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五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜
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五覚堂の殺人 〜The Burning Ship〜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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数学も哲学も好きですが、それでもこの内容を即座に理解できて愉しめるのって、凄い賢い人もいるものだな、、と感じてしまいました。 反面、いわゆるフーダニットの方は、かなり違和感を覚えてしまうほど簡単で、その落差に戸惑いました。館のつくりの方に極端に焦点を当てた小説なのだろうけど、やたらに数学が出てきて、多分その数学そのものを理解せずとも読めるのだろうけれども、出てきたからには理解したいし、でもいちいち理解していたら内容に入り込めないしなぁ、といろいろ考えていたら読むのに疲れてしまいました。 | ||||
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トリックには興味ありませんが、帯をみて面白い話になるんだろうなと思い3作目までを読破。3作目でようやく面白くなって来ました。1作目で判断してはだめですね。 | ||||
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「堂」シリーズの第3作。 今回もやたらと怪しげな館である。奇天烈であり、しかもよく練られた設定で、シリーズを読んできたものの期待を裏切らない。 そして驚愕のトリック。まさかこんなことが可能だとは! そして、それを小説にしてしまう作家がいるとは。 シリーズを通しての謎も少しずつ進展している。 | ||||
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建築物を使った殺人、放浪の数学者とか登場人物もユニークです。 | ||||
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また斬新な趣向を(沢山のミステリ小説の中では同じネタがあるかもしれませんが)見せてくれました。 なんと、屋敷にしこまれたビデオカメラによって撮影された密室殺人を、探偵役がそのVTRを見ながら解くというものです。 (もちろん、ただ趣向を変えただけじゃなくてビデオカメラを使うことがストーリー上で意味を持ちます) 数学ネタも前回と引けを取らないぐらい入っています。 今回は図面も多く、数学が苦手な人でも興味深く見ることが出来ると思います。 ただし、今回は人間関係がキモになるにも関わらず、少し人物描写が淡々とし過ぎている感がありました。 著者の中で人物像が固まってないのではないか?と思わせる部分もあります。 あと今回のトリックは、物理的に現実世界では成立しないのでは?と思わせるものになってしまっているのも、 少し残念です。 以上から星1つを減点し、星4つとさせていただきます。 ただし、このシリーズが持つ魅力というのは独特のものがあり、次作も楽しみです。 堂シリーズの新作が出たらすぐに買うことだけは自分の中で決まっています(笑) | ||||
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対称性を扱ったミステリーは、他にもありますが、この作品が内容が深く、1番面白いと思います。十分に楽しめる作品です。 | ||||
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メフィスト賞受賞の眼球堂から始まる堂シリーズの3作目。 その後の展開を予見させるフォーマットがきっちりと揃った感じの3作目である。 今回は前2作をしのぐ凝った設定で既に起こった五覚堂内での密室連続殺人を録画したビデオテープを十和田が善知鳥神に見せられた上で推理を展開するというもの。 後半はビデオテープの映像のトリックやら堂のトリックやら盛りだくさんの趣向で楽しませてくれる。 どうもこのシリーズを京極夏彦や森博嗣の劣化版だと言う人がいるが、あくまで数学的薀蓄やキャラ設定が似ているだけで、本質は金田一少年の事件簿や名探偵コナンなどのテイストに最も近い。 金田一少年の事件簿や名探偵コナンが好きな人にはハマるだろう。 そしてこのシリーズの定番的批判となっている劣化版森博嗣というフレーズだが、どう考えてもこのシリーズの方が森博嗣の作品より面白い。 要は面白ければいいのである。既視感のあるトリックたら既視感のあるキャラや設定たらそういった批判などはどうでもいい! アマゾンでもこのシリーズは評価が低いが、こういった新本格直球の作品に対してどうしてもっと暖かい目で評価できない困った自意識過剰な読み手が多いのか。 だから作家も新本格など書いても苦労の割に批判ばかりで割に合わないとこういう新本格系の作品が最近減少しているのだろう。 数少ない新本格系の作家として私は周木氏のそしてこのシリーズを支持したい。 | ||||
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やや難解ではあるけれど、のめり込んで楽しめる。 作品から興味を持って wiki で調べ物をするのもありなんじゃないかな。 世界を広げてくれる一作。 | ||||
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三作目で文章に慣れてきたのか、それとも作者の腕が上がったのか、これまでよりスムーズに読めました。前半は前作までを読んでる人にはわりと楽しく読めるのでは。しかし個人的に後半の盛り上がりで大失速した感じです。 本作メインの事件は動機、トリック、犯人どれをとっても今作が一番つまらないのでは。 数学の蘊蓄は健在で文系には厳しく細かな理論は理解できませんが、言わんとする内容は大体分かり(それが本当かどうかはともかく)個人的には楽しめました、数学はそんな側面可能性を持ってるのかと。 ですがそれら数学のテーマと事件自体との結び付きや必然性が強引過ぎないかと思いました、上手く融合しておらず乖離を感じる。 事件と数学の蘊蓄を別々に読んでいる印象です。 それと前作以上にシリーズを通して読んでないと楽しめない作風になっています、例えると映画のSAWでしょうか。今後の伏線としての話も相当入ってます。 別にそれはそれで読者の層を絞って作品を作るのは構いませんが、その点から見ても支持は得られないレベルでしょうか。 個人的には期待してただけに残念です。 三作全て読んだ感想は森作品Gシリーズの劣化版ですね。 | ||||
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