風信子(ヒアシンス)の家
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タイトルでも解る様に、神代教授中心の短編集です。 お馴染みのキャラも勿論出てきます。 …本格ミステリとしての評価は不明です。建築探偵シリーズを読んでない方が読んだら面白いのか否かも解りません。 しかし私は(ミステリは好きではない・建築探偵シリーズは熟読)とても楽しみました。 時代設定が昔なので、シリーズ初期のような蒼がとても可愛いです。 現在の「可愛くて素直で前向きで過去にも向き合って同年代の信頼出来る友人も持ってて、とにかくこれはキャラ萌えやおい小説ではないので蒼は空想の中にしかいない可愛いだけの美少年ではないです、その証拠にホラ彼には可哀相な過去があって、葛藤も逡巡もしててなのに成長もしてる」って作者が釈明してるような完璧すぎる蒼より、 この時期の可愛くて引きこもって京介と深春と神代さんだけしか持ってない蒼が好きだったな。 今の蒼はいい子すぎてえなりかずきしかイメージできない。 この作品では「まだ歳が幼い」という釈明が出来るからでしょうが、「きょーすけ」がたまらん。可愛い。 神代さん視点のせいもあるのか、文章が変に凝ってなくて(美文にしようと気負ってなくて)、その辺も読みやすかった。 来年1月には本編完結、2月には神代シリーズ2作めもノベルズ化するそうです。楽しみだなあ〜。 | ||||
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身近にいる人の気持ちを知りたいとき、ストレートに訊ねることができれば、何の問題も ありません。 でも、もしも、気持ちを知りたいのに、その人がいなくなってしまった後だった場合は、 どうすれば良いのでしょう? この本は、そんな悩みを抱えた人が、何とか故人の気持ちを知ろうとするお話です。 その内容は、 ある日、密室殺人事件の現場を再現した精巧なドールハウスが、神代教授の元へ届くこと から始まる表題の「風信子の家」。 心霊写真が発端となり、かつての教え子の夫の死の謎を解き明かす「夢魔の目覚める夜」。 自分の兄が自殺したことをどうしても信じることができない妹が、「他殺ではないか」との 疑いを胸に、関係者に話を聞いていく「干からびた血、凍った涙」。 神代教授の養い子の心の傷を少しでも癒すべく、ちょっとした計画をたてる書き下ろしの 「クリスマスは嫌い」。 かつての同級生の死因は自殺。その死に立ち会った5人の人間から、真相を聞き出す話の 「思いは雪のように降りつもる」 の5編からなっています。 少しだけ、心に重石が乗るような気持ちになりますが、それぞれの話の終わり方が、暗い ままではないことが救いです。 | ||||
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