いなくなれ、群青
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
階段島 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書前後でイメージがまったく変わりましたが、なかなか気持ち良い読後感でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
河野裕さん及び新潮文庫nex初読了。幻想的な文章。主人公の行動と「階段島」の持つ本当の意味が明かされていく論理的な伏線回収は本格ミステリとして、その真相によってもたらされる心理描写は青春小説として、双方の魅力を感じさせる青春ミステリでした。由宇の「何かを捨てて進むことが、成長だとは思いたくない」というセリフが印象的でした。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語の設定やストーリー展開は、先が読めない・先を読ませないものになっており、一気に最後まで読みたくなります。 ただ、表現技法が独特な気がしました。1文が短く、表現が淡いことが多いので、詩を読んでいるような感覚になることが多い気がしました。読み手の感受性を試されると思います。 文中の比喩表現は、ストーリーに色を付けるというよりは、文脈をあえて深くするような(敢えて捉えにくくするような)ものになっているため、”何かよくわからないけど、続きが気になる”という心持ちにさせるところも、最後まで読みたくなる理由の1つかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サクラダリセットもそうだけど、ネジが外れた無感情気質のキャラが物語の中心にいて、作者によってテコでも動かねーぞ、みたいにがっちり固定されてる感じ。 よって話にダイナミズムがなくて、淡々と終わりに向けてコマを進めるみたいな。 勝手に自らの意思で動くようなキャラをこの人は書けないのかね、書かないだけなのかね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すみのよるとか好きな層が好きそうって感想 一昔前の携帯小説の方がまだ起伏とかテーマがあるだろってぐらい内容が薄くてよく300ページも書けたなと感心する マジでどうやって続けたんだw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
若者の内面的な葛藤のようなものがファンタジーとして語られているような作品。 何人かの特徴的な人物が出てきて、彼らのやり取りが群像劇のようでもある。 映画も見ました。映像がすごく幻想的で綺麗だし、よかったんですが、内容は原作を読んだ方がわかりやすいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
舞台は、階段島という島で最初はストーリーがゆったりと進んでいた。あまりストーリーが動かない時の方が著者の哲学を知れて、面白いと感じる。一説を抜き出せば、「休息と暇の違いは大きな違いだ。」とか、「時計は毎日毎時間毎秒働かされていて可哀想じゃないか。」とか、「人は幸せを求める権利と同じように不幸を受け入れる権利を持っている。」とか、なんだか悲観的な発言が多いが、楽観的な発言が刃となって、悲観的な発言が癒しとなることもあるのだと知れた。 話のクライマックスには、キャラの考え方ならそうならざるを得ない、というキャラの特性をよく掴んだ動機で動いていることが理解できてすごく納得のいく読後感抜群の本となっていた。 いなくなれ、群青。負けるな、群青。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 82件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|