(短編集)
誰がカインを殺したか 桜井京介returns
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庄司ゆきという子供に対しての特別視がなんとも否めないが 4篇あると書かれてあったがどうにも3篇にしか見えないのは気のせいか この小説では歪んだ子供、について書かれた部分が多かったかも知れない。 そして京介自身、望まざる歪んだ子供だったのかも、アレクセイさん 事実、蒼が京介に大丈夫だよ、と言われたあの小説だけは建築探偵シリーズで一つだけ取ってある 大事な書なので、ついそれを少年に言っている蒼のシーンでは感涙してしまった。 こっくりさん、の話では、女子の付き合わなければいじめられる、とかそういう伝統的ないじめがつきものになっていたが……。 モンティホール問題はどうにも私は数学が苦手なせいなのかどの小説などにも出てくるが、未だにしっくりこないという(;'・ω・) Returnsになってから、京介があまりに丸い雰囲気、しかもまさか最後の章では京介が語り部であるとは!謎の人物であればあるほど惹かれたのに、心のウチを語られたら今まで読んできたのになんだか少しがっかりなので、星一つ減。 (それに京介という人間を描くのにきっと作者でも描こうとすれば底が浅くなる気がする。IQ200の人間の心情を描こうとしても無理なように) 全体的にとても読みやすく、それにしてもアベルとカインに末弟がいたとは知らなかった。色々と面白い知識をまた増やしてくださった作品でありました。篠田先生、次作も期待したおります。 | ||||
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桜井京介ファンならこの新作を読むしかありませんが、今まであまり読んでいない人は初期の作品から読むことをお勧めします。 髪で顔を隠していますが、美形の青年、建築探偵が活躍します。なかなか面白いです。しかもたくさん作品が出ていますので、長く楽しめます。この本にも作品リストが出ています。 初期の作品のほうがおもしろいです。 本作では、コックリさんの話が一番良かったです。イギリスのテレビのSHERLOCKのくだりがよかったです。ただ、あの毒を飲ませる場面の、二分の一の確率の事象が4回続くのは100回に6回しか起こらないのをありがちな勘違いだと言っているのは、間違いだと思います。間違いなく6%の事象です。四枚のコインを透明な箱に入れて、振って、すべて表になるのは6%の確率です。100回試行するということは、一枚ずつなら400回コイン投げをするということです。 参考文献が出ているので読んでみようとは思いますが、勘違いは言い過ぎだと思います。 三つの箱、あるいは扉、の問題は、書いてある通り2倍の確率になるで間違いないです。 | ||||
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待ちに待った『桜井京介returns』第二弾! 一気に読んでしまいました。あぁ面白かった。 第三弾が今から待ち遠しい私です。 | ||||
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「さくらゆき」や「屍の園」がお馴染みメインキャラクタ以外の視点で語られていたので、これから桜井シリーズはこうなっていくのかと危惧してました。今作ではきちんとメインキャラクタ視点で語られている物語があって、安心しました。 既に本編で過去の清算はされているので、キャラクタも言い争ったりぎすぎすしたり切羽詰まったりしておらず、そのせいかどこか作品自体も穏やかです。 このまま巻を重ねていけば、今度こそ「どこから読んでも構わない、キャラクタや作品世界が変化しない」セカンドシリーズになるのかもしれません。 それもまたいいのではないでしょうか。 桜井も蒼も神代教授も深春も、なんだか皆幸せそうで、読んでて楽しかったです。 この穏やかな雰囲気のまま長篇読みたいなあ。 | ||||
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