きみの世界に、青が鳴る
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きみの世界に、青が鳴るの総合評価:
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6巻全部読んでのレビューです。 村上春樹の文体と、なろう小説のおっさん系やヤレヤレ系が苦手な人は巻数を追うごとに辛くなってきます。 思春期の瑞々しい自分勝手さがデフォルメされたキャラクターも私には共感しにくく、 ミステリー要素も減っていき、6巻についてはミステリー要素あったかな…あったよね……きっと……、程度。 初巻が一番スッキリ感があるので、そこで疑問符付いた方は読み進めない方が読後感が良いと思います。 逆に言えば刺さる人には刺さるとは分かるのと、初めの数巻はそれなりに楽しく読めました。 ここまでで星三つ(普通)くらいの評価なのですが、どうしても受け付けられず星マイナス1になった点が以下、軽くネタバレ。 現実と魔法の世界を小説という虚構で描くなら、書かれた現実には現実味を持たせて欲しかったです。 中学2年の子供がいる父親が2年本社から支店に出向するのに、単身赴任でなく子供をその度に転校させるのは不自然だし、 末期の立つこともままならない血液の癌患者が諦めを捨てただけで2ヶ月で一人旅ができるほど元気になったり、 その状態で健康な人以上の生殖能力があったり、 義務感も倫理観も失ってない素敵な女性が愛情という感情を失っただけで子供を虐待したり、 その虐待をずっと受けていた子供が聡明で賢い優しく理想的な子供に育っていたり、 ただの可哀想な状況を作るためにだけに現実ではあり得ない事を本の中の現実で起こしてしまっていて露骨過ぎだったという印象が良い点も全部持っていってしまいました。 | ||||
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他の方のレビューで透明感のあるという言葉が出ていてとても共感したので使わせていただきました 僕が17.18.19歳の頃に読んでいた作品でシリーズモノなんですが 小説をあまり読まない僕が唯一ハマった作品でもあり、読んでいてとても心地が良いものでした。サクラダリセットは途中までしか読んでませんが、作者さんの「世界や人間がとても綺麗なモノであればいいのに」という思いとそれを込めた登場人物や世界観はとても綺麗で僕には心地良かったです。現実逃避なのかもしれませんが、それが芸術や音楽なのかなと。 そしてそれに向けて進んでいく、現実は辛くても理想に向けて進み続けていく、18歳の僕の日常に色を付けてくれた作品で僕の中ではとても大切な作品です。 公平にジャッジすると(あまりしたくないですが) 面白くないという人はかなり多いとも思いますし、別におすすめはしません。僕のようにハマる人に届けばいいかな | ||||
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6冊全部読んだ感想です。 1~4巻までは多少の?もありましたが,概ねポジティブな感じて読み進めました。 現実で年齢を重ねる中で手放した自分の過去が階段島に集まり,魔女はそれらを見捨てない,という設定は面白いと思いました。 しかし,5巻目あたりでなぜだか読む気力が萎えはじめ,6巻の,特に最後の終わり方は「ああ,この作者逃げちゃった,投げ出しちゃったんだ・・・」と思ってしまいました。 もう少しうまい着地をしてくれれば6冊読んだことをポジティブに捉えられたはずなので,とても残念でした。 | ||||
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同じシリーズを5冊購入したのですが、大きな封筒に5冊そのまま入れられた状態で送られてきました。 簡易包装の考え方には賛成できますが、本を5冊封筒に入れただけ配送中に本同士がぶつかって、本が破損してしまうとは考えなかったのかなと。 開けた瞬間、写真のように帯が破れ、角が曲がった状態の本を見てがっかりしてしまいました。 | ||||
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(まずはじめにこの本はいなくなれ群青を一巻とするシリーズものです) 全部読み進めて良かった。この物語の設定はファンタジックなのに訴えかけているものは見えない人の心や、現実的な世界。そして友達以上恋人未満の七草と真辺の行方を見てきましたが、一言で言って最後は切ない!けど、切なさの中に美しさや希望だったり、ハッピーエンドとバッド(は言い過ぎ?)エンドを同時に描けた数少ない作品だと思ってます。 映画やコミックで知ったかたは是非原作でこの世界の美しさを隅々まで堪能して下さい! | ||||
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