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眼球堂の殺人 ~The Book~



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眼球堂の殺人 ~The Book~の評価: 5.80/10点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.80pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全4件 1~4 1/1ページ
No.4:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

眼球堂と呼ばれる館に招待された六人と一人。二日目の朝、死体が発見される。館の主人驫木煬が無残な姿で。その後次々に四人が。天才数学者、十和田只人が一連の事件の真実を証明する。そんなストーリーです。この手の館物は以前に読んだことがありますが、そっちはまぁ良いでしょう。しかし、天才と呼ばれる人間の思慮と云え凡人にはとても理解出来ない行動原理です。犯意がまるでわからず、そこはちょっと付いて行けません。フーとホワイとハウがそろう殺人現場。その胡散臭さはミステリの彩りとして有効です。ただ、やはり一人の登場人物が最後まで現れませんでした。そのために最後のドンデン返しが読まれてしまいます。ここはもう少し考えて欲しかったと思います。しかし、放浪の天才数学者というキャラクターは面白くこの後の活躍に期待したいです。

▼以下、ネタバレ感想

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ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3:
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

雰囲気は森博嗣+綾辻行人といった感じで、メフィスト賞作品にしてはオーソドックスなクローズドサークルものの理系ミステリでした。探偵役が数学者という事もあってかまさにこれしかないという解でした。ただ、建物のとある仕掛けと第1の事件のトリックは気付かれずにやるのは流石に無理なように思います。

水生
89I2I7TQ
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

好みの本格ミステリである事と読みやすさが良いです。

『館』の文字の使用を控えて、眼球堂の『堂』を選んだと思いますが、中身は館物でクローズド・サークル。
トリックあり、読者への挑戦ありと、直球の本格ミステリです。この手の本は好みで楽しいです。

少し厄介に感じたのが既視感が多い所です。
人物設定やトリックなど新本格時代の本を好んで読んでいる人には触れているだろう定番本のネタをいろいろ取り入れています。
が、それが悪いかというとそうではなくて、うまく組み合わせて作品を作ったなと思う次第です。
新鮮な驚きではなく、感心という気持ちでした。

ミステリ好き同士で感想を話すと、ここってこの作品のここだよね。こっちの設定はこの作品だよね。
と、他作の作品名はネタバレになるので言えませんが、そういう風に感じる本でした。

天才が集まる必然性が弱かったり、「ザ・ブック」と発言する主人公は数学者を超えたイタさを感じるなど、ひっかかる部分はあるのですが、本格が好きな気持ちと楽しさが伝わり良かったです。
次回作も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
No.1:
(7pt)

変わった建物の中で起こる殺人事件

数学の天才とそのストーカー兼ルポライターが訪れた「眼球堂」で
殺人事件が起こる。

その真相とは・・・?

っていう話。


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jack
J1EJ4V2U

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