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眼球堂の殺人 ~The Book~
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眼球堂の殺人 ~The Book~の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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単なる雑談のような稚拙さ。 登場人物たちの会話が不自然というか自然な感じがせず読み進める中で冷める瞬間が多々あった。 集団で話していたのに急に二人っきりで話始めたり、「その会話聴こえているだろ」といった感じで空間把握もいまいち。 そしてノーベル賞を受賞したという教授の推理が稚拙すぎて萎える。 さらにオチ。 犯行に必然性が全く感じられず犯人や動機が明らかになっても爽快感、または悲壮感といった何らかの感想すら持てなかった。 構想が興味深かっただけに残念。 | ||||
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メフィスト賞受賞作とのことで、読んでみました。 まず、文章の拙さにびっくりしました。 そして主人公の厨二臭さにびっくりしました。 38歳の男が 「ギリシャ神話?ああ、『至高の独裁者の本』か」 ってヤバすぎじゃないですか? あと、「ザ・ブック」の文脈をみんながするっと受け入れるところも違和感がすごかったです。 偉大な建築家、轟木煬の主張は 建築学こそがあらゆる科学の頂点にたつもの というものなのですが、説得力皆無です。 こういうのは、作者のアイデアや知識で、力技で納得させてくれないと世界に入り込めないのですが、とりあえず理屈を捏ね捏ねしてるだけで、とにかく説得力皆無です。 トリックも、なんかどこかで見聞きしたようなもので、建物の構造聞いたら「まあ、こういうことだろうな」って言うのが思いつくくらいのものでした。 森博嗣って偉大なんだな。 って再確認させてくれる作品ということで星一つ追加です。 | ||||
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10ページほどで止めました。デビュー作ということで出来が悪い。探偵と助手の会話が小学生の作文か?暗いお粗末。 ミステリーの内容よりもそれ以前の問題です。もう一度書き直したらよい作品になるかもね | ||||
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森博嗣と比較してそのファンに批判されることの多い作者だが、 デビュー作でシリーズ第一作のこの作品の悪い点は、有名ミステリ作家の物理トリックそのままの点。 ひねりも発展もなく伏線もそのまま同じ使い方なので、流石にどっかで読んだトリックだと気付いてしまった。 (むしろ元作品の方が物理トリックを使っているのに変化球。) | ||||
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建物自体はまあ、おもしろい。ただ、数学のこととか難しくて読むのが苦痛… それと、あの人が犯人って… そう言うのイヤ。 | ||||
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ここまでアンフェアな状況下での「読者への挑戦状」的な提示は前代未聞www ここまで後出しジャンケンだと笑えるし、バカミス以外の何者でも無い。 意図的かどうかは分かりかねるが中途半端にルビ無しの読みづらい漢字が多いのは、はっきり言ってストレス。 尚且つ、この作者の時制はどんなシチュエーションでも「漸く」の一言で片付けられてしまう語彙力の無さ。一作品で10回以上出て来ると思う。関連事項として「翻す」、「顰める」も多様する傾向があり、これは次作にも言える。 また、登場人物の肩書きをプロットを活かしきれておらず、その肩書きに沿うような人物像を誰一人として描写仕切れていない。 何はともあれ、ジャケットの建築物のデザインと作品中の建築物のデザインが一致していないのがそもそも詐欺。 | ||||
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メフィスト賞で数学者と冠がつけば、当然、読者は、お、第二のもりひろしか(しかも専門は建築などとうやうやしく書いてある!)。その期待を胸に最初の数ページをうやうやしくめくる、読者はたぶんこう思うだろう「なるほど、そうだね、もりひろしほど若くないもんね、でも、がんばってるなぁ」だって、応援したいからだ。それから、読者は頑張って最後まで読み切る、そうしてあなたはそう思うだろう「ふざけるな!」と。おれも思った「ふざけるな!」と。くだらなく、諧謔でも衒学でもなく続く、よくわからない表層的な「専門性ぶったおしゃべり」。さまざまな専門家ぶりをたとえば西尾維新のように天才にするのならばかばかしいが、あくまで自分の脳みその中にとどめるその手腕、さらには、殺人の手法、予想がつくくだらない犯人、いやぁ、絶望的にひどい。僕の読書量的推察からは、たぶん、筆者は、綾辻+森+(京極)=おれすごい、みたいなところをねらったんじゃないかと思うんだけど、安心してほしい、そのとおりだから。うん、あなたはすごいから。いやぁ、びっくりした。ほんとに、すごいね、まじで。 | ||||
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途中で「犯人を当ててください」という形式を採用しているものの、そこに辿り着くまでの不要部分が長い、長すぎる。でも「ここたぶん読まなくていいな」って直感的に分かるあたりは親切なのかも、ということで☆二つ。 他の方もおっしゃってる通り、トリックは他で使われています。 ネタバレになったら申し訳ないですが特にゲームの「かま○た○の夜2」をやった事のある方にはおススメしません。 | ||||
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何人も人が殺されて、助けが来ない建物に閉じ込められているのに「頬を膨らませ」「ため息をついて」「目を三角にして」「苦笑しながら」行動をする女がいるのがおぞましい。さらに別作家の『体育館の殺人』でもあった、「はんほほひははらんほほひはお」「ちゃんと食べてから喋ってください」という読むからにおぞましいやりとりはライトノベル作家の間で流行っているのだろうか? メイントリックだが、まさかアレではないよな、まさか…だってアレを使ったトリックは知っているだけでも前例が四作品あるし…と読み進めると、終盤「山の上に○○があるんですよ」というセリフが。決定打か!と思うも、気の利いたジョークの一種だろうと言い聞かせ、謎解き部分を読む。……アレを使ったトリックでした。作者がアレを使った作品を知らないという可能性はまあ、薄いながらもあるが、編集部はなぜ「そのトリックならとっくの昔に色んな作品で使われてますよ」と指摘しなかったのか?おぞましい。 『新人の作品、めちゃくちゃ未熟で面白くない』確率が、変動して、98%から99.7%にハネ上がりました。もう二度と新人の作品は読まない。 | ||||
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平成も25年を過ぎた今、このようなスタイルのミステリを世に問う意味は?というのが正直なところだ。 たしかに、間違いなく本格ミステリに分類されるし、いわゆる理系ミステリ方面の作品ともいえるかもしれない。 しかし、このキャラクター設定やトリックに、著者のミステリ作家としての資質をどう見いだせば良いのだろうか、と考えてしまう。 すなわち、すべてに既視感がある、という作品なのだ。 典型的なクローズド・サークルものであり、それは私も嫌いではない。 限定された登場人物でフーダニットのストーリーが進行するのも、悪くはない。 しかしである。 謎の解明で展開されるロジックと、謎の元となる物理トリックには、目を覆ってしまう。 しかも、主人公のキャラ設定は、どうしてもあのテレビドラマに被って見える。 これは、本作の価値を大きく損ねるものだ。 というように、辛口の評価ではあるが、著者の本格ミステリに対する姿勢は評価したい。 たしかに、今、この風合いのミステリを書く作家はいない。 ただし、著者には、いない理由をもうちょっと理解してもらいたい。 つまり、この手の作風が、今、どのくらい要求されているのかということである。 | ||||
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過去のメフィスト作品や講談社の本格と言われる作品の二番煎じ的な作品。ほぼ目新しさもないし典型的な登場人物、トリックを成立させるためだけの様々なご都合主義的な設定。このジャンルが好きでない人には馬鹿馬鹿しい物語です。あと、天才を扱っていながら凡人のような振る舞いしか描けていないのも違和感がありました。 とは言えこの手の作品が好きな人はそれなりに楽しめます、展開がある程度分かっているのに毎週水戸黄門を見るようなもんです。他人から馬鹿馬鹿しいといわれようが見たい(読みたい)んです! それらを踏まえてもいくつか文句言いたいこともありますがデビュー作だしこのジャンルの新作が今のところ多いわけではないから許容範囲で十分楽しめました(個人的に)。 それでも痛いかなと思うのは価格が高めなこと。最低でも千円以下にしてもらいたかった。それなら★三つにしました。 | ||||
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