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眼球堂の殺人 ~The Book~
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眼球堂の殺人 ~The Book~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1~20 1/3ページ
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トリックは少し強引な気もするけど、見取り図と睨めっこしながら最後までワクワク読めた。学術的、哲学的な部分は難しくて正直よく分からなかった。今読んでるものが無くなったら次巻も読んでみたい。 | ||||
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たまたま前の週に東川篤哉の某作品を読んで似たような作品だったので 見取り図からトリックは直ぐ分かりました。 もう一つのトリックは分からなかったが、ちょっと無理があるのとアンフェアな印象を受けました アイデアはかなり良いのでもう少し説得力が欲しかったところです 探偵のキャラも今一つ面白くないのですが、以降の作品はどうなっていくのでしょうね | ||||
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まず本小説の舞台となる、あり得ない構造した建物を想像しながら読むことにワクワクさせられました。その中に隠された、ミステリー小説的な文学的表現にやられました。色々な学術分野の特質が詰まった多重構造のストーリーに、脳内の色んな知的好奇心が満たされた作品でした。 | ||||
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単なる雑談のような稚拙さ。 登場人物たちの会話が不自然というか自然な感じがせず読み進める中で冷める瞬間が多々あった。 集団で話していたのに急に二人っきりで話始めたり、「その会話聴こえているだろ」といった感じで空間把握もいまいち。 そしてノーベル賞を受賞したという教授の推理が稚拙すぎて萎える。 さらにオチ。 犯行に必然性が全く感じられず犯人や動機が明らかになっても爽快感、または悲壮感といった何らかの感想すら持てなかった。 構想が興味深かっただけに残念。 | ||||
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メフィスト賞受賞作とのことで、読んでみました。 まず、文章の拙さにびっくりしました。 そして主人公の厨二臭さにびっくりしました。 38歳の男が 「ギリシャ神話?ああ、『至高の独裁者の本』か」 ってヤバすぎじゃないですか? あと、「ザ・ブック」の文脈をみんながするっと受け入れるところも違和感がすごかったです。 偉大な建築家、轟木煬の主張は 建築学こそがあらゆる科学の頂点にたつもの というものなのですが、説得力皆無です。 こういうのは、作者のアイデアや知識で、力技で納得させてくれないと世界に入り込めないのですが、とりあえず理屈を捏ね捏ねしてるだけで、とにかく説得力皆無です。 トリックも、なんかどこかで見聞きしたようなもので、建物の構造聞いたら「まあ、こういうことだろうな」って言うのが思いつくくらいのものでした。 森博嗣って偉大なんだな。 って再確認させてくれる作品ということで星一つ追加です。 | ||||
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10ページほどで止めました。デビュー作ということで出来が悪い。探偵と助手の会話が小学生の作文か?暗いお粗末。 ミステリーの内容よりもそれ以前の問題です。もう一度書き直したらよい作品になるかもね | ||||
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大胆なトリックや、エピローグの後の展開も中々良かった。 メフィスト賞受賞作の中では結構上位に入る作品だと思う。 ただ、時々出てくる神についての議論みたいなのには少し辟易したので星4にしました。 | ||||
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森博嗣と比較してそのファンに批判されることの多い作者だが、 デビュー作でシリーズ第一作のこの作品の悪い点は、有名ミステリ作家の物理トリックそのままの点。 ひねりも発展もなく伏線もそのまま同じ使い方なので、流石にどっかで読んだトリックだと気付いてしまった。 (むしろ元作品の方が物理トリックを使っているのに変化球。) | ||||
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「ほんため」での紹介から読んでみました。 なるほどね、一度は疑ったのに「ほんため」コメントの通り騙され ました。 仕掛けのありそうな建物内での殺人事件。 建物構造図が特殊過ぎて頭の中での映像化に苦労しましたし、 学術的内容について行けてない気がしますが面白く読めました。 読んでいくとなぜか引っかかる言葉、違和感がそのままエピローグで 説明されていきました。 他の要因も探せるかもしれませんが納得できる帰結であったと 思います。ちょっと長いですがお勧めです。 | ||||
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まず、作者の建築や数学に対する造詣の深さには、思わず舌を巻きました。 登場人物はみな天才という設定ですが、専門知識という部分にクローズすると、十分に説得力があったように思います。 ただ、前半部分で天才たちが見せる推理がどこかトンチンカンで、そこが惜しかったです。要は、本当の天才であれば、あのメイントリックの可能性にもすぐに思い至るのでは?と感じました。 最終章で明かされる真実にも、1件目の事件後のある会話をきっかけに、すぐに見破ることができました。その点では、かなりフェアに作られているようにも思います。 小説としての面白さはもう一つだと感じ、星3つです。 | ||||
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個人的にはありなんですが、オチには賛否両論あると思います(おそらく否の方が多い)。ちょっと意味合い違いますが、夢オチに近いところありますからね。今、5作目読んでいるところですが、物語としては、4作目まではだんだん面白くなって行きます。トリックには興味無いのですが、1作目が気に入れば3作目までは大丈夫かと思います。4作目のトリックはどうなんだろう?個人的には一番好きですが、普通の殺人トリックが好きな人はこんなのありか?って人も多いのでは?と思います。 | ||||
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建物自体はまあ、おもしろい。ただ、数学のこととか難しくて読むのが苦痛… それと、あの人が犯人って… そう言うのイヤ。 | ||||
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大掛かりで全く予想出来ず。ちょこっとだけ卑怯なトリックもあったけど、許せる範囲。 面白かった! 最後の展開は予想が出来ずにどうなるんだろう…と思ってしまった。 ネタバレを読まずに本編を是非読んで欲しい!じゃないと面白さが半減しちゃうので! | ||||
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館シリーズを彷彿とさせるタイトル…。故に読まず嫌いだった。 読んでみると、文章もそこまで変じゃないし、見取り図があるし、クローズドサークルだし…損はしなかった。 むしろ読める作家が増えて嬉しい、といった感じ。 内容は薄めで、ページ数の割にすぐに読み終えてしまう。もっと少ないページ数にできそう。かといってどうでもいい場面を描いているわけでもなく、むしろプロセスは端折られ気味の印象を受けるから不思議。デビュー作とのことなので、今はもっと文章がうまくなっているのであろう、これから読むのが楽しみだ。 他に書いている方もいるが、「人間を超越している十和田」が伝わってこない。それにまつわるエピソードが比喩ですらなく、ただすごい数学者だ、といっているだけでは説得力がない。眼球堂に集った他の「天才」たちについても同様。 藍子との初対面の会話も、自身の知識を一方的に話したがる自己顕示欲の塊野郎としか思えず、おそらく著者が与えたかったであろう変人という印象は受けない。エチケット袋を頭から被ったり、ハムスターのように頬を膨らませるなど、ただ単に痛い野郎。おっさんが萌え袖やってるみたいな痛さ、方向違いのあざとさを感じる。天才エピソードの弱さ、変人キャラづくりの下手くそさなど、力量不足の感が強い。 とはいえ、後半になると変人描写はほとんどなくなるので、ストレスもなくなってくる。最初からそれでいってほしかった。 ザ・ブックにも全く惹かれない。本当にクソどうでもいい。小説の小道具どころかエッセンスにすらなってない。もうちょっと心惹かれる描写がほしかった。 あとは、ベッドの軋む音が沁みるという表現にちょっと違和感を覚える。音楽や声なら沁みるのもわかるけど、軋む音って沁みるかな? 一瞬の音だし、心地よいわけでもないし、どうも変。いや、正しい用法で、こちらの知識不足がそう感じさせるのかもしれないけど。 眼球堂という名前と、そこに施された仕掛けの符合は良かった。気持ちいい。完全数やらなんやらはまったくわからなかったが、仕掛けはわかりやすくてよかった。が、わかり易すぎて、正直大体わかってしまった。ミステリを読む人はわかっちゃう人多いんじゃないかなあ? 初歩的なトリック。伏線というか、ヒントも結構多めだし。 あと、いわゆる読者への挑戦がいまいちかっこよくなかった。有栖川有栖の読者への挑戦が至高だと思うのだが、それに比べてかなり淡白。有栖川有栖の読者への挑戦は感極まって泣きそうになるくらいカッコいい。挑戦はミステリ好きなら絶対興奮するのに、今作の挑戦は正直興奮しなかった。 そういうわけで、いまいちな印象…と思っていたのだが、ある文章でその印象が覆された。 「真実――」で始まる文章にどうも違和感があって、このレビューでも言及するつもりでいたのだが、その違和感に関する説明がラストに入っていたのだ。この小説で一番「してやられた感」があった。なるほどな、と納得してしまった。はっきり言って「〇〇の殺人」なんて期待度高いタイトルをつけるのはどうかと思うのだが、シリーズは読破したくなった。応援したい。 | ||||
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良くも悪くも「尖った」「歪んだ」作品を世に出すための『メフィスト賞』だと思っていましたが そこそこまとまった小粒な作品だと感じました。 探偵役の造形,トリック,どんでん返しなどは既視感のあるものばかりで 「更にもう一捻り」を期待していただけに残念でした。 | ||||
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天才だ、すごい、みたいな表現が多く、何が天才なのか全く分からない。 それっぽい表現がいっぱい出てくるので、それを面白いと思うか。 500ページあるが、そんなにいるか?という感じがする (でも、一日で読んだ)。 ただ、キャラクターは面白い感じに表現されており、トリックも壮大で読んでいて面白いです。 建築に焦点が当てられているため、それを想像するのが楽しいと感じました(苦手な人もいるかも)。 また、ラストで語られる真相は続きを読みたくなります。 シリーズとして出ている様なので、しっかり順を追って読んでいきたいと思います。 でわでわ。 | ||||
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「堂」シリーズ1弾。 森博嗣とうっすら綾辻行人を足したような懐かしい感じがしました。 殺人の舞台はまるい館ということで…う~ん、これはどちらが先に書かれたのかは分からないのですが、以前、同じトリックを使った作品を読んでいたため、全くの予想通りの展開に…。 ですからトリックに関しての驚きがなかったのはとても残念だったのですが、とにかく読みやすかったので、このままシリーズを読み続けていきたいとは思いました。 | ||||
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メフィスト賞を受賞しているそうです。それにしては、文章が余り上手ではないのと(実に理系的)、「閉ざされた雪の山荘」風の陳腐な舞台設定のせいで、途中まではせいぜい星2つかなと思ってました。 ところが、最後の謎解きのところで壮大な仕掛けに唸らされ(これで星3つ)、さらにエピローグで意外な事実を告げられて、星4つにしました。 | ||||
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この作者の、建築を利用した殺人シリーズは、全巻持っています。面白い。 | ||||
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2013年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。加筆修正されているという。 デビュー作であり、奇怪な建築が殺人現場となる「堂」シリーズの第1弾。 かなり異様な建物だ。まさに犯罪のために特別あつらえといった感じだが、終盤まで「その建物がどのように使われたか」がわからない。そして、想像を超えるトリックに、感心するやらあきれるやら。バカミス一歩手前だ。 真犯人は、以外ではあるが、あまり必然性を感じない。 | ||||
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