(短編集)
ドローン探偵と世界の終わりの館
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ドローン探偵と世界の終わりの館の総合評価:
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ドローンを仕掛けに使うのは新しくていいですね。文章がとっても読みやすいので、独特な世界観とか登場人物とか突拍子もない北欧神話でさえスラスラと理解できてしまい、一瞬、自分の読解力がとてつもなく上がったのではないかと錯覚しそうになるくらいでした。 ドローンを使った探偵という存在も謎だけれど、彼が抱えている葛藤も、大学のサークルの仲間たちのそれぞれの思いも、結構丁寧に深掘りしているわりには特に意味があるのかないのかすらよくわからなくなったけれど、そんなささやかなことはどうでもよくなるくらい、全体を通しての仕掛けはさすがでした。 | ||||
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もし1冊の本に詰め込まれた、物語とアイデアの密度を測ることが、この作品を超える小説は滅多にないと思います。 トリック面でも、作者の目論見にまんまとはまり、心地よい驚きを堪能させてもらいました。 また、本書の大きな魅力の一つに、探偵役が一人の独立した人間として事件に立ち向かい、友人たちを危機から救い出そうとするシーンはなかなか感動的で、予想外といっては失礼だと思いますが、この作家さんの違った面での力量を発揮してくれたように思います。 他の作品でも、トリックや設定の奇抜さから、キワモノ的な面白さについ目が向いてしまいますが、物語づくりやキャラクターづくりのきちんとできるという土台がしっかりあるのだなと、改めて気づかされました。 | ||||
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嵐の影響でクローズドサークルとなった廃墟で起こる怪事件。 最初の殺人が起こるまでがいささか長いと感じたが、そこからはテンポが加速し一気呵成の感がある。 今回は、氏の特徴の一つである論理性は少し薄まったが、その分トリックが凝っている。 犯人の犯行計画については、もっと他のやりかたがあったんじゃないかと思わないでもないが、トリックの大胆不敵さの前では、さほど気にならなかった。 本作もまた安定の面白さだった。満足( '∀` ) | ||||
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ライチシリーズを100点とすると、これは30点です。主人公に魅力が無いのが致命的ですね。 | ||||
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メフィスト賞作家の早坂氏の単発の本格推理長編作。 講談社ノベルスから出しているエロミステリー路線ではなく、普通の本格路線のミステリーだが、ドローンという最新機器をネタにして、読者にトリックを見破れるかの挑戦状付となっている。 氏にしてはオーソドックスなクローズドサークル館ものだなと思っているが、突然、それまでの世界が一転するどんでん返しがさく裂する。 氏のデビュー作の○○○○○殺人事件のトリックの応用とも言える一発ネタの作品だ。 ネタばれすると面白さは半減するので、予備知識なしで読まれることをお勧めする。 | ||||
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