RPGスクール
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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作者と担当編集者の方は、過去2作と違う人でしょうか?そんな風に思うほど違う印象。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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超能力者ありきの世界という設定も謎だけど、普通に青春モノなのかな、と思いきやリアルな殺人が起こり、青春ミステリと思いきや突如謎のロールプレイングゲームの世界へ突入、、。 要素がありすぎてもはやカオスですが、なかなかに展開も急。ただこういう訳のわからない話は斬新でとてもすきです。 そもそもが訳のわからない世界のルールの話なので、説明も結構あったのですが(説明がないとわからない)、訳のわからないことの説明もすんなり頭に入るくらいとてもわかりやすいので、全然苦にはならなかったです。楽しくて一気読みしました。ただ、一般ウケは、、どうかな?という感じですかね。 | ||||
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RPGゲームの世界で本格ミステリーっていう設定に面白そうだなと思って読みましたが、なんかちぐはぐでした。 前半のRPG部分は、定番通りで文字で読んでもあんまり楽しくないし、延々と続く謎解き解説部分は、起伏が乏しく飽きてしまいます。 目新しいことをしようとしているよんでいて、西澤靖彦や山口雅也といった先人のオリジナリティには及ばず、なんで今、これを書くのか解りませんでした。 作者だけが愉しんでいるというか、、、 | ||||
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前2作のエロミステリーのらいち主役のシリーズとは異なる早坂氏の3作目の長編。 超能力者がいるというのが前提の世界観で、その超能力の設定から逆にその可能性と不可能性を論理的に突きつめていくという、推理ファンなら西澤保彦氏のチョーモンインシリーズを思い浮かべるだろうが、その流れである。 そして学園が突如RPGゲームの世界に組み込まれ、ゲーム上では死んでもこの世界観が終われば蘇生するなどこれも推理ファンなら山口雅也氏の生きる屍の死などの特殊設定世界観本格推理を思い浮かべるだろうが、その延長線上である。 発想自体は以前からあるものであり、決して珍しいアプローチとは言えないが、それをRPGゲームの世界に持ってきたのは、本作が初ではないか。奇抜なアイデアと隠しきれない本格推理趣向が組み込まれた氏らしい作品に仕上がっている。 終盤のそれまでの世界観を元にした一種の超能力密室の犯人を指摘する論理的過程はスリリングだが、肝心のRPGゲーム部分は伏線ネタふり以上の独立した面白さを打ち出すまでには至っていない感もあるが、氏の今までの作品とは世界観は異なるがテイストは同一なので、ファンならばお勧めできる。 | ||||
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「超能力が使えたら、トリックなんか必要ないのに……」 そう思ったことのないミステリーファンは、ほとんどいないのではないでしょうか。 そんな「禁断の手」を、そもそもの舞台設定から使ってきている大胆な一作です。 超能力者なんて出してしまって大丈夫か、とハラハラする読者が引っ張り込まれて行く先は、なんとゲームの世界。 そこで繰り広げられる青春、バトル、謎解き。ミステリー作品を読んでいる感覚はあまりないのに、いつの間にか謎が現れては解かれていく。 なんのことはない、楽しめばいいのです。作者の用意した舞台で思いっきり楽しんで下さい。 きっと読後には、「あぁ、私はミステリーを読んでいたのだ」と納得できることと思います。 早坂氏といえば、デビューからの2作でミステリー好き達にここぞとばかりに挑戦状を送り付けてきた人物。 毛色は全く違えど、今作もある意味での挑戦状なのだと感じました。 エロくない早坂吝の今後も楽しみです。 | ||||
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RPGとは謳いながらも,バトルばかりでそれを含めて大きな見どころのない中盤までと, 怒濤の論理に圧倒はされるものの,延々と続く解説がしんどいそれ以降という印象です. また,RPGパートは終盤のミステリパートの前座のようで,『魔王』の正体やその誕生, それに絡む主人公の過去からの脱却には既視感を覚え,特筆すべき点は見当たりません. 並行する事件には超能力が関係し,確かにその能力が使えれば…というものでしたが, 現実感に乏しいためイメージも湧きづらく,今ひとつ入り込んで行くことができません. 加えて,唐突に登場する探偵のキャラクタと,その芝居じみた解説も却って興を削ぎます. RPGとミステリの融合も,繋がりはありますがどちらも別々に置かれているように感じ, 西洋風ファンタジRPGの世界観において,超能力が前に来ることにも違和感が拭えません. 結果,結末や論理ありきで著者だけが楽しみ,読む側が置き去りにされてしまっています. | ||||
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