T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか



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初公開日(参考)2017年07月
分類

長編小説

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T島事件 (光文社文庫)

2020年08月06日 T島事件 (光文社文庫)

映画のロケハンで孤島に渡った6人が全員死亡。彼らが遺した記録映像には、何が映っているのか 人を喰った本格ミステリー! 映像企画制作会社のプロデューサーから月島前線企画に調査依頼があった。ロケハンのため孤島に渡った六人が全員死亡したという解決済みの事件。膨大な記録映像が残っており、警察も捜査を終えている。依頼人は、残された映像を彼らの遺作として公開するため、真偽を調べて欲しいというのだが……。名探偵・月島凪は誰にも見えなかった真相にたどり着けるのか?(「BOOK」データベースより)




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T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかの総合評価:5.18/10点レビュー 11件。Eランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかの感想


 ホラー映画のロケハンに訪れた6人の男が絶海の孤島で全員死亡した。 残された事件のテープには本物の死体、凶行、事故の瞬間が・・・、警察が殺人と自殺と事故死と断定した中、その結論に疑問を抱く者が月島探偵の下を訪れる・・・。

 所謂孤島ものである、ただ孤島ものクローズドサークルと読むのはお薦めしない。 作者は詠坂雄二、推薦に麻耶雄嵩である。 完全にメタミステリー寄りの作品であるが、物語の構成に些か無理があり。★は3つ。

▼以下、ネタバレ感想

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りーり
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(4pt)

【再読】やっぱり面白い

とある作品を読んで、「自らがクローズドサークルの状況に置かれた時に、登場人物が”そして誰もいなくなった”だの”十角館”だの言い出さないミステリー小説が読みたいなぁ」とか思っていたら、これがそうだった。ありがたい。

初読時に単行本の方にレビューは書いているのですが、再読してやっと気づいたことが。
補遺での探偵さん、それまでの七章までを”自分も読んでいるというテイ”で(初読時これを把握してなかった)、伏線を回収してくれているのです。
こんな構成の小説、あとにも先にもこれだけではないでしょうか?
T島事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:T島事件 (光文社文庫)より
4334790666
No.9:
(3pt)

読み手を選びます。確かに”人を喰った”ですが…

物語の設定からは、”十角館の殺人”や”そして誰もいなくなった”を期待させますが、読後感としてはかなりと残念でした。まず真相と思われるものが今ひとつスッキリせず、またそれを補うつもりなのか最後にどんでん返し風のさらなる真相究明?がありますが、これがかえってミステリーとしてのキレを鈍くしてしまっており、結局読み終えてああ面白かったという感じにはなりませんでした。
特に、名探偵のイメージと殺人に至る動機に全くと言って良いくらい現実感が湧かなかったことが致命的でした。
まああくまでも個人的の好みなので、趣味が合う読者には良いかもです。
確かに”人を喰った”ですが、本格かと言われるとちょっとどうでしょうか?
T島事件 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:T島事件 (光文社文庫)より
4334790666
No.8:
(4pt)

【ネタバレ】メタな構成とかを楽しめる人でないと駄目

何か評価低いので、「いやそうでもないよ?」を少しでも唱えられるようなものを書きたいなと思いました。

『そして誰もいなくなった』を思わせるようなプロットが提示されつつも、「何だよ!」という真相で一旦まとめられます。正直肩透かしです。
が、この作品の妙味は、その構成にこそあります。

フェイクドキュメンタリーに箔をつけるべく名探偵を引っ張り出すために”犯人”が企てた事件・・・。
これは現実世界において、「名探偵をやっと”作品に登場”させるに相応しい舞台」として作者が仕掛けたものってことです。
”作者が作中に出てくるとか引くわー”などの意見もありましたが、この作品はそれナシでは成立しないというか、
それがやりたくて書かれたものなわけですから。
なに、そんなもの到底受け入れられない?じゃあ駄目だ(笑)。

最後にやっと明かされなかった、惨劇の舞台となった島の名前・・・。
(このへんは、ある意味「十角館の殺人」オマージュですね)
私はいいと思いました。あーそれでT島ね!!!
ただ、作者の自己満やなぁという見方も出来ますが、とにかく”それがやりたかった”わけですから。

補遺で、壜詰めの手紙が出てきたことが明かされたらもっと良かったのですが……。
あぁ、このデジタルの時代、残された映像テープが、”壜詰めの手紙”になるのかな?
ちなみにワタクシ、この作品の女流探偵が、殊能将之作品に出てくる探偵、”水城優臣”とシンクロしてならなかったです。
T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかAmazon書評・レビュー:T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかより
4334911749
No.7:
(3pt)

今ひとつ、ひねりが欲しかった。

冗長な事実の羅列で、意外性もひねりもなかったが、最後迄読ませる力はある。
T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかAmazon書評・レビュー:T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかより
4334911749
No.6:
(2pt)

あのオチは、どーだぁ?

いやっ、わかりますよ。名探偵ありきの話でしょ。この作家さんの作品を多く読んでる人は、うん!ありだねって言うんでしょ?でも、なんかスッキリしない。ウニャウニャって感じなんです。なんだかなーだじゃれオチに高い金払って付き合っちゃったなー。ファンクラブ通信でやってくんないかね?それとも、あの名探偵の活躍を覚えていないオレがダメなのか?個人的に作中に作者がでてくるとサメるんだよな。
T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかAmazon書評・レビュー:T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかより
4334911749



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