(短編集)

アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件



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初公開日(参考)2016年09月
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アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件 (光文社文庫 は)

2020年01月09日 アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件 (光文社文庫 は)

十歳の誕生日を迎えたアリスは、父親から「極上の謎」をプレゼントされた。それは、ウサ耳形ヘッドギア“ホワイトラビット”を着けて、『不思議の国のアリス』の仮想空間で謎を解くこと。待ち受けるのは五つの問い、制限時間は二十四時間。父親のような名探偵になりたいアリスは、コーモラント・イーグレットという青年に導かれ、このゲームに挑むのだが―。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件の総合評価:7.00/10点レビュー 14件。Dランク


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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件の感想

早坂氏、ルイス・キャロルへ挑戦!ですね。
「不思議の国のアリス」をモチーフにしたミステリーをいくつか読みましたが、かなり楽しめた作品です。早坂流ウィットに富んだ言葉遊びが秀逸で、ルイスへの畏敬と挑戦を感じます。タダのアリスファンではなく、小説「不思議の〜」ファンこそ面白さがわかるはずです。
もちろん、原作読んでいることはマストです。

はつえ
L7BVQMDY
No.2:
(4pt)

アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件の感想

なかなか面白い作品でしたが
ファンタジー系のアリスの世界に
なじめないので
私には会いませんでした。
この作者のエロバカミスが好きでしたので
読んでみました。


jethro tull
1MWR4UH4
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件の感想

謎をこよなく愛し名探偵になりたい少女、アリスが10歳の誕生日にプレゼントされたのは、ヴァーチャルリアリティで「不思議の国のアリス」の世界を体験できるVR装置でした。そしてそこで出題される5つの謎をアリスは解き明かすことができるのか?という趣向のミステリー短編集です。
早坂氏らしい端正なロジックが素晴らしいダイイングメッセージものの第三問(“カラスと書き物机はなぜ似ているか?”の原典準拠のなぞなぞの答えも秀逸です)と、ロジックとどんでん返しが見事な第五問がとても好きです。また脱出ハウダニットの第一問もなかなか面白かったです。

ただその一方で、第五問で某キャラが「アンフェアじゃないよ」と主張する点が、個人的にはどう考えてもアンフェアなんじゃないかと。。。前述の通り、第五問自体ロジックの出来もどんでん返しの面白さも見事なもので、あそこがアンフェアでも構わない(本格ミステリとしての作品の評価が下がるものではない)んじゃないかと自分は思うわけですが、著者さんとしては、本格ミステリを指向する以上はすべてにおいてフェアであることに拘らざるを得ないんでしょうか。

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AliceinAbyss
RG0JBP5M
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未読の方はご注意ください

No.11:
(1pt)

表紙買いしたのに

Kindle版には表紙が無かった
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No.10:
(5pt)

若手本格ミステリ作家の急先鋒

井上真偽先生と並んで、個人的に最近もっともハマっているミステリ作家さんです。
説得力があるロジカルな推理はもちろん、魅力的なキャラ設定、短編集全体の見事なプロット、最高です。
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No.9:
(4pt)

定番のアリスネタで定番の連作短編

推理小説としては定番だろうアリスネタを使った連作短編集。論理性と意外性、巧緻などんでん返しで読み応えは十分ある。
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No.8:
(5pt)

本作も安定して面白い( '∀` )

少女アリスがバーチャル空間で5つの謎解きに挑む。

第一問
:短編としても短く、発想の転換で脱出方法が浮かび上がるがトリックはやや小粒か。
 だが、謎解きの濃度に合わせて物語の長さを設計しているのであろう、小気味よい作品を読んだという印象で不満
 が残らない。
 薄味の謎解きをなんだかんだで引き延ばすような作品とは、一味違う。

第二問
:謎解きの興趣あふれる好編。ささいな手がかりから推理を積み重ね、最終的に意外な真相を導く手腕がお見事。
 また、一つの手がかりから別種の二つの推理を生みだす技巧が冴えている。

第三問
:丁寧な推理を積み重ね、論理的に消去法で犯人を指摘する本格ミステリのお手本のような作品。
 また、古典的なアイデアながら小道具を生かすことで新味を持たせているところも好印象。

第四問
:第一門と同じく、短編としても短いが、これまた第一問と同じく、謎解きの濃度に合わせた適切な分量。
 トリックは面白いが、科学的知識がない自分にはいまいちピンとこなかったのが正直なところ。

第五問
:最も長い作品で、最も面白かった。
 論理的な推理で一つの結論に至るが、それを論理で否定し、別の論理的な推理でもう一つの意外な結論を生み出し
 していく過程が圧巻。

エピローグもサービス満点だが、個人的にはオマケといったところ。
5つの事件の謎解きの楽しさだけで十分に満足( '∀` )

デビュー作の印象が強すぎるのか、その作品群がキワモノめいていると誤解され作者は損をしているような気がする。

だが、本格ミステリの書き手として、きわめて真っ当な道を突き進んでいると思うので、もっともっと評価されてほしいものだ。
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No.7:
(3pt)

かわいらしいカバー絵とは裏腹のくせ者

※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります

頭の体操を思わせる第一問に始まり,趣向を変え,難易度を上げて進んでいく全五問.
『不思議の国のアリス』を下地に,VRゲームの世界での特殊設定ミステリとなりますが,
現実世界での問題も絡めて,二つの世界を交差させる構成がうまくハマっている印象です.

また,名探偵に憧れる少女への試練,さらにはダブルミーニングとなるタイトルと,
その結末も含めて,現実を突き付けられるブラックなサブタイトルの回収にもニヤリ.

少し強引だったり,複雑な謎もありましたが,図解が丁寧でわかりやすいのも良く,
原点に詳しくないため,そのあたりを意識した部分を理解し切れたとは言えませんが,
大仕掛けの最終問題から,物語を収束させていく流れには素直に驚かされるばかりです,

万人ウケするタイプではないと思いますが,最後の最後まで楽しませてくれる一冊です.
アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件 (光文社文庫 は)Amazon書評・レビュー:アリス・ザ・ワンダーキラー: 少女探偵殺人事件 (光文社文庫 は)より
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