いたいのいたいの、とんでゆけ



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初公開日(参考)2014年11月
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長編小説

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いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)

2014年11月22日 いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」 何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった――はずだった。 僕に殺された少女は、死の瞬間を"先送り"することによって十日間の猶予を得た。 彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。 「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」 復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近付いていく。 それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

いたいのいたいの、とんでゆけの総合評価:8.88/10点レビュー 65件。Aランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

いたいのいたいの、とんでゆけの感想

これで著者全作品読了です。ハマりました。死が絡む男女の不思議な関係は著者独特ですね。

本作は、出来事を「先送り」して一時的になかった事にする能力が現れます。
交通事故の死の瞬間を先送りにした女性が、残りの余命で私を苦しめた人たちを殺そうと復讐する話です。『三日間の幸福』でも余命が決まっている時、残りの時間何をするか?というお話でしたが、本作は悪意に染まった復讐とそれを遂行する男女の関係が著者の不思議な味わいで楽しめました。
鬱屈していて痛くて嫌なんだけど、少し暖かさを見せるといいますか。普段何気ない事がマイナスの場を作る事で感じ取れるような気がする。そんな感覚でした。

本作は残酷で描写がキツイ事柄が描かれていきます。
作風が人生に悲観している主人公の物語なのは相変わらずですが、一番不幸で残酷な描写をしている作品でした。コンセプトの1つが「落とし穴の中で幸せそうにしている人」を描いたとあり、なるほどと思いました。
毎回、事柄を文章にすれば絶望的で不幸なのに、当人は幸せそうに描かれているのが凄い。

重い作品なので他作で作風を知った上で読むとよいです。本作を一番最後に読んでよかったです。
「面白い」というと感覚が違くて、著者の世界観に浸る作品で楽しめました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.64:
(5pt)

良い

あらすじに惹かれたのなら読んでほしい。とにかく。何も見ずに。きっと損はしないはずです。
いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)より
4048668560
No.63:
(5pt)

しんみりした夜に浸りたい時に

雨の日の夜に雨音を聞きながらベッドで紅茶を飲みながらゆっくりと鑑賞するのにピッタリな様な本でした

浸りたい人は読んでみてください
いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)より
4048668560
No.62:
(5pt)

落とし穴

学生時代に一度読み、大人になってから再読するために購入しました。落とし穴に落ちてしまった、落とされた人たちが、暗く深く狭く寒い落とし穴の底で見上げた先の夜空に浮かぶ月の美しさを静かに分け合うような、優しさと愛おしさを書いた作品だと思います。読むにあたって、人によっては心の痛みを伴う作品でもありますがおすすめの作品です。
いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)より
4048668560
No.61:
(5pt)

いいお話でした。

なんだろう、絶望の中にある希望(?)みたいな物語だと思いました。実際に読んでみたらわかると思います。痛々しい描写もあるのですが後半につれて引き込まれるような作品でした。
いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)より
4048668560
No.60:
(5pt)

素敵なお話をありがとう

ぜひ本書を手に取って読んでみてください。
いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)Amazon書評・レビュー:いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫)より
4048668560



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