君の色に耳をすまして



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初公開日(参考)2015年08月
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長編小説

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君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)

2015年08月25日 君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)

声の色が見える僕は、透明な君に恋をした。 『僕が七不思議になったわけ』の著者最新作! 芸大に通う杉野誠一は"声の色"で見たくもない人の感情や嘘が見えてしまうことに悩まされていた。そんな彼がキャンパスで出会ったのは声を失った透明な女の子。 『川澄真冬』と書かれたメモ帳で自己紹介をした彼女は、誠一の映像制作を手伝いたいと申し出た。不審がる誠一の前に、古ぼけたカセットが置かれる。そして、彼女は手伝う条件として、テープに録音された姉の歌を映像に入れて欲しいという。 声の色を気にせず話せる彼女に惹かれ、生まれて初めて心の色を知りたいと願う誠一。だけど、彼女の透明な色には秘密があって――。(「BOOK」データベースより)




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君の色に耳をすましての総合評価:8.71/10点レビュー 14件。Cランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(6pt)

君の色に耳をすましての感想

学園青春小説+プチミステリ。
主人公は共感覚にて相手の声から発言の感情が読み取れる。それが嘘だったり、後ろめたさだったり、怒りだったり、遠慮だったり。相手の本音が見えてしまう為、人の顔を見て話す事を避けている。そこへ言葉が喋れない女の子と芸大課題の映像制作をする事になる流れ。

著者作品3作読みましたが、どの作品も青春の1コマを綺麗に描きます。本書は芸大が舞台。変態の先輩に付き合わされての映像制作。でもそれが嫌じゃない立ち位置。声の出ない女の子との出会い。主人公の内面の感情。などなど青春模様を楽しみます。中盤まで学生生活が続くので青春小説の印象が強いです。終盤でミステリ的に事件やまとめに入るのは毎回の事で面白い。ただ終盤に期待する作品でもないです。主人公と女の子の物語。結末も綺麗にまとまるのは好みでした。

余談。
やはり1作目が抜きん出ている。2-3作目は最後で楽しい。1作目のように序盤からイベントや盛り上がるポイントを散りばめれば2-3作目もより良くなり人気がでそうなもどかしさを感じます。全作品文章は綺麗で青春模様や結末の作りも好き。次の作品早くでないかな。

egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.13:
(4pt)

主人公の特殊能力はまあこの小説のメイン部分だから疑問符は投げないとして...

面白かったです.最初は単純なヒロイン純粋系のだらだらで終わるかと思いましたが後半に秘密が明かされ話にメリハリがありました.若干秘密が明かされた後の話の展開が浅かった気はしますが...
君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)より
4048653881
No.12:
(5pt)

きゅんときました

小川先生の2作目!
1作目が面白かったので期待して読みましたが、
私はこちらのほうが好きでした!

地味というよりストレスなく、読みやすい設定です。
あと小川先生の物語の進め方は引き込まれることが多いですね、あと最後に一言書かなくても
物語は進んでいくのですが、一言情景を想像できるコメントを残してくれるのが好きです。

3作目も楽しみです。
君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)より
4048653881
No.11:
(5pt)

ミステリーありつつの青春物

タイトルから察することが出来る通り、声の色が見えるという能力を扱った作品。
声の色で感情を読める主人公が声を出せないヒロインと出会うところから物語が動き始めます。舞台は芸術大学という青春ど真ん中です。
主人公の淡い恋の始まりが描かれつつも、メインはヒロインについてのミステリーという感じです。
初めはほのぼのとしていて、少しずつ不穏な空気が漂い、最後は謎など色々解消されて爽やかな終わりです。

本編が始まる前の最初の見開きページで怪我をした主人公が病室でヒロインからの真実を語る手紙を読んでいるという暗いシーンが描写されます。
これは読み進めずにはいられないと一気に読んでしまったのは作者の術中でしょうか。

主人公が能力を振りかざすのではなく、心が読めることで対人関係に苦しみ続けていて、逆にそれがあったからこそヒロインを救うことに繋がるという流れが良かったです。
作中も本筋の中で能力が活かされることはほとんどなく、クライマックスのここぞという場面で真価を発揮します。

エピローグの最後のやりとりはニヤニヤが止まらなかったです。
君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)より
4048653881
No.10:
(5pt)

安定してんなあ。。

著者の一作目と同時購入して、順番に読みました。
個人的な感想ですが、一作目よりこっちの方が好きです。

他のレビューの方が書いてあるように、展開の派手さというのは確かに一作目よりないとおもいます。
だからこそ、というんでしょうか。
説明しづらいですが、私はそう思いました。 

読了後すぐですが、次の作品を買ってみようかなと思っています。 ありがとうございました。
君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)より
4048653881
No.9:
(5pt)

前作に続きとても面白かったです。

この作者の方の前作が面白かったので、今回この作品も読みました。
前作同様、全体としてテンポが良いですが、しっかりと作り込まれ、読みやすく、面白かったです。
君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:君の色に耳をすまして (メディアワークス文庫)より
4048653881



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