大聖堂の殺人 ~The Books~



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長編小説

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大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)

2019年02月15日 大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)

解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕! 天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。 すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。 大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

大聖堂の殺人 ~The Books~の総合評価:5.80/10点レビュー 10件。Cランク


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(6pt)

大聖堂の殺人 ~The Books~の感想

堂シリーズ完結。
メフィスト賞を受賞してデビューした『眼球堂の殺人』は理系の本格ミステリとしてシリーズを期待させるものでした。2,3作目と少しパワーダウンしましたが、4作目『伽藍堂の殺人』からは物語を様変わりし最後に向けて出来る中での物語を作り上げて、ちゃんと完結させたという所は評価です。
毎回の読後感は謎の勿体なさを感じる気持ちで不満が多いのですが、読みたくなる魅力は備わっていました。数学的な話や本格ミステリ、キャラクター達は気になる方々。今回最終回ということで主要な人物達を出してまとめているのは改めて最後なんだなと寂しさを受けました。

ミステリの仕掛けについて思う所として、4作目ごろから本作品は理系の本格ミステリ傾向の中、題材やトリックは数学的な机上の空論であり、実際にそれができるのかという物理的制約が無視されているのが気になりました。面白くて派手ならいいでしょという感覚が見え透いております。物語は数学なのにミステリの解決は論理的ではなく、トリックは物理的なのに現実では実現できない。このちぐはぐが残念な印象を受けました。

本作ではシリーズに出てくる大ボスの数学天皇の藤衛が登場しました。最終回という事で風呂敷を閉じる意味で出てきたのもありますが、なんというかしょぼい幕切れかなと。
このシリーズをリセットさせたいのか、読者に好まれるキャラクターがいなくなってしまっているのが残念。個人的に好むキャラは善知鳥神ぐらいでした。十和田も1-2作目の頃は好きですが、それ以降はちょっとね。

途中で辞めず最後まで読みたくなったシリーズとしての魅力。物語が完結したという所の評価で☆6。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.9:
(2pt)

無駄文章多すぎ…

シリーズ途中までは(3冊目ぐらい)面白かったのですが…。
十和田先生の扱いひどいし、神がかってる主要人物3人を表現するのに鬱陶しいくらいページ割いてる(その割にはいまいち伝わってこない)し、肝心のトリックも何だか今までで一番つまんないしで。
すごく残念な読後でした。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
4065145325
No.8:
(5pt)

ダイナミックなトリックと何考えてるのか分からないキャラ達が魅力のシリーズ完結

何気なく手を出した第一作から気づけば最終巻まで一気に読んでしまいました。
本シリーズの魅力はやはり各「堂」のダイナミックな仕掛けではないでしょうか。
メインのトリックは「堂」の「回転」だとお約束になっているので、推理が苦手な読者としても完全には思考放棄せずに読み進められるのが丁度よかったです。

「リーマン予想」というどこかで聞いたような用語でしかなかったものが、まるで世界の真理そのものであるかのように扱われるのも新鮮でした。

登場人物達も丁度良いというか、全体的に年齢が高めなのが落ち着いていて好みでした。
特に「神」さんは終始何を考えているのか何がしたいのかよく分からないまま十和田さんと読者を翻弄しつづけてくれてよいキャラだったと思います。
シリーズ中盤では探偵役だった十和田さんすらよく分からない側に行ってしまい、○○にまで手を染め、時にはRPGごっこまでして、逆に目が離せない存在となりました。

最終巻まで読み終えてやはりお話としてはめでたしめでたしで満足ですが、結局神さんは煙に巻くだけ巻いてよく分からないキャラのままでしたし、十和田さんも探偵役を降りた後は最後までマスコット的な存在で終わってしまったように思います。

ただそういうよく分からなさが独特の魅力だった作品ですね。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
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No.7:
(5pt)

最後にふさわしいトリック

数学的、哲学的な話が多めで少々重々しかったが、殺人事件の奇怪さと、そのトリックは秀逸でした。
ただ、このシリーズを通じて言えることですが、探偵役はいつこのトリックに気付いたのか、という謎はずっとモヤモヤしてます。ま、小説だからいいんですけど。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
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No.6:
(2pt)

火山の噴火はいただけない

膨張の図解は間違ってるのでは?
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
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No.5:
(3pt)

ちょっと、期待はずれあり

推理小説は読まないので(トリックが分かっても面白くない。今回は周木律がゆえ購入)、トリックなどはどうでも良いのですが、教会堂までの展開は面白かったです。あとは、2巻は大きな展開もなく、ほぼ予想通りかな。あれだけ、リーマン予想を煽っときながら、ちょっとしりつぼみ感有り。
大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:大聖堂の殺人 ~The Books~ (講談社文庫)より
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