまる。しかし実はまりあの推理は全て図星。 学園に存在するクラブがユニーク。古生物部をはじめ、パワースポット部、エアホッケー部、叡電部、嵐電部、コスプレ部、とかふつうの高校ではあり得ない多彩さ。そこがまた私立のお坊ちゃんお嬢さん学校らしいユニークさ。著者はそういう場面設定でも遊び心が豊か。 校内で次々に起こる殺人事件。その背景には、クラブ数の細分化と増え過ぎによる「過疎部問題」がある。統制管理する生徒会と過疎部たちの対立関係。何しろ部室や部費には限りがあるから。しかしそれが殺人事件にまで発展するところが小説ならでは。読んでいてゲームの世界に迷い込んで、自分が「不思議の国のアリス」になったような気分に陥る。 ヒロインのまりあが愛らしい。美人なのに、化石にしか興味がない。いつもツナギを着て、化石の削り出しにハンマーやタガネを握っている。そのツンデレぶりに、職業婦人のような、本人が意図しない色気も感じられる。事件が起こった時だけに、探偵業に乗り出す野次馬根性。そこもまた愛らしい。登場人物たちは、いずれも個性的。特に女性たちは、よりどりみどりの才女別嬪揃い。特にまりあの敵役である、生徒会メンバーたちは個性が際立っている。主人公の彰は無個性キャラで従僕の義務と言いつつ、実はまりあにホの字な結末。苦しい恋の行く末は果たして。 | ||||
| ||||
|
| ||||
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
---|---|---|---|---|
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 18件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|