五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜



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長編小説

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五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)

2017年03月15日 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)

放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。そこで見せられたものは起きたばかりの事件の映像―それは五覚堂に閉じ込められた哲学者、志田幾郎の一族と警察庁キャリア、宮司司の妹、百合子を襲う連続密室殺人だった。「既に起きた」事件に十和田はどう挑むのか。館&理系ミステリ第三弾!(「BOOK」データベースより)




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五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜の総合評価:7.17/10点レビュー 12件。Cランク


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全3件 1~3 1/1ページ
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(6pt)

五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜の感想

放浪の数学者は天才数学者に招かれ山中の五覚堂へ。 そこで見せられたのは五覚堂で行われた殺人の記録。 すでに起きた事件に対して十和田が示す解とは・・・

数学×理数×ミステリ。 今回は色々と解説もついてマイルドな出来ですね。 探偵役が直接現場に会さないタイプのミステリということである単純な事柄が隠蔽されていますがそれは読んでからのお楽しみということで。 

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
9EDFH0HC
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜の感想

館もの+数学のミステリ。堂シリーズ3作目。
五感を表現したという五角形の五覚堂。そこで起きた密室殺人。

冒頭で示される館の機構は、「館は動き」そして「回転する」という事。講談社から出版される館もの作品の傾向として、3作目は動く事が多いのでそれに沿ったテーマだと感じます。この奇妙な館と壮大な仕掛けが本作の面白さです。そしてそこに数学を絡めたミステリとしてとてもワクワクします。前作までの評判で苦手とされていた数学話も今作ではエッシャーやフラクタルと言った専門科目ではなく高校・大学辺りで触れるものなので大変読みやすくなっています。個人的にはどちらも好きな話だったので本作は苦なく楽しめました。

惜しい点としては、トリックや犯人特定の消去法について、とても凝った仕掛けを行っているのですが、伏線がないというか唐突に明かされる為に衝撃度が弱く、読者の記憶に残る名作になりそうでなり辛い勿体なさを感じます。仕掛けだけみたら島田荘司の御手洗潔シリーズみたいな大仕掛けで同じ傾向なのに名作にならない。本書の十和田も御手洗潔も変人なのに魅力度が違う。この感覚は何だろうと思う次第。キャラの心の問題だろうか。十和田は数学でドライな感じで近づきがたいからかな。そんな事を思いました。

とはいえ、減点的な考えでは色々気になる事が多い本シリーズですが、加点的に考えればミステリの面白さや魅力が豊富に盛り込まれていて大変好物。続きも読んでいきます。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(5pt)

五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜の感想

堂シリーズ3作目。前作・前々作に比べるとミステリ部分と数学蘊蓄のバランスが取れて読みやすくなっていると思います。ミステリ部分は地味な印象を受けましたが主要キャラクターが確立されてきたので前作よりは面白かったです。

水生
89I2I7TQ
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未読の方はご注意ください

No.9:
(3pt)

難しく思うのは私だけ?

数学も哲学も好きですが、それでもこの内容を即座に理解できて愉しめるのって、凄い賢い人もいるものだな、、と感じてしまいました。
反面、いわゆるフーダニットの方は、かなり違和感を覚えてしまうほど簡単で、その落差に戸惑いました。館のつくりの方に極端に焦点を当てた小説なのだろうけど、やたらに数学が出てきて、多分その数学そのものを理解せずとも読めるのだろうけれども、出てきたからには理解したいし、でもいちいち理解していたら内容に入り込めないしなぁ、といろいろ考えていたら読むのに疲れてしまいました。
五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)より
4062936232
No.8:
(4pt)

面白い展開となってきました。

トリックには興味ありませんが、帯をみて面白い話になるんだろうなと思い3作目までを読破。3作目でようやく面白くなって来ました。1作目で判断してはだめですね。
五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)より
4062936232
No.7:
(3pt)

さらなる館

「堂」シリーズの第3作。
 今回もやたらと怪しげな館である。奇天烈であり、しかもよく練られた設定で、シリーズを読んできたものの期待を裏切らない。
 そして驚愕のトリック。まさかこんなことが可能だとは! そして、それを小説にしてしまう作家がいるとは。
 シリーズを通しての謎も少しずつ進展している。
五覚堂の殺人 ~The Burning Ship~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:五覚堂の殺人 ~The Burning Ship~ (講談社ノベルス)より
4062990083
No.6:
(5pt)

お気に入り。

建築物を使った殺人、放浪の数学者とか登場人物もユニークです。
五覚堂の殺人 ~The Burning Ship~ (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:五覚堂の殺人 ~The Burning Ship~ (講談社ノベルス)より
4062990083
No.5:
(4pt)

【ネタバレ無し】防犯カメラに撮影された殺人事件を解く

また斬新な趣向を(沢山のミステリ小説の中では同じネタがあるかもしれませんが)見せてくれました。
なんと、屋敷にしこまれたビデオカメラによって撮影された密室殺人を、探偵役がそのVTRを見ながら解くというものです。
(もちろん、ただ趣向を変えただけじゃなくてビデオカメラを使うことがストーリー上で意味を持ちます)
数学ネタも前回と引けを取らないぐらい入っています。
今回は図面も多く、数学が苦手な人でも興味深く見ることが出来ると思います。

ただし、今回は人間関係がキモになるにも関わらず、少し人物描写が淡々とし過ぎている感がありました。
著者の中で人物像が固まってないのではないか?と思わせる部分もあります。
あと今回のトリックは、物理的に現実世界では成立しないのでは?と思わせるものになってしまっているのも、
少し残念です。
以上から星1つを減点し、星4つとさせていただきます。
ただし、このシリーズが持つ魅力というのは独特のものがあり、次作も楽しみです。
堂シリーズの新作が出たらすぐに買うことだけは自分の中で決まっています(笑)
五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:五覚堂の殺人 ~Burning Ship~ (講談社文庫)より
4062936232



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