教会堂の殺人 ~Game Theory~



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

4.00pt (10max) / 1件

4.29pt (10max) / 7件

Amazon平均点

3.70pt ( 5max) / 10件

楽天平均点

3.42pt ( 5max) / 19件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []E
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

59.00pt

0.00pt

28.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2015年07月
分類

長編小説

閲覧回数3,621回
お気に入りにされた回数5
読書済みに登録された回数13

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社文庫)

2018年09月14日 教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社文庫)

訪れた者の命を次々と飲み込む魔の館! 殺人者が仕掛けた究極の罠とは!? メフィスト賞受賞の人気シリーズ、最新刊! テーマは「ゲーム理論」!? 狂気の建築家が建てた、訪れた者を死に誘う館──教会堂。そこにたどり着いた人々は次々に消息を絶ち、ある者は水死し、ある者は火に焼かれ、ある者は窒息した状態で、発見される。警察庁キャリアの宮司司は、失踪した部下の足取りを追い、教会堂へと足を向けた。待ち受けていたのは、均衡に支配された迷宮と、『真理』を求める死のゲーム……! 天才数学者が出題した極限の問いに、解は存在するのか?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

教会堂の殺人 ~Game Theory~の総合評価:7.09/10点レビュー 11件。Eランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

教会堂の殺人 ~Game Theory~の感想

堂シリーズ5作目。シリーズ全7作のうち後半へ向けての転換と整理作品。
本書はミステリというより、登場人物達の物語が主要で、まとめに入りました。
その為、登場人物達の設定や扱いが良い意味でも悪い意味でも整理されていると感じます。

堂に関するトリックが魅力的なシリーズ作品ですが、今回は設定の説明不足と既視感あるもので残念な結果でした。
あまり世の中の感想で見かけないのですが、この仕掛けと設定や舞台は某漫画で行われたものそのままですね。
漫画と小説の読者層の違い、両方の知名度からか、あまり気づかれなかったのかな。時期も同じ2000年代。集英社ヤングジャンプの騙し合いギャンブラー系の某漫画です。オマージュではなく劣化コピーに感じるのが残念。

という事もあり、本書は色々と残念に感じました。
残り2冊で物語がどう変わるのか期待です。

▼以下、ネタバレ感想

※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[]ログインはこちら

egut
T4OQ1KM0
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(5pt)

起承転結の転に当たる衝撃

堂シリーズを順番通り読み進めていますが、
本作が起承転結の転に当たると思います。正確には伽藍堂の最後かもしれませんが。
また、回転はするが不動の堂という教会堂のコンセプトがとてもおもしろかった。
全編を通して、なんとなく哲学的雰囲気を感じました。
教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)より
4062990504
No.9:
(3pt)

これまでと違う

眼球堂からずっと読んできましたが、がらっと趣向が変わりました。ミステリの要素が減り、数学に絡んだ哲学的な独白がかなりの分量を占めています。理解不能な個所もいくらかありますが、これはこれで、読ませます。1作目からの作品の底にずっと流れていた、耳に心地よい高踏的なBGMが、一気に音量大きく前面に現れた、そんな感じです。あとがきを読めば、作者は本当は、これを書きたかったようです。残念ながら、一般受けするエンタメとしては落第点でしょう。私は、眼球堂からの愛好者であり、高踏的なBGMと同時にエンタメとしてのミステリの部分も気に入っていたため、本作は星3つです。
教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)より
4062990504
No.8:
(4pt)

相変わらずすごい展開

前作ほどの衝撃はありませんでしたが、今回も結構な展開でした。前作より通常の推理小説のていは成していませんが、今回は犯人すら出てきません。数式にそこまでの力は無いだろうと思いますが、まあ、フィクションなので良しとしましょう。この程度の無理はよくある事です。
けど、多分「転回」はここまでかな。これ以上「転回」させると物語にならない。あとは終息(収束)に向かって行くだけだと思うので、個人的にあと2巻は蛇足かな。最後に「そして誰もいなくなった」だったら面白いけど、この作者の作風からして流石にそこまではやらないだろうな。QED。
教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)より
4062990504
No.7:
(2pt)

これはない

「堂」シリーズの第5弾。
 物語としては大きな転換点を迎える一冊である。登場人物の顔ぶれ、シリーズとしての方向性、人間関係などがガラリと変わっていく。
 しかし、ミステリとしては、唖然とする出来。これでいいのか。
教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)より
4062990504
No.6:
(4pt)

今後に(読者特権で勝手に)期待

いわゆる「館もの」の可能性を追究したシリーズ。

ゲーム理論を想起させる生死の駆け引きを迫る装置として実際に正確に駆動するかは「そもそもが虚構」という前提があるので論じる意味が無いとして、今作の館を設計した関係者を罰することが出来まいというところはさすがに法学の歴史を侮っているかもしれない。実際に人が死にうることがわかる設計をして誘導したのなら、いや気づかずに設計しても(遊園地の死傷事故の事例でわかるように)罪に問われるだろうから、この部分は「そもそもが虚構」で飲み込めない読者もいることだろう。

森博嗣作品に影響を受けていることはプロフィールからも自明なくらいであるが、少しモノローグというか内面の描写、あるいは事件解決時の犯人と探偵(役)の主張の応酬などになると数学的叙述に頼っている感あり、同氏の作品に及ばない部分があるように思う。ドラマ性、というか熱量、というか脚本家がこれを読むとどういう感想を持つか、という興味が湧いてくる。この辺りは同氏のこれまでのインタビュー記事などでの回答傾向から否定されることが想像できるが、やはり学生指導の経験や絵本作家と結婚していること、漫画文化に触れていることなどが成せるものであろうか。

しかし毎回図面はattractiveであり、試みとして半ば応援する気持ちで読了させていただいている。
レギュラー人物の辿る運命は今作かなり思い切っており、書いた本人の苦悩すらあとがきににじみ出ているのだが、それを正直に記載しているのを読んで結末がどうなってもとりあえず買ってついて行ってみようと思った。
歴史が積み重なるほど、記録の技術が進むほどどういった分野でも完全な新規性は打ち立てにくいが、かなりの意欲作と感じた。なんならURL書いて「3DCG図面も閲覧可能」とか・・・「コスト」という魔物の目に留まらなければ、の話だが。(了)
教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:教会堂の殺人 ~Game Theory~ (講談社ノベルス)より
4062990504



その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク