眼球堂の殺人 ~The Book~



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眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)

2016年09月15日 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)

放浪の数学者探偵、降臨! "堂"シリーズ文庫刊行開始! 新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作 神の書、"The Book(ザ・ブック)"を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子(むつあいこ)と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅"眼球堂"だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!(「BOOK」データベースより)




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眼球堂の殺人 ~The Book~の総合評価:6.42/10点レビュー 53件。Bランク


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全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(6pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

 
 天才建築家によって造られた異質の館「眼球堂」、そこに招かれた各界の天才と放浪する数学者・十和田只人は恐るるべき惨劇を目の当たりにする。 あまりに奇怪な建造物、そして不可思議な遺体、異質で飾られた堂シリーズ一作目メフィスト賞作品。

 やはりメフィスト賞は変でなくちゃ、とはいえどのトリックも過去の名作たちに酷似している気もする。 文章はやや冗長、登場人物に魅力無し、感想としてはトリックは面白いが物語としては非常に納得のいっていない形。 まぁそういうところ含めてメフィスト賞っぽいですよね。


▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.9:
(3pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

the bookと天才数学者についての言及少なく、テーマに上手く組み込まれていない。
もったいない

テルテル
9638XNHX
No.8:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

とりあえず今後に期待

綾辻氏の『館シリーズ』に代表されるような、奇妙な建物で行われる連続殺人という、自分の大好きなジャンルなので期待しましたが正直この作品はあらゆる面で微妙でした。

まず文章が稚拙で読みにくいです。
特にわざわざそこまで書かなくていいような所も1から10まで説明するようなクドい書き方が気になります。

あと、おそらく森 博嗣氏などの影響を受けて、衒学趣味的なことをやろうとしているのですが、肝心の作者の知識、見識が全く追いついていないため、子供が賢く見せようと精一杯背伸びしているみたいで痛々しいです。
キャラクターもやたら「天才」を出すのはいいのですが、描写に説得力がなく、全く天才に見えません。
「ピカソより凄い」とかもはや小学生が考えたような設定だな……と思ってしまいました。

トリックも派手ではあるんですが、いずれも過去にどこかで見たものの焼き直しでしかありませんね。
総じて見てこの作品には、作者独自のオリジナリティとかアイディアはほぼ見られず、はっきり言って既存の作品のパクリ、劣化版の寄せ集めとしか思えませんでした。

滅茶苦茶辛口な評価になりましたが、デビュー作ですし、奇妙な建物での殺人事件という題材でシリーズが続くのでしたら、それ自体は大好物なので、今後の作品で化けてくれるのを期待したいです。



▼以下、ネタバレ感想

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マリオネットK
UIU36MHZ
No.7:
(3pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

集められた天才たちが、眼球堂にて次々と犠牲になっていく典型的なクローズドサークル。

こういう機械的なトリックはあまり好きではないのでこの評価。

エーカー
NWKWLAAY
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

眼球堂と呼ばれる館に招待された六人と一人。二日目の朝、死体が発見される。館の主人驫木煬が無残な姿で。その後次々に四人が。天才数学者、十和田只人が一連の事件の真実を証明する。そんなストーリーです。この手の館物は以前に読んだことがありますが、そっちはまぁ良いでしょう。しかし、天才と呼ばれる人間の思慮と云え凡人にはとても理解出来ない行動原理です。犯意がまるでわからず、そこはちょっと付いて行けません。フーとホワイとハウがそろう殺人現場。その胡散臭さはミステリの彩りとして有効です。ただ、やはり一人の登場人物が最後まで現れませんでした。そのために最後のドンデン返しが読まれてしまいます。ここはもう少し考えて欲しかったと思います。しかし、放浪の天才数学者というキャラクターは面白くこの後の活躍に期待したいです。

▼以下、ネタバレ感想

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ニコラス刑事
25MT9OHA
No.5:
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

雰囲気は森博嗣+綾辻行人といった感じで、メフィスト賞作品にしてはオーソドックスなクローズドサークルものの理系ミステリでした。探偵役が数学者という事もあってかまさにこれしかないという解でした。ただ、建物のとある仕掛けと第1の事件のトリックは気付かれずにやるのは流石に無理なように思います。

水生
89I2I7TQ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

好みの本格ミステリである事と読みやすさが良いです。

『館』の文字の使用を控えて、眼球堂の『堂』を選んだと思いますが、中身は館物でクローズド・サークル。
トリックあり、読者への挑戦ありと、直球の本格ミステリです。この手の本は好みで楽しいです。

少し厄介に感じたのが既視感が多い所です。
人物設定やトリックなど新本格時代の本を好んで読んでいる人には触れているだろう定番本のネタをいろいろ取り入れています。
が、それが悪いかというとそうではなくて、うまく組み合わせて作品を作ったなと思う次第です。
新鮮な驚きではなく、感心という気持ちでした。

ミステリ好き同士で感想を話すと、ここってこの作品のここだよね。こっちの設定はこの作品だよね。
と、他作の作品名はネタバレになるので言えませんが、そういう風に感じる本でした。

天才が集まる必然性が弱かったり、「ザ・ブック」と発言する主人公は数学者を超えたイタさを感じるなど、ひっかかる部分はあるのですが、本格が好きな気持ちと楽しさが伝わり良かったです。
次回作も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
No.3:
(7pt)

変わった建物の中で起こる殺人事件

数学の天才とそのストーカー兼ルポライターが訪れた「眼球堂」で
殺人事件が起こる。

その真相とは・・・?

っていう話。


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jack
J1EJ4V2U
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

また一人「メフィスト賞」から正統派本格新人現る!放浪の天才数学者十和田只人は、建築界の巨星が建てた異形の館「眼球堂」にストーカーライター陸奥藍子とともに招かれる!しかし、そこで待ち受けていたのは館の構造を生かした不可能犯罪の数々だった! 森博嗣さんが久々に新人に推薦文を寄せたことも頷ける天才たちの競演による理系本格で、中学生の頃に「F」を読んだときと同じような衝撃を受けました!物理トリックはこれぞ本格!と呼べる大がかりなものでしたし、違和感を覚えつつも見破れなかったラストのドンでん返しにも眩暈しました!早くも本年度ベスト級の傑作の誕生!夏に出る第2作も楽しみです。これから本格ミステリ界で大いに活躍して欲しいですね。期待の意味も込めて、新人では異例の9評価ということで!

ジャム
RXFFIEA1
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

 トリックはどこかで見たようなものだったり、すぐにわかってしまうようなものだったりと物足りなさを感じましたが、あらゆる可能性を挙げてそれらを論理的に消去していく緻密さはすばらしく、ラストもなかなか満足ができるものでした。
 わりとすっきりとしたストレートな本格なので、「本格ミステリって何?」というような方に薦めるのにちょうどいい1冊だと思います。

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聖水卿
EM682PQJ
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