(短編集)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット



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閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット (講談社タイガ)

2018年08月22日 閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット (講談社タイガ)

「僕を殺したのは、たった一人の友だちなのか?」 天涯孤独の土田は大学受験を前に、友人の夏目の家で焼死した。夏目は酷薄で人を殺してもおかしくない人間だ。僕には生きる目的もないし死んでやってもいい。 でも、僕を殺した理由はなんだ? 死亡した土田の前に現れたのは、閻魔大王の娘・沙羅だった。 今回の謎はワイダニット(なぜ殺したか)。もう一度友人と話すため、霊界の推理ゲーム開廷!(「BOOK」データベースより)




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閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニットの総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Cランク


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No.2:
(6pt)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニットの感想


閻魔堂沙羅の推理奇譚第三弾。 今回のテーマはワイダニット! 何をしても容姿で損をする天性のブス、余命一年のおじいさんとその孫、天涯孤独で死のうと思ってる浪人生、殺される覚えも由縁もなさそうな方々、何故殺された?

 良かった良かった特に表題作。 犯人確定済の純ワイダニット。 こういう終わり方の作品も偶には必要だよね、私も昔は自分を特別な存在と思いたかったものよ。

りーり
9EDFH0HC
No.1:
(6pt)

閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニットの感想

閻魔堂沙羅の推理奇譚の第3弾。
相変わらず面白いのですが今回は厳しめでこの点数にします。

まずミステリとしての感想ですが、すべての手がかりが提示されてはいるのですが、主人公達の突飛な発想を前提とした論理展開である為、納得し辛いものとなっています。1巻では、読者と主人公の頭の中の手がかりの準備と、その手がかりを元にした推理展開がとてもシンクロしていたのですが、本作は読者置いてけぼりで推理している事を感じます。読んでいて一緒に考えるのではなく、解答を眺める物語となっています。作品と読者の距離感がとても離れていると感じました。突飛な発想とはいえ、神の視点となる沙羅に正解が与えられればそういう物語なので納得せざるを得ないのですが、スッキリしません。複雑な謎を作り上げようとした気がしますが、これじゃない感がとても感じる物語でした。

ドラマの内容について。著者の思想がとても強くでています。登場するキャラクター達に政治や社会の考えを代弁させたセリフが多すぎます。2巻の『負け犬たちの密室』で登場した浦田も同じ傾向でしたが、このキャラクターは世間を見下した自己が確立した人物だったので、社会へのメッセージや思想多きセリフも浦田の改心へ繋がる物語として役割を果たしていて意味を感じましたが、本作の場合はただの著者の想いの発散の為、謎解きのノイズに感じました。必須ではない文章が多くカットしても問題ない所が多いです。1巻のように些細な会話が解決の手がかりとなるような無駄のない文章で謎を解き明かす品質を望みます。

本作品集の中では最初の『外園聖蘭』の章が面白く読めました。表題含めた他の作品は煮詰まってなくて複雑で長い物語に感じてしまいました。
2巻から続けて作品を書き続けているのでしょうね。物語の文章の流れの傾向から筆がのっている感じはとてもします。
何だかんだ不満を溢しましたが、総じては面白いので次回作も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
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未読の方はご注意ください

No.1:
(5pt)

ラノベ全盛の今こそ求められる王道

新しい形の推理小説。冗長でフーダニットをメインとする本格派とは異なり、ライトにして、深く世間に切り込む姿勢は評価できる。
ただしこの作者、ややクセが強い。そこが気に入れば上手くハマる。
閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット (講談社タイガ)Amazon書評・レビュー:閻魔堂沙羅の推理奇譚 業火のワイダニット (講談社タイガ)より
4065126495



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