人ノ町



    ※タグの編集はログイン後行えます

    【この小説が収録されている参考書籍】
    オスダメ平均点

    4.00pt (10max) / 1件

    4.00pt (10max) / 1件

    Amazon平均点

    4.00pt ( 5max) / 5件

    楽天平均点

    3.60pt ( 5max) / 7件

    みんなの オススメpt
      自由に投票してください!!
    0pt
    サイト内ランク []D
    ミステリ成分 []
      この作品はミステリ?
      自由に投票してください!!

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    0.00pt

    ←非ミステリ

    ミステリ→

    ↑現実的

    ↓幻想的

    初公開日(参考)2016年09月
    分類

    長編小説

    閲覧回数1,662回
    お気に入りにされた回数1
    読書済みに登録された回数1

    ■このページのURL

    ■報告関係
    ※気になる点がありましたらお知らせください。

    人ノ町 (新潮文庫nex)

    2019年07月26日 人ノ町 (新潮文庫nex)

    旅人は彷徨い続ける。文明が衰退し、崩れ行く世界を風に吹かれるままに。訪れた六つの町で目にした、人々の不可思議な営みは一体何を意味するのか。終わりない旅路の果てに、彼女が辿り着く、ある「禁忌」とは。数多の断片が鮮やかに収斂し、運命に導かれるようにこの世界の真実と、彼女の驚愕の正体が明らかになる。注目の鬼才による、読者の認知の枠組みをも揺さぶる異形のミステリー。(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt

    人ノ町の総合評価:7.33/10点レビュー 6件。Dランク


    ■スポンサードリンク


    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
    (4pt)

    「町」

     旅人は巡る。 崩壊した世界で目の当たりにする小さなコミュニティ、そこでは新たな文明・規律がまた始まろうとしている。 6つの町を巡り最期の町で彼女が告げる人類の犯したタブーと繁栄への希望。 旅人の正体とは一体・・・。

     気軽に読もうと思って手に取ったら凄く哲学的な作品だった。人類が一度崩壊した世界で既存の文明は一度リセットされている。各地を巡る旅人はそれぞれの町で独自のコミュニティに触れていく。旅人は表紙の女の子で物凄く淡白で口数も少ない。頽廃した世界も相俟って作品の印象は白だとか灰とか感じられる。派手だったり艶だったり彩りのようなものが作品の世界観からも文体からも除かれている。 しかし最期の町で彼女が見た光景、伝えたかった事、それだけが未来に繋がる光のような色を持っているように思える。
     


    りーり
    9EDFH0HC
    新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.5:
    (1pt)

    子ども向け

    子ども向けのラノベだった。失敗した。
    人ノ町 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:人ノ町 (新潮文庫nex)より
    4101801614
    No.4:
    (5pt)

    いい意味でこれはストーリーではない

    本を読む前に事前情報を仕入れることが当たり前になって、かえって、遠ざけられる場合があるのが昨今残念なことです。
    本作も先にレビューを読んでいたので読了するのが遅れに遅れました。
    映画を分け隔てなく見てきた人なら、特にタルコフスキーやフェリーニを観てきた人なら細かいことは言わなくていいでしょう。言わないほうがいいでしょう。
    人ノ町 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:人ノ町 (新潮文庫nex)より
    4101801614
    No.3:
    (5pt)

    不思議な物語

    つくみず氏のカバーイラストに惹かれて購入しました。文明が衰退した後の世界が舞台です。旅人が色んな町を旅し、そこで事件に巻き込まれますが、旅人が感情を動かす事はありません。旅人が旅を続ける理由は「石の町」で明らかになります。ミステリーというジャンルでは括れない、不思議な物語です。
    人ノ町 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:人ノ町 (新潮文庫nex)より
    4101801614
    No.2:
    (5pt)

    ナウシカと同じ決断

    つくみずさんの表紙につられて買っただけなのですが
    内容もとても面白かったです。
    主人公であるナゾの旅人は人間がまた
    『過ち栄える』道へ進むよう仕掛けて立ち去ります。
    ナウシカが『清浄な世界を守り続ける穏やかで賢い人間』だけが
    生まれてくる装置をブチ壊したように。
    人ノ町 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:人ノ町 (新潮文庫nex)より
    4101801614
    No.1:
    (4pt)

    物語の体裁をとった作者の持論

    人類の文明が衰退期に入って久しい世界を巡る旅人が、訪れた先の町で出会う謎を解く連作短篇ミステリ……みたいなものを期待したのですが、それとは少々趣がちがいました。

    謎を解いてはいるのですが、ドラマよりはそれを通じて語られる人間の在り方が作者の書きたかったことなのかなと。

    一つ一つの町の成り立ちや人間観も興味深いですし、主人公である旅人の正体、最後のエピソード「王の町」で旅人が考える斬新な視点での人間讃歌など唸らされるところも多い一方、キャラクター性が弱く各キャラクターが良くも悪くも物分りがいいためか、台詞は作者の言葉になりすぎている嫌いもあり、物語の体裁をとった講義を聞かされているような読み心地。 

    講義としては面白かったためそれなりに読めるものの、やはり物語としての面白さをもっと追求してほしかったとは思います。
    人ノ町 (新潮文庫nex)Amazon書評・レビュー:人ノ町 (新潮文庫nex)より
    4101801614



    その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
    Amazon書評・レビューを見る     


    スポンサードリンク