その白さえ嘘だとしても



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初公開日(参考)2015年05月
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長編小説

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その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)

2015年05月28日 その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)

あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、寸断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

その白さえ嘘だとしてもの総合評価:7.31/10点レビュー 16件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

その白さえ嘘だとしてもの感想


 クリスマスを控えた階段島に起こる事件。 島のインターネット通販が機能を失った。 島に逃げ込んだハッカーの噂を聞き調査を始める真辺、泣いてる少女の為にヴァイオリンの弦を探す佐々岡、通販で届かなかった真辺への代わりのプレゼントを探す水谷、それぞれの物語はクリスマスの七不思議の謎に収斂する・・・。

 階段島シリーズの第二作。 クリスマスを前に島の通販が停まってしまった階段島。 それぞれが自身の考える正義や理想の為に奔走する。 悪がいるなら正したい真辺、不幸な少女の為にヒーローになりたい佐々岡、クリスマスを機に友好と秩序を守りたい水谷。 前作ではあまり触れられなかった佐々岡や水谷の内心が見れて良かった。 そして本作の面白い所は主人公である七草が物語の序盤よりおおよそ真相に辿り着くような布石を打っているのだがそれが読者には知らされない点である。 犯人の意図も主人公の意図も隠された状態で進む物語は非常にミステリーらしかった。 

りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

その白さえ嘘だとしてもの感想

「階段島」シリーズ2作目。島のライフライン遮断事件とクリスマスの七不思議。前作とは趣向を変えた群像劇。欠点が強調された描写なのに登場人物に愛着が湧いてくる。階段島の性質が今回も生かされていたのと色の使われ方が印象的。

水生
89I2I7TQ
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.14:
(1pt)

1作目だけでよかったかな。

いなくなれ群青はうまく纏ってたと思ったので、2作目も読もうとしたけど、70ページで読むのを終了。まぁ1作目の終わり方が続きが難しそうな感じだったし、レビュー数が1作目の1/5だったので少し予想はしてたけど、1作目だけで辞めとくべきでしたね。
どうもシリーズものに弱いので、つい手を出してしまったけど、そうだよなーと納得できたのでよしとします。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340
No.13:
(3pt)

共感いまいち

話の終わり頃で都合良くまとめて帳尻を合わせた話でした
特に主人公の用意周到さは読者おいてけぼりでした

「いなくなれ群青」とこれを読み終え、さらに「汚れた赤を恋と呼ぶんだ」の途中まで読みながら、大学読書人大賞をとったはずの話にいまいち共感出来ない理由を考えてみたところ

登場人物達が皆、特に主人公が顕著に、黙々と自分の利益にのっとった追求をしているからではないかと思いました
どの人物の思考もわりと詳しく書かれているのですが、どれも内向的すぎて、むしろ内向的に書きすぎで、共感出来ない結果に終わってしまいました

特に主人公の、自分の考えは心の奥底に黙っていながら他人の行動を眺め、自分の目的だけを求めていくという姿に、読みながら気持ちの悪さを感じてしまいます

今作の終盤から第三作目の冒頭が特に顕著です

その行動や思考において、利己的登場人物達の集合が織り成す物語とでも言うのでしょうか
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340
No.12:
(5pt)

『ぼろぼろ』ヒーローを見て笑えるか?

最高。ぜひ読んでほしい。1巻に続いて2巻も傑作だった。みなさんに読んでほしい。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340
No.11:
(5pt)

いろんな色が混じった白

個人的には階段等シリーズで一番好きです。
一本のバイオリンの弦をめぐる様々な人の感情の変遷がとてもうまく描写されていて、とても読み応えがあります。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340
No.10:
(5pt)

2作目も

鳥肌が立つくらい面白かった。 1作目も好きでしたが、こちらもとても好きです。 特に佐々岡や水谷の葛藤はすごく胸に刺さり、読み止められなくなりました。 そして終わり方もとても綺麗で、より登場人物を好きになりました。 --ネタバレ含みます-- 佐々岡の心の葛藤で、自分はゲームの始まりから終わりまでずっと同じ場所で魔王を倒すとしか言わない戦士Aだ、という表現がとても切なくて、心撃たれました。 ヒーローに憧れる佐々岡とそれを簡単にやってのけた真鍋、最終的にはとても綺麗に終わってとても良かった。 水谷との掛け合いもとても面白かった。 3作目も楽しみに読んでいこうかと思います。
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)より
4101800340



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