コンビニなしでは生きられない



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初公開日(参考)2018年04月
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長編小説

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コンビニなしでは生きられない (講談社文庫)

2021年07月15日 コンビニなしでは生きられない (講談社文庫)

謎解き鮮やか、仕掛け重厚の第56回メフィスト賞受賞の青春ミステリ! 大学を中退した白秋。彼の居場所はバイト先のコンビニだけだった。その平穏な日常を引っかき回す研修生が入店。店内で連続する事件にやたらと首を突っ込む女子高生の深咲だ。教育係の白秋は彼女の暴走する謎への好奇心に巻き込まれ、店の誰もが口を噤む過去の連続盗難事件の真相を推理することになり……。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.50pt

コンビニなしでは生きられないの総合評価:6.08/10点レビュー 13件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

コンビニなしでは生きられないの感想

メフィスト賞受賞作。コンビニを舞台としたミステリ。
先に2作目の『謎を買うならコンビニで』を読んでからの読書でした。その感覚だと2作目は大分読み易く物語も把握しやすくなっていたという印象でして、1作目の本書は物語が"複雑"という表現ではなく"粗削り"で書きたい事が雑然している印象でした。ただ良い所は沢山あり、本書はコンビニを舞台としてコンビニで働く者を主題とした本書ならではの個性的な作品で好感です。

著者自身が高校生からずっとコンビニ店員である実体験が活かされております。店員からの視点、バイト仲間、お客さん、起こり得る事件の範囲、レジやらお金の扱いなど、これらを活用したミステリであるのは面白く読めました。ただちょっと把握し辛いのは難かもしれません。

個人的にはミステリよりもコンビニ店員である事の感情の描き方が印象的でした。著者の想いが噴出しているのかもしれませんが、社会との距離、フリーター&バイトである事の後ろめたさと言った負の感情がリアルに感じました。いわゆる青春小説として同じ年代の仲間との交流や恋愛などの物語を学園で行わず、バイト先のコンビニを舞台で描いている様は、学園や社会人を遠い存在の憧れ(?)の様な距離で一線が引かれており、でも体験したい、自分もそうなりたいという感情によって本書の物語が生み出されているように感じました。

ネタバレではなく関係ない要素なのでここで書きますが、6章辺りの人を信じられない主人公の疑心暗鬼の様子も中二病やこじらせ系と言えばそれまでですが、でもそんな単純な言葉ではおさまらず、表向きでは他人との距離感を放ち、でも内面では仲間を信じたい気持ちもあるという反発する感情が描かれていたのが印象的。ミステリよりこの感情を溢す様が強く心に残る作品でした。

egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

コンビニなしでは生きられないの感想


第56回メフィスト賞。 大学を中退してバイト先にしか居場所のない主人公とちょっとおかしな新人女子高生がコンビニにまつわる事件の謎を解いていく。 やがて焦点は過去に起こった連続盗難事件とそれに起因したある従業員の死についての真相に向かってゆく・・・。

 コンビニです。 私はコンビニバイトの経験はないので判断しにくいですがおそらく現実のコンビニバイトの環境を克明に反映している作品。 トリックにもコンビニの内面の部分が存分に使われており、この作者が敢えてこの舞台で物語を書きたかったのだというのが伝わってくる。 色物ぞろいのメフィスト賞の中ではインパクト不足な気がしますが軽く読めるので〇
 この作品以降は作品のなかった作者ですがなんと今年8月に再びコンビニを舞台にしたミステリーを上梓するとのこと。 コンビニなしでは書けないのか!?



▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.11:
(1pt)

駄作

コンビニ強盗が店内にいるかも知れないという状況で、バックヤードでつまらん推理を延々と続ける謎の展開。
全く引き込まれず、序盤で見切りをつけた。
コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)より
4062991209
No.10:
(2pt)

読みやすい

ミステリー部分は口当たりがいいです。
ストーリー部分は口に合わなかったです。
コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)より
4062991209
No.9:
(3pt)

◯◯のようで▲▲な作品

「新しい」ようで「古臭い」作品。
「精緻な」ようで「粗雑な」作品。
読了して抱いた感想です。
なんというか惜しい……! 小説でした。

多重解決の事件構造に取り組み、見事に作り上げてはいるのですが、如何せん動機や周辺のディテールが雑です。
言ってしまえば、数十年前の「◯◯をやっつけるために、特殊な構造の建物を建てた」みたいなディテールなんですよね。これはちょっと読んでいてひいてしまいました。
その他、作中で犯人らの自白部分があるのですが、この辺も作者のご都合を喋らせているだけなのが伝わってきて、残念。
作中で1つの問題として、過労死が取り上げられていますが、これも扱いが雑すぎます。みんな気づかなかったっておかしいだろ……。

多分この人が書きたかったのは、
①多重解決のミステリー
②自分の性癖に適ったJKと冴えないフリーターが結ばれる物語
この二点だけだったのではないかと。
(コンビニは使いたかっただけ……?)

書きたい部分はしっかり出来ていると思います。でも、それ以外のところは道具としてとりあえず置いた感が強すぎて、がっかりでした。書きたいこと以外も煮詰めたら、すごい作品になったと思うのになあ……。

ともあれ、ロジック的な構成を作る力はある作家さんだと思うので、次回に期待です。
コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)より
4062991209
No.8:
(3pt)

読みやすい

読みやすいですね。まさかの展開に
おもしろくて一気に読んでしまいました。
コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)より
4062991209
No.7:
(2pt)

ミステリーとしてはいまいち

確かにコンビニであることが活かされているミステリーではあります。
ただ事件が解決された時の感情としては
「は?なにそれ?」というものです。
読み進めればどうしてそうなったのかは分かりますが、納得はできません。
コンビニという舞台ありきで無理やり作ったような印象です。

最後の展開についてはどちらの人物の考え方も理解できませんでした。
コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:コンビニなしでは生きられない (講談社ノベルス)より
4062991209



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