友達以上探偵未満
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低血圧気味でやや人見知りだが観察、分析、推理力は抜群の上野おあと、それらはカラッキシだが物怖じせず直観と飛躍にすぐれた伊賀もも。凹凸の能力を備えた女子高生(うち1話は中学篇)探偵コンビによる中編集。魅力的で楽しいキャラクターを呼び水としながらも、内容はゴツゴツと骨太な正統派論理パズルで、決して読みやすい本ではない。だが、これぞミステリーの醍醐味。途中、込み入った討論についていけなくなって黙り込んでしまう箇所に笑いながらも食いついていってこそ大きな満足を得られるのだ。 発表間隔も開いていて、作者の苦労もうかがえるが、この絶妙の探偵コンビをぜひシリーズとして育てて欲しい。だらだら大学編まで続ける必要はない。中学篇と高校篇取り交ぜて4冊ぐらいで充分だ。日本ミステリの金字塔になるだろう。角川の力量が試されてるぞ。 | ||||
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いかにも麻耶雄嵩らしい、一筋縄ではいかないミステリ。 しかし、そのつもりで読んでいたのに、2篇目の「夢うつつ殺人事件」には、驚いた。 プロローグ部分の真相といい、殺された男子生徒が途中まで描いていた絵が、どの程度まで進行していたかで犯行時刻が絞り込めるのではと探偵役が推測してみる(が、手がかりにならない)点といい、中町信の初期作品を連想させる。 麻耶雄嵩にしては普通、に思えるのは、中町信へのオマージュだからか? しかし、それがどれだけ読者に伝わるのか? そう考えると、やっぱり普通じゃない。 | ||||
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もともとが「犯人当て推理ドラマ」だったので文章状態にすると 謎・トリック・登場人物の薄っぺらさが目立っています。 ただ、途中で思考のための中断・読み返しが可能だからこその感想であって 媒体が違えば評価が変わるとも思えます。 | ||||
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作者が百合のなんたるかを理解してないし興味もない様子。編集者にやれって言われて書いたのだろう。世界観も凡庸、登場人物も死ぬためだけに登場するような薄っぺらさしかない。事件が起こる前に飽きて読むのをやめた。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります ヒントが目立ちすぎのようにも映りましたが,目の前にある情報を落ち着いて整理し, 論理を積み重ね,解決へ導いていく流れは,ストンと腑に落ちて納得をさせてくれます. その一方で説明過多にも感じ,何もかもを文章だけで伝える様子には目が滑りがちで, 見取り図も用意されているのですから,もうちょっとスマートに見せて欲しかったです. このほか,カバー絵をはじめ,キャラクタや言い回しなどはラノベの雰囲気が強く, ユーモアミステリの部類に入ってきそうですが,このあたりは好き嫌いが分かれそう. また,なじみの薄い漢字を使ったり,『イヴェント』や『アドヴァイス』といった表記, さらには,本作がシリーズの途中の巻かと思うようなやり取りには,違和感を覚えました. なお,百合の成分はありません(?)が,二人の関係については複雑な面が覗き見え, 特に片方の少女の一方的な思いには,危うさとの胸の悪さとともに意外な印象を抱かせ, ドタバタで終わるのかそれとも…と,起こるかも知れない『何か』が気になるところです. | ||||
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