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その白さえ嘘だとしても



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【この小説が収録されている参考書籍】
その白さえ嘘だとしても (新潮文庫)

その白さえ嘘だとしてもの評価: 6.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.50pt

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(6pt)

その白さえ嘘だとしてもの感想


 クリスマスを控えた階段島に起こる事件。 島のインターネット通販が機能を失った。 島に逃げ込んだハッカーの噂を聞き調査を始める真辺、泣いてる少女の為にヴァイオリンの弦を探す佐々岡、通販で届かなかった真辺への代わりのプレゼントを探す水谷、それぞれの物語はクリスマスの七不思議の謎に収斂する・・・。

 階段島シリーズの第二作。 クリスマスを前に島の通販が停まってしまった階段島。 それぞれが自身の考える正義や理想の為に奔走する。 悪がいるなら正したい真辺、不幸な少女の為にヒーローになりたい佐々岡、クリスマスを機に友好と秩序を守りたい水谷。 前作ではあまり触れられなかった佐々岡や水谷の内心が見れて良かった。 そして本作の面白い所は主人公である七草が物語の序盤よりおおよそ真相に辿り着くような布石を打っているのだがそれが読者には知らされない点である。 犯人の意図も主人公の意図も隠された状態で進む物語は非常にミステリーらしかった。 

りーり
9EDFH0HC

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