遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?



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初公開日(参考)2008年07月
分類

長編小説

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遠海事件

2008年07月18日 遠海事件

佐藤誠。八十六件の殺人を自供した殺人鬼。その犯罪は、いつも完璧に計画的で、死体を含めた証拠隠滅も徹底していた。ただひとつの、例外を除いては。有能な書店員だった彼は、なぜ遺体の首を切断するに至ったのか。 (「BOOK」データベースより)




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遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?の総合評価:8.18/10点レビュー 17件。Aランク


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全6件 1~6 1/1ページ
No.6:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?の感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.5:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?の感想


 有能な書店員として過ごしてきた彼の裏の顔は86人もの人間を殺したシリアルキラーだった。 証拠も遺体も完璧に処理し、警察に事件とすら認識させない彼の仕事の中で、唯一異端とも言える事件が「遠海事件」。 遺体の首を切って持ち去るという謎の行動、殺人鬼佐藤誠はなぜ首を切断したのか? 直球なワイダニットがここに。

 ここまでワイダニットに凝った作品は珍しい、どうしてもハウやフーに比べると謎の大きさという点で劣りがちだが本作は申し分ない出来である。 何故か作者視点のメタフィクションの構成をとっているが、それがプラスに働いてるかは微妙である。★は7つ。

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りーり
9EDFH0HC
No.4:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

変拍子ミステリー

一言で言うと、ノンフィクションの形をしたミステリー。今までこういった作品を読んだ事がなく新鮮に感じた。

佐藤誠の整然とした中に狂気を感じる内面描写も見事。

▼以下、ネタバレ感想

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テルテル
9638XNHX
No.3:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?の感想

Why done it? なるほど。こう言う小説は初めて。何の先入観もなしに読み始めたので実は最後の方までノンフィクションだと思っていた。(笑)実に面白かったが、やはり最初の殺人や『遠海事件』の真相が知りたいと思うのは愚問なのか・・・

HUNTER×2
A4G4U3I8
No.2:5人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

遠海事件 佐藤誠はなぜ首を切断したのか?の感想

非常にシンプルで必然的な構成を200P台にまとめている本格ミステリ。
万人向けではない小説で、ドラマや人情を求める人には不向き。魅力的な事件や謎のガジェット、構成の面白さが好きな人には刺さります。個人的にとても傑作。

証拠隠滅を得意として完全犯罪を行っていた殺人鬼の佐藤誠。
自供された86件の殺人の中で、警察の目に留まった特徴的な事件が遠海事件。
この事件では、二つの離れた位置にいる被害者の首が切断されていた。

証拠隠滅を得意としている殺人鬼が、何故死体を隠匿せず、かつ首を切断したのか?
タイトルにある通り、この1点のWhy done itで最後まで読ませる文章量が無駄なく良いです。構成が関係者によるルポルタージュで行われているのも特徴的な要素です。

理由だけに焦点をあてて期待させるとそうでもない事柄なのですが、この問題や、殺人鬼の印象、本書の取材を通して書かれたルポルタージュ形式。それらが合わさって生まれる本書は素直に巧い!と納得できる本格ミステリでした。

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egut
T4OQ1KM0
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

遠海事件の感想

話の流れとしてはなかなか面白く,あっという間に読んじゃいました.唯一見つけた天職に対する,常人には理解不能な主人公の思考回路,価値観の成せる結果ということなんでしょう.
それよりも,捕まるきっかけとなった探偵の方が気になって仕方がない.

マー君
S2HJR096
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