T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのか
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T島事件 絶海の孤島でなぜ六人は死亡したのかの総合評価:
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とある作品を読んで、「自らがクローズドサークルの状況に置かれた時に、登場人物が”そして誰もいなくなった”だの”十角館”だの言い出さないミステリー小説が読みたいなぁ」とか思っていたら、これがそうだった。ありがたい。 初読時に単行本の方にレビューは書いているのですが、再読してやっと気づいたことが。 補遺での探偵さん、それまでの七章までを”自分も読んでいるというテイ”で(初読時これを把握してなかった)、伏線を回収してくれているのです。 こんな構成の小説、あとにも先にもこれだけではないでしょうか? | ||||
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物語の設定からは、”十角館の殺人”や”そして誰もいなくなった”を期待させますが、読後感としてはかなりと残念でした。まず真相と思われるものが今ひとつスッキリせず、またそれを補うつもりなのか最後にどんでん返し風のさらなる真相究明?がありますが、これがかえってミステリーとしてのキレを鈍くしてしまっており、結局読み終えてああ面白かったという感じにはなりませんでした。 特に、名探偵のイメージと殺人に至る動機に全くと言って良いくらい現実感が湧かなかったことが致命的でした。 まああくまでも個人的の好みなので、趣味が合う読者には良いかもです。 確かに”人を喰った”ですが、本格かと言われるとちょっとどうでしょうか? | ||||
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何か評価低いので、「いやそうでもないよ?」を少しでも唱えられるようなものを書きたいなと思いました。 『そして誰もいなくなった』を思わせるようなプロットが提示されつつも、「何だよ!」という真相で一旦まとめられます。正直肩透かしです。 が、この作品の妙味は、その構成にこそあります。 フェイクドキュメンタリーに箔をつけるべく名探偵を引っ張り出すために”犯人”が企てた事件・・・。 これは現実世界において、「名探偵をやっと”作品に登場”させるに相応しい舞台」として作者が仕掛けたものってことです。 ”作者が作中に出てくるとか引くわー”などの意見もありましたが、この作品はそれナシでは成立しないというか、 それがやりたくて書かれたものなわけですから。 なに、そんなもの到底受け入れられない?じゃあ駄目だ(笑)。 最後にやっと明かされなかった、惨劇の舞台となった島の名前・・・。 (このへんは、ある意味「十角館の殺人」オマージュですね) 私はいいと思いました。あーそれでT島ね!!! ただ、作者の自己満やなぁという見方も出来ますが、とにかく”それがやりたかった”わけですから。 補遺で、壜詰めの手紙が出てきたことが明かされたらもっと良かったのですが……。 あぁ、このデジタルの時代、残された映像テープが、”壜詰めの手紙”になるのかな? ちなみにワタクシ、この作品の女流探偵が、殊能将之作品に出てくる探偵、”水城優臣”とシンクロしてならなかったです。 | ||||
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冗長な事実の羅列で、意外性もひねりもなかったが、最後迄読ませる力はある。 | ||||
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いやっ、わかりますよ。名探偵ありきの話でしょ。この作家さんの作品を多く読んでる人は、うん!ありだねって言うんでしょ?でも、なんかスッキリしない。ウニャウニャって感じなんです。なんだかなーだじゃれオチに高い金払って付き合っちゃったなー。ファンクラブ通信でやってくんないかね?それとも、あの名探偵の活躍を覚えていないオレがダメなのか?個人的に作中に作者がでてくるとサメるんだよな。 | ||||
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